ダウンタウン浜田、梅沢富美男「プレバト句集」発売をサプライズ祝福! 「で、何パー、俺に渡すん？」

俳優の梅沢富美男が自身初となる句集『一人十色（いちにんといろ）』（ヨシモトブックス）の発売記念会見を、3月24日（金）に都内のスタジオで行いました。この句集は人気番組『プレバト！！』（MBS・TBS系、毎週木曜19:00～）の看板企画、「俳句査定」コーナーで梅沢が詠んだ傑作50句を集めたもので、苦節2年10カ月をかけてつくられました。囲み取材では終了間際にサプライズで番組MCの浜田雅功（ダウンタウン）も登場！　梅沢を強烈にイジりながら、お祝いの花束を手渡しました。

句集完成に感無量の梅沢

芸能人の隠れた才能を専門家が査定し、ランキング形式で発表するカルチャースクールバラエティ『プレバト！！』。この番組で人気を博する「俳句査定」コーナーでは、梅沢が“永世名人”として数多くの名句を詠んできました。

その梅沢が50句の傑作を詠んで、俳句史に残る句集完成を目指した今回の企画。その過程では何句も“ボツ”を出しましたが、3月23日（木）のオンエアで遂に完成させました。

会見に笑顔で登場した梅沢。完成した句集については、感無量の表情で喜びをこう語ります。

「（番組開始時に）俳句は五七五だという知識はあったんですけど、つくる知識なんてまったくなかった。まさか句集を出せるようになるなんて夢にも思ってなかったので、本当に嬉しく思っています」

「ちゃんとした文芸作品です」

番組でスパルタ指導をしている俳人の夏井いつきさんは、この本の監修を務めました。会見では、梅沢について「この年になって、こんなに態度のでかい弟子ができると思っておりませんでした」と語って笑わせます。

ただ、「習いごとというものに対して非常にまっすぐに純粋に努力する人」とも評価して、完成した句集については感慨ぶかげにこう賛辞を送りました。

「芸能人がちょっと作ったとか、そういう扱いには絶対にしないでください。ちゃんとした文芸作品としての1冊です」

句集完成までに何句も夏井さんから“ボツ”を出された梅沢。記者が「番組でいちばん悔しかったこと」について聞くと梅沢は、「女房の俳句を詠んだ時」と苦々しそうに話します。

続けて、「女房のことを俳句にするのは恥ずかしいけど、僕のなかでは渾身の俳句ができた。それをバッサリ切られたときだけは（夏井先生を）クソババアだと思いました」とうらめしそうに話し、夏井さんを爆笑させていました。

サプライズ登場の浜田がイジりまくり！

囲み取材の最後には、浜田雅功が花束を持ってサプライズ登場。梅沢の顔からも笑顔がこぼれます。もっとも、花束を渡しながら「番組卒業おめでとうございます」と言う浜田に、梅沢は「違います。ずっと出ますから！」とあわてて訂正していました。

浜田は、この句集がネット書店のジャンル別ランキングで1位になっていることを聞くと驚きの表情。「マジっすか！」と叫びながら、「何パー、俺に渡すん？」と梅沢にせまって、会見場を笑わせます。

梅沢は「俺が頑張ったんだから！」と言いながら、「夏井先生の本を超えますから。句集としては史上初めての売り上げにしようと思う」と意気込み、浜田にも祝われて、笑顔たっぷりで会見を締めくくっていました。

書籍概要

『句集　一人十色』

著者：梅沢富美男／著　夏井いつき／監修
定価：1,540円（税込）
発売日： 4月7日（金）
発行：ヨシモトブックス
内容：
第一編　傑作五十句
第二編　梅沢富美男の歴史
　梅沢富美男永世名人への軌跡
　【対談】梅沢富美男×夏井いつき　初回作品から句集完成までの道のり
第三編　梅沢富美男の学び
　添削からの学び

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