田村淳の著書『超コミュ力』が10月20日(金)にすばる舎から発売されました。また全国で田村淳に直接会える「サイン本お渡し会」イベントも順次開催されます。
大反響!発売前重版も決定!
本書は、多くの人々を虜にしてきた“田村淳流”「好かれるコミュニケーション」の教科書です。相手からの印象がガラッと変わる「聞き方の極意」から、「愛嬌の出し方」「初対面に強くなるコツ」「人間関係の築き方」まで、コミュニケーションの真髄を伝授します。誰でもすぐに実践可能なスキルが満載の「コミュ力」を磨く超決定版です!
どんな人に読んでほしいか?
「初対面の人との話が盛り上がらない」
「会話中、気づくと自分の話ばかりしている」
「話し相手を楽しませる自信がない」
「3人以上の会話になると、とたんに無口になる」
「気を遣って相手に言いたいことが言えない」
「上司・部下との接し方がわからない」
「すぐに仕事場に馴染む人がうらやましい」
「他人どころか家族との会話にも悩んでいる」
「そもそも人に興味が持てない」
こんな思いを持っている人に贈ります。
はじめに
「コミュニケーションが苦手」は単なる誤解です
「あなたは人とのコミュニケーションが得意なほうですか?」
僕は出会った人によくこの質問をします。
その中で「はい、私は人とのコミュニケーションが大の得意です」、そう答える人はほぼいません。
僕が長年身を置いている芸能界でも、そう答える人は多くはありません。
それくらい多くの人たちが「自分はコミュニケーションが苦手だ」と思い込んで生きています。
なぜ、それほど多くの人がそう思っているのでしょうか?
原因は「人と上手に話をしなければいけない。流暢にうまく伝えなきゃいけない。それこそがコミュニケーションだ」という固定観念です。この思い込みが「自分はコミュ力(=コミュニケーション能力)が低い」という自己イメージを植え付けているのです。
しかし、断言します。それは単なる幻想です。
「自分はコミュニケーションが苦手」は単なる誤解だった。
そのことを、あなたに気づいてもらうためにこの本は生まれました。
仕事、パートナーシップ、恋愛、親子、家族、友人、コミュニティ、営業、人付き合い。
人はコミュニケーションで関係性をつくっています。
ということは、コミュ力を高めれば、それだけで簡単に人間関係がうまくいくということになります。
ありがたいことに、僕の周りには、出会った人とすぐ仲良くなり、人を魅了してしまう人がたくさんいます。
一般的に言われる「コミュ力の高い人(=コミュ力お化け)」です。
僕は人間マニアですし、好奇心が旺盛なので、そうした人たちをずっと観察してきました。
その過程の中で気づいたことがあります。
それは、
「コミュ力の高い人は一切特別なことをやっていない」
ということです。流暢に話すとか、腹がよじれるくらい人を笑わせるとか、そんな特別なことをやっているわけではなく、相手に寄り添い、コミュニケーションにおいて基本となることを徹底的にやっているだけです。
しかし、多くの人がこの「ちょっとしたコツ」に気づいていません。とてももったいないことです。その人たちにコミュニケーションの才能がないのではなく、ただ単に知らないから損をしているだけなのです。
それらはちょっと意識さえすれば、誰にでもできます。口下手な人でも、人見知りな人でも、いまから簡単に実践できることばかりです。
ちょっとしたコツを身につけると、あなたの人間関係は大きく変わるのです。
もうひとつお伝えしたいことがあります。それはこの本は、
「好きな人だけに好かれるための本である」
ということです。
「苦手な人に嫌われずにうまくやっていくための本」ではありません。
なぜか? それは、人は苦手な人とうまくやっていくのは難しいからです。
たとえ一時的にうまくいったとしても、苦手な人に好かれ、いつも気を遣いながら過ごしていくのは時間のロスですし、何よりストレスです。
それよりも、本当に自分の好きな人だけから好かれ、その人たちと幸せに生きていったほうが、人は絶対に幸せになります。
ですからこの本では、あえて「好きな人だけに好かれる」方法に絞ってお伝えしていきます。
よく誤解されがちですが、僕は元来、コミュ力の高い人間ではありませんでした。どちらかといえば人見知りで、クラスの中での存在感でいうと中の下くらいの人間でした。中学生のとき、初めて付き合った子にも「淳くんと話しても面白くないから」という理由で 1 週間でフラれてしまいました。
そんな自分が芸能界に入り、ここまで長くやってこられたのは、自分自身の芸の力やトーク能力ではなく、誰よりも「コミュ力」にフォーカスしてきたおかげだと思っています。
ということで、この本では芸能人・田村淳ではなく、あなたより先にコミュ力を磨いてきたひとりの人間・田村淳としてお伝えします。たくさん失敗し、その中から学んできた「誰にでもできる簡単なコツ」をお伝えしていきます。
コミュ力を高めると、あなたの毎日が変わります。人に好かれるようになり、仕事やプライベートでも良いことが増えていきます。
そのために大切なことは決して難しくはありません。
「え? 淳さん、こんな簡単なことを書くの?」、ひょっとしたらあなたはそう思うかもしれません。しかしそれが一番大切なことで、多くの人ができていないことなのです。
このちょっとしたコツを身につけて、あなたがコミュ力を高め、その結果、大きな果実が得られることをお祈りして、本書を始めます。
もう一度言います。コミュ力は簡単に手に入ります。
●目次
はじめに 「コミュニケーションが苦手」は単なる誤解です
第 1 章 コミュ力は簡単に手に入る
01 コミュ力に「上手に話す力」はいらない
02 「コミュ力お化け」たちは、なぜお化けになったのか?
03 自然な「笑顔」を習慣にする
04 「表情」は言葉以上にものを言う
05 「うなずき」を意識する
06 超コミュ力を手に入れるための「うなずきのコツ」
07 使わなきゃ損! 田村淳式「SNS」
08 相手の話を取らない、遮らない、奪わない
09 質問力を磨く
10 人に質問するときに大切な 4 つのこと
第 2 章 初対面や苦手な人に強くなるコツ
11 相手の興味・関心を知る
12 初対面で大切なこと
13 初対面の最高のネタは「○○○棒」
14 相手に興味が持てないとき、どうすればいいか?
15 気を遣って、言いたいことが言えないときは?
16 「ノーブレーキおじさん」にならないために
17 最初に「会話の目的」を明確にする
18 たまには「嫌です」と言ったっていい
19 会話において、やってはいけないこと
第 3 章 コミュ力こそがあなたを支えてくれる
20 支えがあるから強くなれる
21 それでも「人に話しかけるのが怖い」人へ
22 「自分は面白くない」と悩む人へ
23 「超コミュ力」時代
第 4 章 人間関係がうまくいくためのコミュ力
24 上の人から可愛がられる技術
25 100%面接に合格してきた、ちょっとした技術
26 組織、上司とのコミュニケーション
27 謝罪するときの 3 つの鉄則
28 部下とのコミュ力
29 パートナーと良い関係を保つコミュ力
30 子どもとのコミュ力
31 両親とのコミュ力
第 5 章 本当に好きな人に好かれるために
32 「言いにくいこと」を言うためのコミュ力
33 自分の考えに固執せず、良い話は柔軟に取り入れる
34 聞いてくれる人が居場所をつくる
35 コミュ力があれば、夢を叶えることだってできる
おわりに 「コミュ力」は一生の財産になる
書籍概要
超コミュ力
著者:田村淳
発売日:2023年10月20日(金)
仕様:四六判・並製・1色
ページ数:224 ページ
本体価格:1,400 円+税
ISBN:9784799111567
販売場所:全国書店・ネット書店ほか
イベント概要
「サイン本お渡し会」
【福岡】
日時:10月26日(木)18:00~
会場:丸善 博多店
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【東京】
日時:11月8日(水)12:00〜
会場:芳林堂書店 高田馬場店
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【大阪】
日時:11月29日(水)19:45〜
会場:梅田 蔦屋書店
詳細はこちら
【愛知】
日時:12月3日(日)16:00〜
会場:名古屋(調整中)
●著者プロフィール
田村淳(たむら・あつし)
1973年12月4日生まれ、山口県出身。
バラエティー番組に加え、経済・情報番組など多ジャンルの番組に出演。300 万人超のフォロワーがいる X(旧 Twitter)、YouTube「田村淳のアッシュ ch」の開設、オンラインコミュニティ「田村淳の大人の小学校」を立ち上げるなど、デジタルでの活動も積極的に展開。2019年 4 月に慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科に入学。2020年8月より、遺書を動画にして、大切な人に想いを届けるサービス「ITAKOTO」をローンチ。2021年3 月、同大学院を卒業。タレントの枠を超えて活躍の場を広げている。