エルフ荒川が実はマユリカ阪本を…福岡発の新ライブ『博多ちゃんぽん』で芸人同士が“素顔”の交流!

福岡の吉本芸人がしのぎを削る「よしもと福岡 ダイワファンドラップ劇場」(フクゲキ)で、8月から新企画『博多ちゃんぽん』がスタートしました! フクゲキメンバーと、ほかの地域の芸人や劇場メンバーが“ちゃんぽん”のようにごちゃまぜになってりつくり上げる、福岡発の新たな交流イベント。毎回、「ネタとトーク定食」「大喜利定食」「コーナー定食」の3部構成で、あらゆる切り口から芸人たちのおもしろさを楽しめる、まさに「定食」のようなおいしい企画です。8月27日(日)にフクゲキで開催された第1回の模様をレポートします!

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

フクゲキと他劇場メンバーがごちゃまぜに!

新企画の記念すべき第1回に出演したのは、元マンゲキメンバーからマユリカ(阪本、中谷)、エルフ(荒川、はる)、そして現マンゲキメンバーからはヘンダーソン(子安裕樹、中村フー)、ハイツ友の会(清水香奈芽、西野)。そしてフクゲキからはインクルージョン(米沢大志、坂下登哉)、ザ・ローリングモンキー(ムサシ、カツキ)、カーネギー(松相遼、さわとおる)、中村圭太と、総勢8組の芸人たちです。司会は九条ジョーが務めました。

1公演目の「博多ちゃんぽん 元マンゲキ&現マンゲキ編 ~ネタとトーク定食~」は、その名の通り、ネタとトークをたっぷり堪能できる内容でした。

フクゲキのカーネギーを皮切りに、ハイツ友の会、中村圭太、エルフ、インクルージョン、九条ジョー、ザ・ローリングモンキー、マユリカ、ヘンダーソンの順で、珠玉のネタをぶつけます。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

トークコーナー「こいつ1番◯◯です」では、お互いのことをまだよく知らないマンゲキとフクゲキのメンバーたちが、トークを通して交流を深めていくお題が用意されました。

「1番かわいいやつ」のテーマでは、マンゲキメンバーのマユリカ・中谷が、エルフ・はるを挙げます。「いまから本気でドッジボールを習いに行こうと考えている」など、小学生男子のようなかわいいエピソードが続々と明かされます。

一方、フクゲキからはザ・ローリングモンキーのカツキが対抗馬に。あるイベントで和太鼓を披露するため、ハードな練習に打ち込んでいた際に、ほかのメンバーが水分補給するなか、カツキはチョコレート菓子に夢中になっていたという太っちょエピソードが飛び出しました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

“大喜利づくし”でマユリカ・阪本が本領発揮!

2公演目は「博多ちゃんぽん 元マンゲキ&現マンゲキ編 ~大喜利定食~」。大喜利づくしの75分間で、「大阪(のイベント)でも75分の大喜利はなかなかない!」と九条ジョーも目を丸くします。

まずはシンプルな「フリップ大喜利」から。最初のお題は「この旅館の女将、なんか腹立つな。なぜそう思った?」。フクゲキではふだん、あまり大喜利はしないとのことですが、最初に挙手したのはザ・ローリングモンキーのカツキ! 先手を切って「合格」のチャイムをゲットしました。

勢いに乗って、フクゲキメンバーが回答を量産。一方、マンゲキチームも次々と回答を繰り出します。イラストを駆使したハイツ友の会をはじめ、なかでもヘンダーソン・中村は回答のたびに笑いを起こし、九条に「好調ですね!」とホメられてご満悦です。

「坂の上から大量のオレンジを落としてしまった人に嫌味な一言をかけてください」というお題では、マユリカの2人が名回答を繰り出し、九条に「嫌味な感じがすごくわかってる!」と称賛されます。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

ザ・ローリングモンキーのムサシは、切れ味のある回答で爆笑をさらうだけでなく、まろやかな口調に、九条は「声がめっちゃいい!」と絶賛。ムサシはプロレスのリングアナウンサーをやっているとのことで、即興でリングアナのコールを実践する一幕もありました。

大いに盛り上がった大喜利編では、最後にMVPを選出。QRコードを使った来場者の投票の結果、マユリカ・阪本に決まりました!

背筋も凍る祖父のひと言

この日を締めくくる3公演目は「博多ちゃんぽん 元マンゲキ&現マンゲキ編 ~コーナー定食~」です。

マンゲキメンバーもフクゲキメンバーも、2つの公演を通して親交が深まったはず! ということで、両劇場メンバーをシャッフルした混合チームが編成されました。

赤チームはエルフ・はる、ハイツ友の会・清水、ヘンダーソン・子安、マユリカ・中谷、インクルージョン・米沢、ザ・ローリングモンキー・カツキ、カーネギー・さわ。

そして青チームは中村圭太、カーネギー・松相、ザ・ローリングモンキー・ムサシ、インクルージョン・坂下、エルフ・荒川、ハイツ友の会・西野、マユリカ・阪本、ヘンダーソン・中村。この2チームが、さまざまなゲームで対戦しました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

最初のコーナーは「秘密情報神経衰弱」です。メンバー全員が、事前に“ほかの人は知らないであろう”自分の情報を提供。その情報を「上の句」「下の句」に分けたカードを、チームごとに神経衰弱の要領でめくり、情報を完成させるというものです。

先手の青チームは、「阪本さんを/見事に舐めている」を一致させて1ポイント獲得。この情報提供者はエルフ・荒川で、「こんなにおもしろいのに、阪本さんをどうしても尊敬することができない」と暴露。これを受けて阪本は「舐めるに“見事”とかないねん!」と反論していました。

両チームともチームワークを発揮して順調にポイントを重ねて行くなか、「あの世で/待たれている」という自分情報を暴露したのは中村圭太。祖父が亡くなる間際、窓の外を見ながら「圭太も連れていかなあかんな~」と呟いた……という背筋も凍る話を暴露する一幕もありました。

カーネギー・さわは「30歳を機に/たばこを始めたい」と明かし、九条に「もう吸ってる顔やろ!」とツッコまれていました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

カーネギー・松相と中村圭太が奇跡の一致!

お互いの素顔を知ったところで、「SEフェイス合わせましょう」のコーナーに。同じチームから2人、ある効果音に合う顔を作り、2人が同じ表情をしていたらクリアというゲームです。

先行の青チームは、エルフ・荒川が「顔つきが似ているから」とカーネギー・松相と中村圭太を指名。すると1発目から同じ顔をするというミラクルを見せて「ホンマにスゴイ!」と大盛り上がりを見せます。

一方、赤チームは、エルフ・はるが指名され、「(はるに)似ているから」とザ・ローリングモンキーのカツキを選抜。はるはすかさず「どこが似てるねん!」とツッコんでいました。このときの、はるのフェイスが爆発的なウケを生み出し、次の挑戦でもはるに指名が入るほど活躍を見せていました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

記念すべき初回の3公演もいよいよ幕引きです。九条から感想を聞かれたヘンダーソン・中村は「本当に楽しくて、ダメだなぁ~」と持ちギャグで締めくくりました。

吉本芸人が“ちゃんぽん”となり、まるまる一日がかりで笑いを極める『博多ちゃんぽん』。次回は9月18日(月)に「東京編」、9月23日(土)には「大阪編」が開催されます。

公演概要

『博多ちゃんぽん 東京編  』
日程:9月18日(月)
12:15開場 12:30開演『博多ちゃんぽん 東京編 ~ネタとトーク定食~』
14:00開場 14:15開演『博多ちゃんぽん 東京編 ~大喜利定食~』
15:45開場 16:00開演『博多ちゃんぽん 東京編 ~コーナー定食~』
場所:よしもと福岡 ダイワファンドラップ劇場
出演者:
【MC】サカイスト マサヨシ
【東京】ナイチンゲールダンス、9番街レトロ、ネイチャーバーガー
【福岡】インクルージョン、出目金、太宰、パスタとパスタ
チケット:前売1500円(各1公演) 3公演通し券4000円

『博多ちゃんぽん 大阪編』
日程:9月23日(土)
12:15開場 12:30開演『博多ちゃんぽん 大阪編 ~ネタとトーク定食~』
14:00開場 14:15開演『博多ちゃんぽん 大阪編 ~大喜利定食~』
15:45開場 16:00開演『博多ちゃんぽん 大阪編 ~コーナー定食~』
場所:よしもと福岡 ダイワファンドラップ劇場
出演者:
【MC】kento fukaya
【大阪】Dr.ハインリッヒ、黒帯、滝音、ダブルヒガシ
【福岡】カーネギー、ザ・ローリングモンキー、とらんじっと、中村圭太

チケット:前売1500円(各1公演) 3公演通し券4000円

FANYチケットはこちらから。

関連記事

関連ライブ配信

関連ライブ