くるり25周年限定ショップで“同級生”ファミリーレストランと“大ファン”ロングコートダディが語りつくす!

人気ロックバンド・くるりの結成25周年を記念した期間限定ショップ「くるり 25th Anniversary Pop-up Shop “くるりの25回転”」が10月27日(水)~11月5日(金)の期間で、くるりの地元・京都の藤井大丸でオープン中です。これを祝して、くるりと同級生であるファミリーレストラン(ハラダ、しもばやし)と、くるりの大ファンだというロングコートダディ・堂前と、くるり入門者の兎がオープン初日の10月27日(水)に来店! くるりの魅力をとことん語り合いながら、気になる店内を案内してもらいました!

出典: FANY マガジン

くるりは、1996年に京都の立命館大学の音楽サークルで結成されたロックバンド。岸田繁(Vocal, Guitar)と佐藤征史(Bass, Vocal)が、古今東西さまざまな音楽に影響されながら、旅を続けて今年で25回転……25周年を迎えました。

そんな記念すべき節目に、地元・京都からスタートしたポップアップショップ。店頭には、25周年限定商品やこの機会でしか手に入れることができないアイテムがずらりと並んでいます。

出典: FANY マガジン

学生時代にあの名曲誕生の瞬間に立ち会った!?

さっそくポップアップショップを訪れた4人。店内を見学する前に、それぞれくるりの思い出にふけります。気になるのが、“くるりと同級生”だというファミリーレストラン。学生時代のくるりとは……!?

しもばやし 実はファミリーレストランはふたりとも、くるりの岸田くん、佐藤くんとまさに同じ学校で、同級生やったんですよ。

 すごい! 完全なる同級生だったんですね。

ハラダ 僕は岸田くんと立命館の中学・高校・大学の同級生。(しもばやしと)佐藤くんは高校からで、高校・大学の同級生。

 仲良かったんですか?

ハラダ 僕は中1のときに岸田くんと同じクラスで、前期の学級委員が岸田くんやったんですよ。で、後期の学級委員が僕やったんですよ。

しもばやし 薄いやろ〜!?(笑)

出典: FANY マガジン

ハラダ 深いエピソードもあって……これは採用できるかわからんけど、中1といえば思春期やん? 男の子たちが興味を持ち始めるような雑誌ってあるやん? それを初めて借りたのが、岸田くんです!

しもばやし 僕は高校のときに同じクラスで、岸田くんは当時から、休み時間に教室のベランダみたいなところで、ひとりギターを弾いてたんですよ。なんか曲とか作ってたんかな? いまから思えば……やけど、なんかジンジャエールがどうや……とか言ってたと思うから、たぶんあの時の曲が「ばらの花」(歌詞に「ジンジャエール」が入っているヒット曲)やったと思うねん。あの時にできてたんちゃうかな!?

堂前 (作曲が)ジンジャエール発進やったんですね(笑)。

出典: FANY マガジン

しもばやし ところで、ロングコートダディはなんでなんですか?

堂前 僕が好き、ということですね。くるりと出会ったのは僕が高校生のころで、芸人になってからはしばらく音楽自体から離れていたんですけど、3年前くらいからまた好きになって。僕らの単独ライブでも、けっこう曲を使わせてもらったりしてます。

しもばやし 最初に聴いたのはなんの曲?

堂前 それこそ「ばらの花」とかが入ったアルバム『TEAM ROCK』はめちゃくちゃ聴いてました。

出典: FANY マガジン

堂前の甘酸っぱい思い出

思い出話がつきないなか、いざグッズのチェックへ。「くるり屋台」には、くるり25年の軌跡をたどる懐かしい写真や映像、さらにはミュージックビデオで使用された小道具の展示など、ファン垂涎のグッズがあちこちに……! とくにファミリーレストランとロングコートダディが夢中になったのは!?

しもばやし 入ってすぐのところのこちら! 注目してもらいたいんですけど。

 これはだいぶ仰々しいですよ? 厳重に囲われている感じが……。

しもばやし 実はこれ、展示物なんですが、ファンの方からするとたまらないものです。これは「ことでん(琴平電鉄)」といいまして、『コトコトことでん』という曲のミュージックビデオで使用されたプラレールなんですよ。実際に使った現物です!

ハラダ これは貴重ですね。

堂前 見たことありますよ!

しもばやし そしてその隣、絵があるんですけど、最新アルバム『天才の愛』のジャケットに使われている絵の原画です。

 えー! 原画!?

出典: FANY マガジン

堂前 あと、これは、これまでのオリジナルアルバムのジャケットがポーチになってますね。これが、さっき話していた『TEAM ROCK』。

ハラダ 堂前くんが好きなアルバム。

堂前 くるりといえばこれ! という感じもあるアルバムですが、僕は高校生のときに聴いてて。その当時、好きやった女の子から借りたんですよ。

 お前、それきっかけでくるりを好きになったん?

堂前 そうかもしれん……。

 下心きっかけやん!

堂前 (アルバム『NIKKI』のジャケットポーチを手に)これもめっちゃ聴きましたね〜。もしかしたら、これがいちばん聴いたかもしれへん。このジャケットがTシャツにもなってる! 復刻ですよね!?

出典: FANY マガジン

くるりの素朴な人柄がにじむ思い出話

数々のお値打ちグッズに興奮冷めやらぬ4人。堂前は「QURULIオーバーサイズTシャツ」(3,500円)、兎は「[くるりREISSUE 2021]Vol.5 NIKKI Tシャツ」(4,500円)を着用してさらにご満悦。ハラダは「QURULI LIVE TOUR 2021」今治タオル(1,800円)がイチオシの様子。一方、しもばやしは「くるり25回転新聞」(200円)をピックアップ。

しもばやし これ、見てください。「くるり25回転新聞」。新聞形式でくるりの交友関係や思い出がギュッと詰め込まれてるんですが、よく見るとわれわれ以外にも吉本芸人がけっこう絡んできてるんですよ。(レイザーラモン)RGさんの「くるりあるある」「くるりファンあるある」があったり。RGさんも立命館やもんな。

ハラダ 一個上の先輩ですから。

出典: FANY マガジン

しもばやし われわれ同級生やけどさ、改めて「くるり、すごいな」と思うよな。こういうグッズもいっぱいできて、25周年で。

ハラダ そう、すごいんですけど、素朴やなと思うところもあって。過去に大阪のテレビ局の音楽番組で僕ら、くるりのサプライズゲストとして呼んでもらったことがあるんですよ。当時、彼らはちょうど京都に帰ってきていたから、僕は家が滋賀なので、帰りは大阪から一緒に普通の在来線に乗って、3人立って帰ったんです。でも誰にも気づかれへんかった(笑)。

堂前・兎 えー!?

しもばやし だから、ビッグアーティストですけど実際、一個人としてはすごく素朴なので、それがまた音楽に反映されていて、良さとして出ていたりするんかなと思うね。ポップアップショップ、どうでしたか? とくに堂前くんからすると、夢の楽園みたいなところですよね。

堂前 もう、ここに普通にふわっと入れたことで、芸人になってよかったな〜と思いましたね。すごいことです。

 僕もくるりをもっと好きになろうと思ったんで、今日の機会があってよかったなと思います。改めて聴こうと思います。

出典: FANY マガジン

堂前の「くるりベスト3」は!?

ポップアップショップレポート後、とくにくるりのファンで知られる堂前に、くるりの楽曲のベスト3を聞いてみました!

【3位】「さっきの女の子」
『ベスト オブ くるり / TOWER OF MUSIC LOVER』のDISC3に入ってて、めちゃくちゃいい曲。去年発売された、未発表曲を集めた『thaw』にも収録されていて、そこまで有名ではないんですけど大好きな曲です。

【2位】「リバー」
当時、好きな女の子に貸してもらったアルバムでいちばん思い入れがあるのと、優しい感じで好きです。

【1位】「琥珀色の街、上海蟹の朝」
僕が個人的にいちばん好きな曲です。単独ライブで使わせてもらった曲で、毎回コント終わりにも流していました。

出典: FANY マガジン

くるり大好きなロングコートダディも夢中になったポップアップショップは、10月27日(水)からくるりの地元である京都を皮切りに、今後、東京・渋谷PARCOでも11月27日(土)~12月14日(火)に開催されます。

ショップ概要

「くるり 25th Anniversary Pop-up Shop “くるりの25回転”」
日程:10月27日(水)~11月5日(金)
会場:藤井大丸2階「THE SPACE FUJII DAIMARU」

公式サイトはこちらから。

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