西川きよし「女房を大事にする背中を見せるのが…」 “芸歴60年”でベスト・ファーザー賞受賞

6月18日(日)の「父の日」を前に『第16回ベスト・ファーザー賞in関西』の発表・受賞式が、6月5日(月)にザ・リッツ・カールトン大阪で行われ、芸能部門で西川きよしが受賞しました。“芸歴60年”にして晴れて受賞となったきよしは、ほかの受賞者らとともにステージに登場すると、「(受賞が)遅いやないかい!」とツッコみながら、大阪への感謝や自身の考える理想の父親像を語りました。

出典: FANY マガジン
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芸人たちの「父親的存在」

『ベスト・ファーザー賞in関西』は、「素敵なお父さん像として各界で活躍している父親」「明るく楽しい家庭づくりをしている父親」などの選考基準を満たし、関西出身または関西を中心に活躍している人物から選出される賞です。これまでにココリコ・遠藤章造、シャンプーハット・恋さんら、多くの芸人たちも受賞しています。

今回、きよしは「芸歴60年を迎え、まさに関西を代表する素敵なご家族“西川ファミリーのお父さん”として、また多くの芸人さんたちにとっても父親的存在であり、最も輝くベスト・ファーザー」として選出されました。

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この日、きよしへのプレゼンターを務めたのは、2019年に受賞したシャンプーハット・恋さんです。きよしの受賞を知り、「師匠のためなら」と駆けつけました。

恋さんは「師匠、やりましたね!」と声をかけ、きよしとグータッチ。きよしは「こんな素晴らしい賞をありがとうございます」と喜びを語りました。

「控え室で、関係者の皆さんにちょっとだけ偉そうに言わせてもらいました。『(受賞が)遅いやないかい。大阪代表で出演させてもらっている『秘密のケンミンSHOW極』(読売テレビ)を見てないんちゃうか?』と(笑)。でも、『芸能生活60年まで待っていた』と言われてうれしかったです」

出典: FANY マガジン
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また妻のヘレン、そして子どもの忠志、弘志、かの子との思い出話が飛び出し、大阪への感謝も語ります。

「人生、早いですね、77歳。振り向いたら77年。大阪はフレンドリーな街で、3人の父親になってよかった、としみじみと思っています」

そして「小さなことからコツコツと頑張ってまいります。これからもよろしくお願いします」と語りました。

妻・ヘレンを「一層大事にするようになった」事件とは!?

受賞者インタビューで父親としての“こだわり”を尋ねられたきよしは、「自慢できるようなことは何もないんですが、子どもが小さいときは、(横山)やすしさんと走り回っていましたので、父親の役目は果たせてないのではないかなと……」と恐縮します。その上で理想の父親像をこう語りました。

出典: FANY マガジン
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「受賞者の皆さんのお話を聞いて思うのは、夫婦が仲良くしているのを子どもに見てもらうのが、いちばん幸せなことだなと。結婚して57年になるんですが、そう思います。女房を大事にするという背中を見せることが“いいお父さん”やな、と」

きよしは「ヘレンには頭が上がらない」と話し、「初めて(なんばグランド)花月で会ったときに『きれいな、かわいい人やな』と思った人と一緒になれて、ひとつ屋根の下、一生好きな人といれるなんて人間として本当に幸せだと思います」とノロケも止まりません。

きよし曰く、かつて若くて「チョロチョロしていた時代」に、愛車の助手席にクラブのママを乗せているところをヘレンに目撃されてしまったこともあったとか。きよしは「それからより一層、ヘレンを大切にするようになりました」と明かし、会場は大きな笑いに包まれました。

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『第16回ベスト・ファーザー賞in関西』の受賞者はこのほかに、経済部門は手代木功氏(塩野義製薬株式会社 代表取締役会長兼社長)、学術部門は絹谷幸二氏(画家)、文化部門は山根大助氏(『ポンテベッキオ』グループ・オーナーシェフ)、スポーツ部門はダルビッシュ有氏(メジャーリーガー)、一般部門は阿部浩二氏(地方公務員/柔道家・阿部一二三、詩兄妹の父親)という顔ぶれでした。

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