麒麟川島の“ラヴィット”は娘の「お尻振りダンス」!? TBS朝の新番組いよいよスタート

いよいよ3月29日（月）から始まるTBSの朝の新バラエティ番組『ラヴィット！』。各局がしのぎを削る情報番組とは一線を画し、バラエティ色を強めた新しい朝のスタイルを打ち出します。そのMCに抜擢された麒麟・川島明が、番組への意気込みから、家族のこと、そして“ラヴィット＝Love it”な娘とのエピソードなどを語りました。

新番組は、視聴者にもすぐに手が届く“楽しい！”を提案することをテーマに、一流のプロの、本当は人に教えたくない“お気に入り＝ラヴィット”を紹介し、日々の買い物や食事、住まいや週末のお出かけなど、いまの暮らしが10倍楽しくなるきっかけを届けるライフスタイルバラエティです。

「朝の帯番組」出演に家族大賛成！

「マネージャーから『4月からのお仕事の話で相談がございます』って言われたんで、『レギュラー2本ぐらい終わんのかな？』と思って（笑）。『ヤバいな』ってビクビクしてたんで、（出演オファーだと聞いて）すごくうれしかったです」

『ラヴィット！』への出演オファーを受けたときの心境を、川島はこう振り返ります。

番組は、平日の毎朝8時から。生活のパターンが大きく変わるのではないかと尋ねられると、「最近、会う人会う人に『何時起きなん？』ばっかり聞かれるんですよ。内容に関しては誰も聞いてくれないのに」と笑いながら、すでに“準備”ができていることを明かします。

「子どもがまだ小さいので、半年ぐらい前から夜の10時には寝てたんですよ。朝6時ぐらいに3歳の娘が起こしにくるんで、それまでに寝とかないといけないので。6時からいきなりシンデレラごっことかやらされますんで（笑）」

家族の反応も最初から前向きで、「生活スタイルが大きく変わるんで、奧さんにも『こういう話が来てんねん。これは僕ひとりの問題じゃないから』って言ったら、（妻からは）『願ったり叶ったりだ』と。『もともと私は9時に寝たかった。頼むから引き受けてくれ』って言われて、後押しされた部分はあります（笑）」とのこと。

その一方で、「ほかのお笑い（の仕事）をセーブするような年齢でもないですし、もっとやっていきたいので、面白い収録があるなら、それが深夜だったとしても参加させていただきたいという思いはあります」と、お笑いへの変わらぬ熱意も見せました。

川島の“ラヴィット”は？

番組タイトルを引き合いに「いま“ラヴィット”なものは？」と聞かれた川島は、娘とのこんなエピソードを披露します。

「娘が、すっごいふざけるんですよ。ごはん中に席を立ってパンツを持って走り回って、奧さんに『笑いごとじゃないよ！』ってめっちゃ怒られるんですけど、その“笑いごとじゃないよ”っていうフレーズがすごい気に入って、（自分でも）言いたいらしくて。お風呂から上がって、パンツも履かずに僕の前に来て、めちゃめちゃお尻を振るんですよ。それで笑ったら、『笑いごとじゃないよ！』って言われたんです（笑）。さすがにそれは笑いごとやろ、って（笑）」

パパの一面をのぞかせる川島は、とにかく娘が可愛くて仕方がない様子。「息子もいますが、男の子に対しては、泣いても自分で解決させたほうがいいんじゃないかって思えるんですけど、娘に関しては、もうほんまに甘いです。思ってた10倍かわいかったですね。自分はこんなに甘いんやって思いました。こっそりオモチャを買い与えたり、『新幹線に乗りたい』と言えば、品川～東京間を乗せてみたり。そういうことを、自分のお小遣いを削ってやってます」と、“激甘”なパパぶりを披露しました。

「朝から何やってるんだろう」という番組に

朝の帯番組のMCは、今回が初挑戦となる川島。参考のため、さまざまな番組をチェックしてみたとのことですが、ある“結論”に達したそうです。

「この世界で21年やってきて思うことなんですけど、気合を入れたときは失敗するんですよ。現時点では考えないようにしてるというか、いつものテンションでいったほうがいいのかなと思うんで、そんなに気負わずやります」

相方の田村裕の反応を聞かれると、川島は「番組でも横におられる方が“田村さん”（進行を務めるTBSアナウンサー・田村真子）で。そんな皮肉あんのかと思いましたけど」と笑います。

「まぁ、（相方の）田村は田村で好きなことやってますし、『がんばってな』って言ってくれました。あいつはスポーツがすごく好きなんで、（番組の）スポーツコーナーとか受け持ってくれへんかなとか思いますけど、『朝（の番組に出て）大丈夫なんかな、あの顔は』っていうのはちょっとありますね」と、笑わせながらも相方への愛情をにじませました。

一方、番組をともに進行する田村アナとは、相方の田村と同姓という点だけでなく、「奇遇にも、誕生日も血液型も一緒（2月3日、AB型）」という驚きの“相性”。

「そんなことあんのかなっていう……」と驚きながら、「先日、ダウンタウンさんの番組に出させていただいたんですけど、そのとき今年の運勢ランキングで、水瓶座のAB型がいちばんいいそうなんです。だから、運気のいい者同士で番組を始められるので、占い（が正しいこと）を証明できたらいいなと思います」と、“幸先のいい話”も明かしました。

「オモロいところにずっと呼んでもらえる存在でいたい」と言う川島。「そのために大事にしていることは？」と問われると、「健康第一、しかないですね」と迷わず答えます。

そして最後に番組への意気込みを、こう語りました。

「せっかく芸人である僕がやらせてもらうし、一緒に出てくれる方も芸人さんが多いし、勝手知ったるメンバーもいますし、いい意味で“朝から何やってるんだろう？”という番組にしたいな、と。いい意味で朝らしくないというか、『楽しそうやな』と思って見ていただけるような番組にしたいです。まぁ、いまのうちに寝とこうとは思いますけどね！」