明石家さんまのサインを貼り付けた簗を棟上げ 東京ドームシティ内の新劇場「IMM THEATER」上棟式

明石家さんまが命名し、GM(ゼネラルマネージャー)ならぬDM(Don’t Manager/ドントマネージャー)を務める東京ドームシティ内の新劇場「IMM THEATER(アイエムエムシアター)」の上棟式が6月14日(水)、東京都文京区の建設現場で執り行われました。事業主として東京ドームと三井不動産、借主として吉本興業、設計施工者として竹中工務店の関係者が出席。明石家さんまのサインが貼られた上棟梁(じょうとうばり)を棟上げし、11月に予定されている竣工までの工事の安全を祈願しました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

「素晴らしい施設になる」劇場成功に自信

東京ドームホテル前に建設中のIMM THEATERは、主要ターミナルからのアクセスが良く、ロケーションは抜群。座席数は705席で、オープン後は演劇・演芸を中心に、さまざまなエンターテインメントを発信していく予定です。

上棟式に先立ち、鉄骨の上棟梁に明石家さんまのサインが貼られたほか、各企業の関係者が事前に名入れを行いました。

上棟式には、東京ドームの北原義一代表取締役会長 CEO、長岡勤代表取締役社長 COO、吉本興業の岡本昭彦代表取締役社長、竹中工務店の難波正人取締役会長らが出席。それぞれ代表者が上棟梁に名入れを行いました。

この後、清祓(きよばらい)の儀、鋲打(びょううち)の儀が滞りなく終わると、さんまのサイン、関係者の名が刻まれた鉄骨の吊り上げが行われます。無事に鉄骨の吊り上げが完了した際には、大きな拍手に包まれました。

続いて、東京ドームの北原会長が関係者への感謝を述べた後、「吉本興業グループの皆様によって、この東京ドームシティの中で、ひとつの大きなエンターテインメント拠点が立ち上がることになります。先ほど、来年1月から公演の予約が埋まっているとお聞きしました。おそらく、私どもが予想する以上に世の中から大きな反響がありますし、また、人々に、ほほえみと笑顔と、ときには感動の涙を提供する素晴らしい施設になるのではないか、と思っております」と挨拶しました。

閉式では、竹中工務店の難波会長が「明石家さんまさん命名によるIMM THEATERは、『(I)生きてるだけで(M)丸(M)もうけ』という素晴らしいコンセプトです。私どもといたしましても、新しい基軸のプロジェクトに携わらせていただき光栄でございます。これから工事が本格的なかたちで進んでまいりますが、今まで以上に皆さまのご指導ご鞭撻を賜りまして、立派な建物を完成させることを、ここにお約束させていただきます」と話し、最後に一本締めで締めくくりました。

「IMM THEATER」は11月に竣工、2024年1月にオープン、こけら落とし公演には明石家さんまも登場する予定です。ぜひご期待ください。