アインシュタインとすゑひろがりずが子どもたちと冷凍ギョーザの調理体験をする「よしもと芸人と『ギョーザ』焼き体験」が、8月26日(土)に都内のキッチンスタジオで開催されました。吉本興業が運営する「よしもと放課後クラブ」と、味の素グループの冷凍食品メーカー「味の素冷凍食品」がタッグを組んだイベントで、12組24人の小学生親子が参加。芸人たちのトークに笑い、フードロスや環境問題について学び、最後は焼きたてギョーザをおいしく試食する、夏休みの楽しいイベントになりました。
「フードロス」をいにしえ言葉でいうと…
アインシュタイン(河井ゆずる、稲田直樹)とすゑひろがりず(南條庄助、三島達矢)が元気よく登場してイベントがスタート! 南條のキレのある鼓の音が会場に響き渡ります。
まずは、味の素冷凍食品が取り組む“フードロス”問題について学ぶことに。河井が「芸人の皆さんは知っていますよね?」と振ると、南條が「飯失い」とずばり“いにしえ風”に答え、会場は笑いに包まれました。
フードロスとは、本来食べられる食品が、食べ残しや廃材として大量に捨てられてしまっている問題のこと。
「フードロスを日ごろから意識していますか?」という河井の問いに、三島が「食べ物を残すと『もったいないオバケ』が出るので、残さず食べています」と答えると、河合から「だいぶちびっこに寄せていっているな!」とツッコまれていました。
「おっさんになったら塩分はめっちゃ大事」
イベントでは、フードロスについてさらに理解を深めるため、NON STYLE・石田明のYouTubeチャンネル『あきらお兄さんのぱい~んチャンネル』で、石田がフードロスを学びに同社の工場を訪れるVTRを視聴。同社では、食品残渣の“資源化率100%”を実現していて、たとえばキャベツの芯など“廃材”とされる食材の一部を堆肥化し、自社製品で使う野菜をつくるための農地の栄養分とするなどの取り組みをしています。
石田のVTRを見ながら、はじめのうちは「めっちゃ明るいな!」などツッコミを入れていた芸人たちも、次第にVTRを真剣に見入り、子どもたちとともに環境問題について学んでいました。
続いて、アインシュタインのYouTubeチャンネル「アインシュタインのYouTubeシュタイン」で、同社の研究所を訪れた動画が流されます。テーマは“健康・栄養”で、同社の“おいしい減塩商品”の研究・開発の取り組みが紹介されました。
南條が真剣な表情で「まだ(子どもたちは)ピンときていないかもしれないけど、おっさんになったらめっちゃ大事やからね」と訴えかけると、会場のお母さんがうなずきながらクスクスと笑っていました。
三島のデモンストレーションは”視聴率ゼロ“
いよいよ、みんなでギョーザづくりに挑戦です。ここで、参加者たちに同社の人気商品である冷凍の「ギョーザ」が配られました。
まずは、ただ1人エプロンを着用していた稲田がデモンストレーションをすることに。芸人たちが「近くで見られるように、ぜひ前に」と呼びかけると、子どもたちは稲田を囲むように前方の調理台へ。三島は「あまり近づくと、あごが当たるからね」と警告します。
もっとも、この冷凍ギョーザ、調理手順は袋から出してフライパンに並べ、油も水も使わずにふたをして焼くだけ。
「せっかく前に来てもらったけど、ここから5分待ちます」
こう言って笑いを誘った稲田が、実際に5分後に火を止めてお皿にあけると、そこにはきれいに羽根が付いたアツアツのギョーザが! 「こういうのは大人が先に食べるんだぞ、と……」と言いながら、まずは芸人たちが試食。4人は「うまい!」と至福の表情を見せます。
三島が目の前のちびっこたちに、これみよがしに焼きたてギョーザを見せびらかすと、河井が「夏休みの絵日記に、イヤなおっさんがギョーザをチラつかせている絵を描いて!」と呼びかけ、子どもたちを笑わせました。
その後は、参加者たちもギョーザづくりに挑戦。前方の調理台で三島もギョーザづくりに挑むものの、参加者たちはみんな、おいしくギョーザを焼くことに夢中です。誰も三島のほうを振り返ろうとはせず、南條や河井が「袴のおっさんが1人でギョーザ焼いているだけ」「視聴率ゼロや!」と嬉しそうにツッコんでいました。
芸人たちは各テーブルの様子を見回りながら、「やけどしないで」「12個を一気に焼いても、ぺろりと食べられるよ」など気さくに話しかけ、参加した親子とのコミュニケーションを深めました。
それぞれのギョーザができあがったところで、一斉に試食タイム。参加者たちはみんな、親子で一緒に焼き上げたギョーザを、満面の笑みで味わいました。
こうしてイベントは終了。子どもたちの夏の思い出になる、面白くておいしいイベントとなりました。