7月から放送スタートするウルトラマンシリーズの最新作『ウルトラマンブレーザー』(テレビ東京系)のプレミア発表会が、6月12日(月)に東京・サンシャイン劇場で行われました。会場には、主演の俳優・蕨野友也、梶原颯ら主要キャストに加えて、田口清隆監督、エンディングテーマを担当したアニソン歌手・MindaRyn(マイダリン)ら豪華メンバーが勢ぞろい。ウルトラマンブレーザーや全14体の新怪獣も舞台上に登場し、集まったウルトラマンファンを熱狂させました。
「自分が出られるとは思っていなかった」
『ウルトラマンブレーザー』は、地球防衛隊が設立した特殊怪獣対応分遣隊「SKaRD(スカード)」の隊長、ヒルマ・ゲント(蕨野友也)が、はるか遠くの天体からやってきたウルトラマンブレーザーに変身して怪獣と戦う特撮テレビ番組。ゲント隊長をはじめとするSKaRDの隊員や上官らが織りなすハートフルなヒューマンドラマを、ウルトラマンシリーズならではの最新特撮技術を通して描いています。
イベントはまず、アニソン界の実力派・きただにひろしがオープニング主題歌『僕らのスペクトラ』を披露。歌唱中にはウルトラマンブレーザーも登場し、ファンのボルテージが一気に高まったところで、豪華キャスト陣が登場しました。
ゲント役の蕨野友也が、今回の出演をめぐる思いをこう語ります。
「まさか自分が『ウルトラマン』に出られるとは思ってもいませんでした。小さいときに赤白帽を半分にして(つばを立ててかぶって)、ウルトラマンのようにして小学校を登下校していたのを覚えています。その数十年後に自分がヒルマ・ゲントとして、ウルトラマンの長い歴史のなかの1ページに加われることを誇りに思います」
また、ヒロインのアオベ・エミ役の搗宮姫奈は、「(今作は)大人なウルトラマン。新しいかたちのウルトマランになったので、皆さん楽しみにしていてください」と、力強くアピールしていました。
ウルトラマンブレーザーの胸筋に嫉妬!?
イベントでは、ウルトラマンブレーザーの変身ポーズを、蔵野が初お披露目する場面も。決めゼリフの「俺が行く!」という言葉とともに変身ポーズを決めると、蔵野の横にウルトラマンブレーザーが再度登場! 隊員のバンドウ・ヤスノブ役の梶原も「うらやましいです! 僕も変身したい」と大興奮です。
肉体美を競うボディコンテストにも出場している梶原は、「ウルトラマンブレーザーの厚みがすごい。ここの胸筋がすごい!」と“筋肉”面でも絶賛し、会場を沸かせていました。
タイの幼稚園でもウルトラマン
会場があたたまったところで、エンディングテーマ『BLACK STAR』を歌うタイ出身のアニソンシンガー・MindaRynがステージに登場。圧巻の生歌パフォーマンスを披露し、会場を盛り上げました。
全力で歌い上げたMindaRynは、楽曲担当が決まったときの思いをこう話します。
「私が行っていた幼稚園でもウルトラマンが流れていて、タイの子どもたちにとってウルトラマンは初めてのヒーローでした。タイでも知らない人はいないし、世界中の皆さんの宝物の作品のエンディングテーマを担当させてもらって、言葉が出ないぐらい光栄です」
楽曲は「コミュニケーション」がテーマで、「『BLACK STAR』のメッセージのように、主人公が仲間とコミュニケーションをとりながら世界を救っていく姿を皆さんと一緒にエンジョイしたい」と話すと、会場から大きな拍手が起こりました。
さらに、番組に登場する全14体の新怪獣が舞台上に登場し、イベントは最後まで大盛り上がりでした。