最新の映像技術で生物やモノの中身が“透けて”見えると話題の展覧会『スケスケ展 in TOKYO』が、7月7日(金)に東京ドームシティの「Gallery AaMo(ギャラリー アーモ)」で始まりました(8月27日まで)。開幕前日にはオープニングセレモニーが行なわれ、トータルテンボス(藤田憲右、大村朋宏)とスクールゾーン(橋本稜、俵山峻)が登壇。イベントを体感しながら、見どころをアピールしました。
大村の「ハンパねぇ」画力が炸裂
2018年に始まった『スケスケ展』はこれまで全国12カ所で開催され、累計約30万人を動員してきた人気の展覧会です。今回は初めて東京に上陸。ピアノやスポーツカー、会場である東京ドームシティならではの野球のベースやバットなど、あらゆるものがスケスケになっているほか、最新のデジタル技術を使った“スケる体験”が楽しめます。
野球経験者のトータルテンボス・藤田は「親子で楽しめる展示。東京ドームの屋根やベースまであるので野球やっている子もきっと楽しめると思う」とアピールしました。
まずはトータルテンボスとスクールゾーンが、人気の「スケスケスケッチ」にチャレンジすることに。□や〇、雲や車などのアウトラインだけが描かれた紙に、「スケスケにしてみたら、じつはどんなことになっている?」と想像力を働かせて描いていきます。
サイコロのような形を選んだスクールゾーン・俵山が「田舎から上京したてで友だちが一人もいない大学生」といったイメージを描くなか、群を抜く画力で1位に選ばれたのはトータルテンボス・大村です。
雲の形を利用して「(アフロの)藤田を描きました」という作品を、審査員を務めた子どもたちや、東京展のオリジナルキャラクター・スケスケくんが絶賛します。ただ、当の藤田は「いや、スケてねぇし!」とツッコんでいました。
「ゆるキャラもスケスケのほうが…」
囲み取材では、『スケスケ展』にちなんで、“相方のここ、じつはスケて俺にはわかってますよ”というエピソードを明かすことに。スクールゾーン・俵山は「橋本は韓流あるあるなどをやっているんだけど、じつはそこまで好きじゃないと思う」という疑惑を指摘。慌てた橋本は「違うんです。本当に大好きなんですけど、仕事で見なきゃいけないとかになると“しんどいな…”ということがあって」とタジタジでした。
トータルテンボス・大村は「いつもイタズラを仕掛けているのもあって、藤田のいろんなことは僕にはスケスケでして……。たとえば、藤田のスマホの顔認証は僕(大村)の顔でもできるようになっていました(笑)」と暴露。その事実に最近になって気づいた藤田は、「あるとき、2人登録されているなって気づいて(笑)。俺のスマホ、可視化されてました」と開き直ったように話しました。
さらに『スケスケ展』のおすすめポイントを聞かれたスクールゾーン・俵山は「日常にあるけれど意外と知らないもの、たとえばUSBメモリなどの中身も見れるので、ぜひ!」とアピール。
一方、トータルテンボス・大村は「ふだん見れないものが見れるって誰もがワクワクする。見えるっていううれしさがくすぐられる展示ですね」とマジメに回答します。しかし、藤田に「たとえばどんなところが?」とフラれると、大村は「あのゆるキャラのスケスケくん、本来なら“中の人”が見える形になっているのが、いちばんいい!」と暴走しはじめ、イベントは大盛り上がりのうちに終了しました。
『スケスケ展 in TOKYO』公式サイトはこちらから。