『京都国際映画祭2023 』中島貞夫監督追悼上映決定! 特別招待作品など豪華ラインナップ!

出典: FANY マガジン

本映画祭の名誉実行委員長を務めていただいた中島貞夫監督が、2023年6月11日にご逝去されました。長年、京都の映画文化を支え、京都国際映画祭にも多大なるご尽力を頂いた功績をたたえ、数多くの中島監督作品の中から、生前 監督ご自身が好きな作品に挙げられていたタイトルを中心に、中島監督を偲ぶトークゲストなどを迎え【中島貞夫監督追悼上映企画】を行います。
また、スペシャルゲストに名取裕子さんの出演が決定しました。

上映・アフタートークスケジュール

映画上映の有料チケット/前売・当日共に1,000円

「日本暗殺秘録」上映・アフタートーク
日時:10月13日(金)18:00開演 
場所:よしもと祇園花月
登壇者:立川直樹(プロデューサー)、林海象(映画監督)、バン ヒロシ(ミュージシャン)
解説:「桜田門外の変」に始まり、大久保利通暗殺事件、二・二六事件などの暗殺事件をオムニバス形式に再現し、当時の世相を蘇らせる。さらに、前大蔵大臣・井上準之助、三井銀行理事長・団琢磨を暗殺した血盟団事件に大きく焦点をあて、暗殺犯・小沼正の生い立ちから暗殺に至るまでの過程を詳細に描く。

「時代劇は死なず ちゃんばら美学考」上映・アフタートーク
日時:10月14日(土)19:30開演 
場所:よしもと祇園花月
登壇者:米田武朗(編集)、栗山和樹(作曲家)、谷慶子(脚本家)
解 説:京都で制作された時代劇(ちゃんばら)を、映画人として内部から考察。 時代劇が作られた背景、ちゃんばらに込められた日本人の死生観など、ストーリーを追うだけでは見えてこないちゃんばら映画の魅力について、殺陣師、俳優、映画研究家、評論家など映画有識者の方々へ中島監督がインタビュー。

※登壇者は予告なく変更になる可能性がございます。

▼そのほか中島監督追悼上映作品一覧
・893愚連隊
・狂った野獣
・序の舞

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【中島貞夫プロフィール】
1934年8月8日、千葉県東金市生まれ。
1955年、東京大学文学部美学美術史学科に入学。
倉本聰らと「ギリシャ悲劇研究会」を結成し、日比谷野外公会堂公演の演出を担当する。
大学卒業後、東映に入社。『くノ一忍法』(1964年)で監督デビューし、京都市民映画祭新人監督賞受賞。
1967年よりフリーの監督として、やくざ、風俗、任侠、時代劇、文芸、喜劇などなど多種多様の作品を手がける。代表作は『893 愚連隊』(1966年)、『まむしの兄弟』シリーズ、『木枯し紋次郎』シリーズ、『日本の首領』三部作、『真田幸村の謀略』(1979年)、『序の舞』(1984年/インド国際映画祭監督賞受賞)、『女帝 春日局』(1990年)、『極道の妻たち』シリーズなど。
大部屋俳優からスターを輩出し、若手スタッフ指導に尽力するなど、後進に希望を与え続ける。京都市文化功労賞(2001年)、京都府文化功労賞(2002年)、牧野省三賞(2006年)、映画の日特別功労賞(2015年)、日本アカデミー賞会長功労賞(2020年)、毎日映画コンクール特別賞(2023年)、京都府文化賞特別功労賞(2023年)など受賞多数。

名取裕子さん コメント

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中島貞夫監督とは映画『序の舞』からご一緒させていただきました。
任侠物とは180度違う母子の愛と女流画家の苦難を描く作品でしたが、監督は意気揚々と現場を牽引してくださいました。
ご一緒した映画祭でのお茶目なお姿や お歳を重ねても時代劇に対する青年のような情熱の溢れる方でした。
今回、京都国際映画祭へ、監督との思い出と共に参加させて頂きます。
ぜひ 天国から私達を、映画を見守っていてくださいませ。
合掌

その他映画プログラムの紹介

▼特別招待作品

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■「侍タイムスリッパー」上映・舞台挨拶
日時:10月14日(土)16:20開演 
場所:よしもと祇園花月
登壇者:沙倉ゆうの、福田善晴、冨家ノリマサ、安田淳一監督
スペシャルゲスト:なべおさみ MC:こがけん
解説:現代の時代劇撮影所にタイムスリップした幕末の侍が、斬られ役として活躍する姿を描いた痛快娯楽作品。
突如、未知の状況に放り込まれた男が、七転八倒する姿に笑いと涙が止まらない!!
クライマックスは時代劇史上トップレベルの緊迫感か!?

 

▼連携企画:島ぜんぶでおーきな祭 沖縄国際映画祭 

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■「陽いづる」上映・舞台挨拶
日時:10月13日(金)16:30開演 
場所:京都国際マンガミュージアム
登壇者:大屋あゆみ 
MC:ガレッジセール
解説:淡水と海水の混ざり合う場所に根を張り生息し、雄雌が無く胎生を持ち発芽成長していくマングローブ。変化を求められる今の世の中において、その場所に居て変わらない事も素晴らしいことではないかという事を、東村の自然や人々、一人の聾者(耳の聞こえない)女性の日常を通して描いていく。

 

▼アニメーション企画

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■「エンタニメ・トマト漫才グランプリin京都国際映画祭」上映・舞台挨拶
日時:10月14日(土) 開演11:00
場所:京都国際マンガミュージアム
登壇者:石田明(NON STYLE)、囲碁将棋、すゑひろがりず、イワクラ(蛙亭)、荒川(エルフ)
解説:北海道下川町と吉本興業がSDGs包括連携協定を結び、下川町の特産品であるフルーツトマトの魅力を広く伝えるため、吉本の人気芸人がトマトのキャラクターとなり漫才を披露するアニメーション作品。

 

▼地域発信型映画

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■「絆のものがたり~心と心を結ぶもの~」上映・舞台挨拶
日時:10月15日(日)開演15:30
場所:京都国際マンガミュージアム
登壇者:橋本マナミ、犬童一利監督 
MC:浅越ゴエ
解説:日本で起きた大災害“東日本大震災”から10年の節目を迎え今年で12年。 クオン株式会社が運営しているオンラインコミュニティ「“絆”のコミュニティ」に生活者から寄せられた1万4千件以上のさまざまな“絆”にまつわるエピソードより、多くの参加者に共感されたエピソードを抽出して脚本化。

 

その他の上映作品(活弁上映企画や地域発信型映画など)
最新のゲスト情報は公式ホームページをチェック! FANYチケットにて有料チケット販売中!

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その他イベントの紹介

京都国際映画祭×京都国際マンガミュージアム 「火の鳥エデンの花」展示

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京都国際マンガミュージアムにて、10月13日(金)~15日(日)の間、映画「火の鳥 エデンの花」の原画展示を実施します。
映画「火の鳥 エデンの花」は、11月3日(金)に全国公開される手塚治虫の代表作にして不朽の名作であり、製作期間7年をかけて初のアニメーション映画化を果たしました。制作は、アートな映像作品を生み出し続けるSTUDIO4℃。

■映画「火の鳥 エデンの花」展示企画
日時:2023年10月13日(金)~15日(日) 
会場:京都国際マンガミュージアム館内
観覧方法:無料
※京都国際マンガミュージアムへの入館料は別途必要

 

京都国際映画祭2023×華道家元池坊

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今年も華道家元池坊と京都国際映画祭2023の連携企画として、いけばな展示といけばなLIVE対決を実施します。いけばな展示の「テーマは「伝統の美」で、14日(土)と15日(日)に華道家元池坊ビル1Fロビーにて展示されます。
いけばなLIVE対決では、「Ikenobo花の甲子園」の認知度を上げる取り組みとして、「Ikenobo花の甲子園2023」大会アンバサダーを務めるNMB48塩月希依音と、少女歌劇団ミモザ―ヌ(いわむらゆきね・いまもりまなか・ちばひなの)による公開いけばなLIVE対決を実施します。MC&審査員に京都国際映画祭アートプランナーのおかけんたとIKENOBOYSの田中伸明を迎え、20分間の即興いけばな制作を披露します。

■いけばな展示「テーマ:伝統の美」
日時:
10月14日(土)13:00-17:00
10月15日(日)10:00-16:00
会場:華道家元池坊ビル1Fロビー

■いけばなLIVE対決
出演者:
NMB48 塩月希依音、少女歌劇団ミモザ―ヌ(いわむらゆきね・いまもりまなか・ちばひなの)
MC&審査員:京都国際映画祭アートプランナー おかけんた、IKENOBOYS 田中伸明
会場:池坊ビル1階(見学無料)
※池坊Instagramアカウントにてインスタライブを配信予定。
※完成作品はイベント終了後、WEST18 1Fエントランス(スターバックスコーヒー京都烏丸六角店横)で展示予定。

池坊Instagramアカウントはこちら

 

京都国際映画祭 「12人産んだ助産師HISAKOが新喜劇パパママ座員と子育てトークするんか〜い!」

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10月15日(日)西本願寺聞法会館にて、「12人産んだ助産師HISAKOが新喜劇パパママ座員と子育てトークするんか〜い!」を実施します。

日時:2023年10月15日(日)13:00-14:30 
会場:西本願寺聞法会館
出演者:
HISAKO、MARK夫妻
吉田裕、前田真希夫妻
小泉夫妻(信濃岳夫、金原早苗)
料金:3,000円(小学生以上) 
※未就学児はひざ上のみ無料。

 

OTAKU SUMMIT Satellite in 京都国際映画祭

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10月15日(日)京都精華大学 明窓館4階 ラーニングコモンズにて、「OTAKU SUMMIT Satellite in 京都国際映画祭」を実施します。
日本映画の興行ランキング上位の半数以上を占めるアニメや、実写映画の原作となることが多いマンガなど、日本のオタクコンテンツはこの先どうなるのか? 海外コンテンツとの覇権争いは? プラットフォームは? コンテンツを支えるオタクたちの活動は? コンテンツの中身はどう変化していくのかなど、オタクコンテンツを創る人、オタク文化を研究する人、オタクの人、振れ幅の広い登壇者が集合して、賑やかなセッションを繰り広げます。

日時:2023年10月15日(日)13:00-14:30
会場:京都精華大学 明窓館 4階 ラーニングコモンズ
出演者:伊藤博之、カン・ハンナ、小泉真理子、佐藤一毅、中山淳雄、吉田博高、吉川きっちょむ、中村伊知哉
観覧方法:無料入場券が必要です。
※お申し込みの方優先ですが、お席に余裕があれば当日でもお申し込みなしでご参加いただけます。

お申込みサイトはこちら

 

京都国際映画祭 後夜祭 ~きょうの寄席~ iU 学長くん推しVol.2

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10月24日(火)よしもと祇園花月にて、「きょうの寄席~ iU 学長くん推し」を実施します。今回で2回目の開催となる本企画は、お笑いにあまり詳しくない10代、20代の世代へ向けて今、教えたい漫才師をiU学長の中村伊知哉がセレクトします。

日時:2023年10月24日(火)19:30-20:45
会場:よしもと祇園花月 ※オンライン配信あり
出演者:中村伊知哉、
MC:石井ブレンド
もりやすバンバンビガロ、Dr.ハインリッヒ、デルマパンゲ、ダブルヒガシ、ハイツ友の会
チケット料金:
一般 2,000円(前売・当日)
学生 1,000円(前売・当日)※要証明証
配信:1,200円 
チケット販売:FANY Ticket(会場)、FANY Online Ticket(配信)