今年も「真夏のラフフェス in 森ノ宮2023」が8月9日(水)から15日(火)まで開催されます。6月9日(金)には開催発表会見が行われ、出演する芸人たちが意気込みなどを語りました。会見中、大阪プロレスのレスラーが乱入し、芸人たちと大立ち回り。本番のラフフェスへの期待を盛り上げる会見になりました。
個性的な13公演が目白押し
2021年からスタートした「ラフフェス」は、累計動員数6万9,000人(オンライン視聴含む)というビッグイベント。今回は「さあ、はじけようこの夏」というテーマで、COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールを舞台に13公演が行われます。
会見の進行を務めたのはザ・プラン9 の浅越ゴエ。ラフフェスの概要について説明した後、ザ・プラン9のお〜い!久馬、ヤナギブソン、爆ノ介、そして藤崎マーケット(田崎佑一、トキ)、男性ブランコ(浦井のりひろ、平井まさあき)、カベポスター(永見大吾、浜田順平)を呼び込みました。
全員がボケ倒した自己紹介に続けて、それぞれが出演する公演についてアピールします。カベポスター・浜田は、キュウ(ぴろ、清水誠=タイタン所属)とのツーマンライブ『ベポュウ』(8月14日)に全力投球すると宣言。キュウとは「M-1ツアースペシャル」で親交を深めたとのことで、浜田は「化学反応を楽しんでいただけたら」と力を込めました。
相方の永見は『見取り図リリー×カベポスター永見 何から喋ろうか』(8月11日)にも出演します。リリーとの関係について、「1回、ゴハンに連れて行ってもらったくらい」と明かし、「(当日は)天気の話とかするかも……」とこぼします。
永見はさらに『笑い飯の大喜利サマー』(8月14日)にも出演。去年も出演したそうで、「2ブロックにわかれて、決勝では(笑い飯)西田(幸治)さんと戦える。決して公演ポスターのトロピカルなイメージじゃない、黒が多めのバチバチな感じ」と明かしました。
『僕たちの好きなコント5~旬のコント師が今、大好きなネタを披露~』(8月11日)に出演するのは男性ブランコ。当日披露する2本のコントのうち1本は、事前アンケートの結果で決まるそうで、「ふだんは見られないものをやらなきゃいけないかも。そして、ウケないけど自分たちが好きというコントになるかも」とコメント。
男性ブランコの2人は『らいぱち先生の体育の時間 真夏の特別課外授業』(8月11日)にも出演。今井らいぱちとは同期で本当に仲がいいそうです。以前、このイベントに出演したことのあるカベポスター・浜田は「大盛り上がり、ときには大盛り下がりすることもある。そのへんの落差も楽しんでもらえたら」と話し、「見取り図、さや香、コロコロチキチキペッパーズとか、すごいメンバーだけど、それでも“大盛り下がり”に舵を切れるのがらいぱち」と妙な力説をしました。
ギャロップ・林の写真は「怪奇現象」!?
自分が出演するもの以外に注目している公演について、カベポスター・浜田は『漫才サーキットinラフフェス』(8月15日)を挙げます。出演するお笑いコンビ・鈍器ノ様ナ者は、この公演が上半期で唯一、吉本から入った仕事のようで、浜田は「全力をぶつける」と保証します。一方、相方の永見は『41期同期ライブ~みんな違ってみんな良い~』(8月10日)をピックアップしました。
男性ブランコは『ありがとう ぁみプレゼンツ「怖ゐ寄席」〜怖くて笑えるお化け屋敷〜』(8月15日)に注目。ありがとう・ぁみの怪談がいかに怖いかを話していましたが……ここで、公演ポスターに載っているギャロップ・林健を見て「禿げてるけど!」「怪奇現象!」とみんなで盛り上がっていました。
久馬は、今回のラフフェスで唯一単独ライブを行う蛙亭『ベルセルクブレイズドラゴン』(8月12日)を挙げて「ちょっとカッコイイ」と評価。藤崎マーケット・トキは『天竺鼠川原♡ランジャタイ国崎のポップトークショーin和牛川西 第四弾』(8月12日)を推薦すると、天竺鼠・川原が以前、ゆりやんレトリィバァを相手に行ったライブを振り返りながら、「もうむちゃくちゃ、全然ポップじゃない、すごいシュール」と話しました。
大阪プロレスのレスラーが乱入!
ザ・プラン9と藤崎マーケットは『久馬歩責任編集「月刊コント 大阪プロレスと。号」』(8月13日)の見どころを紹介。トキは「大阪プロレス! お前らコントできんのか、命がけでやってんのか! ベルト賭ける気持ちでやってんのか!!」といきなり挑発します。
ザ・プラン9のメンバーたちも各々ボケ倒しながらアピール合戦に。久馬はアントニオ猪木のモノマネを披露しながら「ぜんぜん思った声が出なかった」と即断念、仕切り直して「大阪プロレスよ! 長年ずっと言われているコントとプロレス、どっちが強いか勝負しようじゃないか、かかってこいよ!」と挑発しました。
ほかの出演者もVTRで登場し、まずはレイザーラモン(HG、RG)の2人が登場。「やってやるから見とけよ、この野郎!」と絶叫して、ハイタッチかと思いきや、HGがRGを壁にチョークスラムするというボケを連発。
続いてバッファロー吾郎・竹若元博は、手に持ったスナック菓子を何度も食べそうになりながら「月刊コント、覚悟してろよ!」とボケます。ラストのケンドーコバヤシは、試合終了後のような雰囲気を漂わせつつ、長州力のモノマネで締めくくりました。
ここで会見場に、大阪プロレスのゼウス、タイガースマスク、ブラックバファローが乱入。芸人たちとモメ始めます。ゼウスがマイクを取り、「おまえら誰か1人に責任とってもらおか!」と叫ぶと、前に出たトキにいきなりヘッドバッド、そしてアルゼンチン・バックブリーカーで抱え上げます。トキは「オエ〜ッ! 腰ちぎれるぞ!」と絶叫です。
乱闘が続くかと思いきや「みんなで一致団結しましょうよ!」というゴエの声で、トキとゼウスが握手。そして、全員で「ラフフェス COOL JAPAN PARK OSAKA、盛り上げるぞ、おら!」「オー!」と声を上げました。
「真夏のラフフェス in 森ノ宮2023」公式サイトはこちらから。