東京vs大阪vs福岡の次世代芸人が“三つ巴”ネタバトル! 劇場部門・芸人部門ともに制したのは…!?

大阪の「よしもと漫才劇場(マンゲキ)」、東京の「神保町よしもと漫才劇場」、そして福岡よしもとに所属する若手芸人によるネタバトル「マンゲキ×神保町×福岡 全日本グランプリ 〜Under-9〜」が、3月25日(土)に大阪のよしもと漫才劇場で開催されました。これまで2劇場間で繰り広げられてきたバトルライブが、ついに三つ巴の形に発展! 記念すべき第1回大会は、劇場部門・芸人部門ともに神保町チームが優勝しました。

出典: FANY マガジン
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「全日本グランプリ」は、東京・大阪の芸歴9年目以下の芸人や、福岡よしもとの若手芸人8組からなるユニット「福岡ネクストエイト」がネタで対決する「東西グランプリ」「西日本グランプリ」が発展したイベントで、今後、年に1回開催されます。会場とオンラインの観客による投票で、劇場チームの勝敗と芸人の個別順位が決まります。

3劇場を代表するフレッシュな9組が集結

オープニングで、MCのロングコートダディ(堂前透、兎)は「これからの時代を背負う(芸歴)9年以下の芸人ですから、センスとか元気とか、まだまだ丸くなっていない状態です!」と期待を煽ります。

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まず入場したのは神保町の代表メンバー3組。軟水(大川内聡、つるまる)、インテイク(鈴木龍平、まえかず)、狛犬(坂口トラック、櫛野)がド派手な入場曲に合わせてステージに上がりました。

続いて登場した福岡ネクストエイトの代表メンバーは、カーネギー(松相遼、さわとおる)、中村圭太、パスタとパスタ(ふぢわら、まなべ)の3組。

最後に入場したのはホームのマンゲキ代表メンバー。ダブルヒガシ(大東翔生、東良介)、三遊間(稲継諒、櫻井一世)、ぐろう(家村涼太、高松巧)です。

この全9組が、持ち時間5分でガチバトルを繰り広げました。

前半戦のトップバッターはマンゲキのダブルヒガシ。引っ越し屋さんをやってみたいという大東が、引っ越す東を相手に好き放題するボケを連発。続いて、福岡チームの中村圭太は、宅配業者を装い、深夜に女子大生宅を訪ねて女子大生の危機感を確かめるというコントで勝負です。

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その後も福岡チームが続き、パスタとパスタの2人は、トルコアイス屋の男とこの日が誕生日の男のコントを披露。カーネギーのネタは、さわが考える“映画のようなデート”に松相がツッコみまくるというもの。

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前半戦のラストは、マンゲキのぐろうが「月曜深夜1時集合」の解釈を巡る漫才で爆笑をさらいました。

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最後は神保町3連発

後半戦は、マンゲキチームの三遊間の漫才からスタート。気になっている女の子にバスボムをプレゼントしたいという稲継に、櫻井がまさかの指摘を繰り広げます。

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ここから最後まで神保町チームが3組続きます。狛犬は、友だちの結婚式で歌を歌うことになった坂口トラックのまさかのチョイスに会場は大笑い。インテイクは、鍋パーティーの楽しさを伝えようとするまえかずと、頑なな鈴木の掛け合いがクセになるネタでした。軟水は地雷処理のコントで会場を大いに盛り上げました。

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集計の間に熾烈な「一芸バトル」

全メンバーのネタ終了後、投票の集計結果が出るまでは「3劇場対抗!なんでも一芸グランプリ」のコーナーが行われました。チーム対抗で、なんでもアリの一芸アピールを繰り広げ、勝ち残り方式で最終的にチャンピオンを決定します。

一番手に名乗りを挙げたマンゲキチームのダブルヒガシ・東の一芸は「色を言われたら、その味の『うまい棒』の味がすぐ言える」というもの。これに勝負を挑んだのが、神保町チームのインテイク・まえかず。特技のけん玉で「世界一周」という技を見せるというのですが、あえなく失敗。

実はロングコートダディ・兎、三遊間・櫻井もけん玉が得意。ステージ上で勝負を忘れてけん玉を楽しむ兎や櫻井の様子に、堂前が「休み時間ちゃうねん」とツッコむ一幕もありました。

出典: FANY マガジン
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その後、狛犬・坂口がプロボクサー・亀田大毅の顔マネでチャンピオンを奪取すれば、福岡チームのピン芸人・中村が“一瞬、口元だけ松崎しげる顔マネ”で対抗。これに、狛犬・坂口が再び亀田大毅のショートコントでチャンピオンの座を取り返します。

ほかにも「どんな長文でも一発で見てスラスラ読める」というダブルヒガシ・大東など、目が離せないスピード感で次々と一芸が繰り出され、最終的に、マンゲキチームが一芸チャンピオンに輝きました。

出典: FANY マガジン
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そしていよいよ全日本グランプリの結果発表です。劇場チーム部門は、神保町よしもと漫才劇場が1位に! 2位はマンゲキ、3位が福岡ネクストエイトという結果となりました。

芸人ランキングは、1位狛犬、2位インテイク、3位ダブルヒガシ、4位ぐろう、5位軟水。記念すべき第1回目の全日本グランプリは、神保町チームが芸人部門でも1位、2位を取って見事に勝利しました。

出典: FANY マガジン
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