更生保護イベントで尼神インター渚「一緒に更生していきましょう」!? 親子で学べる全国啓発活動スタート

法務省が提唱する「社会を明るくする運動(社明運動)」の全国PRイベント「よしもと”笑いでつなぐ”更生保護ライブ」が、8月15日(火)のイオンモールむさし村山(東京都武蔵村山市)から始まりました。この日は尼神インター(誠子、渚)、ひょっこりはん、てんぐ(マジ川田、横山ミル)が出演。ネタやトークなどで笑いを交えつつ、社明運動を楽しくアピールしました。

出典: FANY マガジン
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「社明運動」とは、犯罪や非行の防止とともに、犯罪や非行をした人たちの更生について理解を深め、安全で安心な明るい地域社会を築くための全国的な運動のことです。法務省と吉本興業ホールディングスは、これまでもこの運動の広報啓発活動を行ってきました。

その一環である『更生保護を知ってもらおうキャンペーン2023』では、非行少年らの立ち直りや自立を支援する青年ボランティア団体「BBS会」と各地の“住みます芸人”がコラボ。全国のイオンモールで“笑いでつなぐ地域のチカラ”をキーワードに、ステージやワークショップを実施して更生保護についての理解を深めてもらいます。

ひょっこりはんが“ひょっこり”失敗!?

第1回目となったこの日のイベントのMCを務めたのは、“首都圏住みます芸人”のてんぐと八王子BBS会のメンバーです。BBSとは「Big Brothers and Sisters Movement」の略で、非行をしてしまった少年や少女の兄や姉のような立場で接し、その立ち直りを支えているボランティア団体。更生保護のマスコットキャラクターである更生ペンギンのホゴちゃんも参加し、会場を盛り上げます。

出典: FANY マガジン
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てんぐ・横山が「社明運動」や「BBS会」についてひと通り説明し終わると、相方の川田が自己紹介がてら、“メガネの上に大福を乗せて手を使わずに食べる”という芸を披露。客席からは笑いと拍手が起こります。

続いてひょっこりはん、尼神インターがネタを披露。ひょっこりはんは、いろんなところからひょっこりと顔を出して子どもたちに大ウケするものの、風船を使った“ひょっこり”に珍しく失敗! すると「失敗することもありますので、気を抜かないでくださいね」と、なぜか上から注意を促し、やっぱり子どもたちは大ウケでした。

出典: FANY マガジン
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尼神インター・誠子は、登場するなり「みなさんこんにちは、TWICEです!」と笑顔で自己紹介!? 渚も「みなさん、TWICEがむさし村山に営業に来ましたよ〜」とかぶせて会場を沸かせます。

社明運動のイベントということで、誠子が渚を「あなた、(更生保護の)体験者として呼ばれてますよね?」とイジると、渚はそれを否定するどころか「一緒に更生していきましょう!」と呼びかけるネタで客席を盛り上げました。

出典: FANY マガジン
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渚「ギリギリ犯罪にならないぐらいの感じで…」

トークコーナーには、尼神インター、ひょっこりはんが参加。「社明運動のことは知ってましたか?」と聞かれた渚は、「私の耳には入らないようになってた」とひとボケ。さらに、「むかしはギリギリ犯罪にならないぐらいの感じで、うまいことやってました」と“意味深発言”で笑わせます。

ここで八王子BBS会のメンバー3人が加わり、活動内容やボランティアを始めたきっかけについてトークします。

3人とも現役の大学生で、特に“ともだち活動”という、保護観察を受けている少年などさまざまな悩みを抱えている子どもたちと、ちょっと年上の「ともだち」として触れ合うことで自立を支援する活動を行っているそうです。

出典: FANY マガジン
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メンバーのひとりは活動について「とにかく楽しい」と語り、学習ボランティアで子どもの笑顔が見られることが楽しくて、いまでは塾の講師までやるようになったと話します。

また、ほかのメンバーはBBS会に入ったきっかけについて、こんな話を。

「もともとそんなに興味はなかったんですけど、あるとき飲み会でBBS会に入っている先輩の話を聞いていたら、興味があると思われて……」

誠子が「そんな理由ある!?」と驚くと、「でも、いまはちゃんと興味ありますよ!」と活動の意義を語ってくれました。

出典: FANY マガジン
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楽しいワークショップも目白押し!

BBS会の活動でメンバーたちが体験したエピソードをもとにしたクイズコーナーでは、ゆっくりと答えを考える会場の子どもに「いいよ、時間かかっても。あんまり時間かかるようならタバコ吸ってくるし」と“優しく”声をかける渚に笑いが起きたりと、終始、なごやかなムードでイベントは終了しました。

会場で同時に開かれたワークショップでは、「更生ペンギンのホゴちゃん、サラちゃん」や「ホゴちゃんの手裏剣」を折り紙で作るコーナーや、輪投げのコーナー、さらにオリジナルうちわを作ったり、ぬりえができるコーナーも。小さな子どもでも楽しめるイベントになっていました。

出典: FANY マガジン
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ワークショップ以外にも、ステージイベント終了後にキャラクターのホゴちゃんが残って、いつのまにか記念撮影会が始まったりと、みんなが楽しみながら「更生保護」について学んでいました。


社会を明るくする運動(法務省ホームページ)はこちらから。