『R-1グランプリ』王者の田津原理音、濱田祐太郎、ゆりやんレトリィバァが集結した『R-3(アールさん)~すごい期!NSC35期!同期R-1王者スリーマンライブ!~』が、6月8日(木)に大阪・よしもと漫才劇場で開催されました。NSC(吉本総合芸能学院)の35期が輩出したR-1王者3人に加え、ゲストとして、これまた同期のピン芸人・シモタも登場。ネタもトークも最後まで大盛り上がりとなりました。
オープニングトークが止まらない
オープニングは濱田(2018年王者)、ゆりやん(2021年王者)、田津原(2023年王者)によるトークからスタート。どんなライブにするのか全員で話し合ったそうですが、ゆりやん曰く「協調性がなくて、1個も噛み合わなかった」とか。そして、ゆりやんは、「(このライブに)緊張しています」と本音をもらします。
濱田は、優勝から5年ほど経っているため「R-1でくくられると懐かしいねん」とコメント。盲目の漫談家として活躍している濱田について、田津原やゆりやんが「じつは見えているんじゃないか」というエピソードを話したり、ボケ合戦が繰り広げられて……オープニングトークの予定時間をオーバーしても終わる気配がありません。
そこに、しびれを切らしたシモタが「長いねん!」と乱入。「はよ始めろや!」と怒るシモタの顔はメイクで真っ白。しかも、すでにネタの衣装。シモタは「(自分のコントでやりたかった)出オチ終了です!」とお手上げ状態で笑いを誘いました。
カラ回る田津原に噛みつくシモタ
ネタコーナーでは、切れ味鋭い濱田の漫談からスタート。そして、ゆりやんが挑戦的なネタを披露すれば、田津原も新しい切り口を見せます。パワフルなシモタのコントは、オープニングトークでのネタバレがあったものの、終始、爆笑をさらいました。
ネタ終了後は、4人で再びトーク。昨年のR-1で準決勝敗退したシモタは、カラ回る田津原に向かって、「お前の優勝はワシが認めてへん!」と噛みつきます。さらに「これ言ってもええんか知らんけど……」と濱田のある行動を告白すると、濱田がヒートアップ! 胸の内に秘めていた不満を爆発させる濱田の叫びにほかの3人もタジタジとなり、会場は笑いに包まれました。
気になる濱田の叫び、ゆりやんの自由なボケ、田津原の“らしさ”全開の立ち回り、王者をかき回すシモタの暴走など、見どころたくさんのライブとなりました。
このライブの模様は6月10日(土)19:30までオンラインで見逃し視聴できます(チケット販売は同日正午まで)。
FANYオンラインチケット(配信)はこちらから。