2025年に開催される大阪・関西万博の公式ライセンス商品第1弾の販売開始を記念して、4月12日(水)に大阪・あべのハルカス近鉄本店のポップアップストアで「オープニングイベント」が開かれました。フットボールアワー・後藤輝基を司会に、ゲストには関西出身で俳優とフィギュアスケーターの“二刀流”として活動する本田望結、さらに公式キャラクターのミャクミャクが登場。商品の紹介をしながら、盛りだくさんの内容でストアのオープンを祝いました。
オンラインストアのオープンも
会場には、まず司会を務めるフットボールアワー・後藤と福本愛菜がミャクミャクのTシャツを着て登場しました。
今回、公式ライセンス商品第1弾として発売されるのは、Tシャツ、ぬいぐるみ、ピンバッジ、アクリルスタンド、トートバッグなど11種類24品目。さらに、万博開催までちょうど2年となる4月13日(木)には、オフィシャルオンラインストアがオープンして全国から購入が可能になります。
ステージに登壇した2025年日本国際博覧会協会の石毛博行事務総長は、今回の商品ラインアップに加えて、「今後は日本の伝統的な商品やエコを強調した商品などを、どんどん出していく」と力を込めました。
2025年大阪・関西万博テーマ事業プロデューサーを務める数学者でジャズピアニストの中島さち子氏も「いろんなことが動き出して大きなお祭りになり、新しいことが始まっていけば」と期待感を語りました。
本田望結が「なんでやねん!」
ここでゲストとして俳優の本田望結がステージへ。本田は「今日はめちゃめちゃ関西弁でいいって聞いたんですけど……」と言うと、すかさず「なんでやねん!」とノリツッコミ。ところが、後藤がこれをスルーして笑いが起こります。
本田が、ミャクミャクについて「お目々がたくさんあるのが、世界中を見ている感じがして、とてもステキなキャラクターだと思います」と言うと、石毛事務総長も、発表時は奇抜なデザインに賛否がありながら、「こんな宣伝効果はないという状態だった」と振り返ります。後藤も「だんだん見え方が変わってくるということもありますよね」とうなずいていました。
ここでミャクミャクの公式プロモーションビデオが上映されると、ミャクミャクが手を振りながらステージに登場! 「かわいいです!」と大興奮の本田に、石毛事務総長が「(ミャクミャクは)しゃべれないけど、素晴らしいボディランゲージがある」と伝えると、本田は「私、話せました!」と盛り上がっていました。
「今日を境に大きく雰囲気が変わる」
それぞれがイチオシグッズを紹介する場面では、本田から「等身大のぬいぐるみがほしい!」と新たな提案も。さらに「目をつまむと飛び出してくるようなのも」と続けますが、後藤から「怖ない?」とツッコミが入りました。
最後に石毛事務総長は「今日を境に大きく雰囲気が変わる」と話すと、こうアピールします。
「ミャクミャクとロゴマークは万博の歴史のなかでも、そうとう珍しいものです。やっぱり大阪だな、おもしろいことをやろうじゃないかという雰囲気がすごくある。それを日本全体に広げて、ぜひ行ってみたいとみんなが思う万博にしていきたい。今日はその一歩だと思います」
本田も「ミャクミャク様から、めっちゃ元気をもらいました。(万博の)盛り上がりを確信しました」と笑顔で伝えました。
イベントのあとにオープンしたポップアップストアは行列が発生するなど、さっそくの盛り上がり。詰めかけた来場者たちは、笑顔でお気に入りの商品を手に取って購入していました。