今年で第10回を迎える『京都国際映画祭2023』の開催が決定しました。
開催期間は、10月13日(金)~10月15日(日) の間(*先行企画を除く)、よしもと祇園花月を始め、ヒューリックホール京都、京都市京セラ美術館、ほか京都の各会場で行われます。
「京都国際映画祭」は2014年より「京都映画祭」から引き継いだ伝統と志を重んじ、「映画もアートもその他もぜんぶ」を テーマに「新しいモノ・コト」にも積極的に取り組んできました。
第7回からは柔軟に形を変えてオンラインとリアルの良さを併せもつ、ハイブリッドの映画祭として開催されています。昨年度も多くの来場者、視聴者が映画祭を楽しみました。
京都国際映画祭実行委員会は「今年度についてもより一層、映画祭を盛り上げてまいります」としています。
8月30日(水)より映画祭の各コンテンツである、映画上映・舞台挨拶、アート展示やパフォーマンス、その他のイベント、オンラインコンテンツなどの情報が公式ホームページで発表されているので、ぜひそちらもご確認ください。
よーい。スタート!
いつも中島監督のドナリ声で幕を落としてきた京都国際映画祭。
その名誉実行委員長がおられなくなり、茫然としています。
文化庁が京都に来て、記念すべき10回目となる今回は、中島貞夫さんを追悼する映画祭でもあります。
「映画もアートもその他もぜんぶ。」
創り上げてこられたスピリットを受け継ぎ、発展させてまいります。
よろしゅうに。
京都国際映画祭実行委員会実行委員長 中村伊知哉
中島貞夫監督と喜怒哀楽を共にしながらこの映画祭をプロデュースしてきました。
この国際映画祭としての立上げから一緒に苦労をした中島監督が旅立たれ、私も映画人として多くの複雑な想いを抱きながらの区切りの第10回です。
映画を本音で語り合える大先輩を見送る、記念すべき京都国際映画祭になればと思います。
京都国際映画祭総合プロデューサー 奥山和由
「京都国際映画祭~映画もアートもその他もぜんぶ~」も、今年で10周年。今まで様々な展示を行ってきました。巨大な火を噴くロボット「ジャイアント・オタマトーン」(ヤノベケンジ、明和電機、石橋義正)。風力で生き物のように歩行する、ストランドビースト「アニマリス・シアメシス」(テオ・ヤンセン)。ジャイアント馬場が車をバックドロップする大型作品、「B-PROJECT “へそで投げろ”」(永井英男)。12mの喋るこけし、「花子」(Yotta)。前衛芸術家集団による大作、“あ”(AU×嶋本昭三)。病室や手術室での刺激的なVR、タニノクロウ秘密倶楽部「MARZO VR」(タニノクロウ)。その他、彫刻家(名和晃平)と造園家(菅藤恵輔)のコラボによるインスタレーションなど。
私がアートプランナーとして心掛けていること、それはアートラバー以外の方々にも観ていただきたい。
今年はインスタ映えする、“臨む作品”を展示予定。中島貞夫監督、天国から京都国際映画祭を見守っててくださいね。
京都国際映画祭アートプランナー おかけんた
今年も皆様のお力添えを頂き、京都国際映画祭を開催致します。
10回目となる今回、これまで映画祭のために尽力され、多大なる貢献をされ、この夏に惜しくも亡くなられた名誉実行委員長の中島貞夫監督に追悼の意を表しながら、「映画もアートもその他もぜんぶ」のテーマに沿った形で、原点に立ち返りたいと考えております。
日本のエンタテイメントの素晴らしさを京都から全国、世界に発信してまいります。ご期待ください!
京都国際映画祭実行委員会実行副委員長 泉正隆
開催概要
京都国際映画祭2023 ~映画もアートもその他もぜんぶ~
英語名:KYOTO INTERNATIONAL FILM AND ART FESTIVAL 2023
開催期間:2023年10月13日(金)~15日(日)
*先行上映・展示を含む
主催:京都国際映画祭実行委員会
運営:株式会社きょうのよしもと
支援:京都市
特別後援:京都新聞、KBS京都
後援・協力:京都府、一般社団法人京都位置情報活用協議会
京都国際映画祭公式ホームページはこちら