世界の人たちに向けて日本のお笑いを発信するコメディショー『Yoshimoto Comedy Night「OWARAI」』のステージが、東京に続き、ついに大阪でもスタートしました! 会場は、道頓堀ZAZA HOUSE。10月24日(火)に開催された初日公演では、世界のこーぞー、バタハリ(いながきスタイル、バッフォイかさはら)、くるくるコミック(よね皮ホホ骨、荻野晋吾)、木下弱、シャルロット、キャツミが出演して、“言葉の壁”を超えたパフォーマンスで盛り上げました。
「忍者ショー」に「おデブマジック」…いつもと違うステージが!
このステージは、訪日観光客や在日外国人に向けて日本の「お笑い」を体験する場をつくり、「ジャパニーズお笑いエンターテインメント」を世界に発信していこうという取り組みで、東京では9月からヨシモト∞ドームで定期的に開催されています。
今回の会場となった道頓堀ZAZA HOUSEがあるのは、インバウンドで賑わう大阪のなかでも特に外国人観光客が多いエリア。そのステージは、吉本新喜劇・森田展義による英語を織り交ぜたMCトーク、そしてBPM128・ヴァニによるDJと、のっけからふだんの寄席とはひと味違う雰囲気で始まりました――。
記念すべき第1回大阪公演のトップバッターを飾ったのは、海外でTikTokが大バズりのシャルロットです。体を使った“おデブマジック”が彼の持ち味。たっぷりと肉付きのいいお腹や二重顎を使って、ある音やモノを消すという不思議なマジックを披露します。マジックの間に繰り出される軽快なダンスからも目が離せません。
続いては、村上ショージの弟子・よね皮ホホ骨がいるコンビ、くるくるコミックによる「忍者ショー」です。殺陣を指南する師匠と弟子の設定で、おっちょこちょいの弟子と、弟子をもてあます師匠のやりとりに笑いが。
そして、京都府住みます芸人として活動し、大道芸が得意な木下弱は、アゴの上にテーブルなどを乗せて止めるバランス芸や、ローラーボーラーなど体を張ったパフォーマンスを繰り出します。
ドローンが生きているかのように…
いよいよショーも後半。登場したのは、森田が「私おすすめのパフォーマンス。彼を天才だと思っています」と絶賛するキャツミ。上半身裸姿で左右の胸部に小さな紙を貼り付けた「絶対に乳首を見せないパフォーマンス」や、バイオリンを演奏しながらズボンを脱ぐ芸など、想像の斜め上を行くパフォーマンスで拍手と笑いが起きました。
米人気オーディション番組『アメリカズ・ゴット・タレント』にも出演した世界のこーぞーは、ドローンを使った唯一無二の芸で魅了。光るドローンはまるで生きているかのように、こーぞーの尻に置かれた「H」に無事、着地しました。
ラストを締めくくるのは、工事現場でよく見るあの“カラーコーン”を使ったパフォーマー、バタハリの2人。2本のステッキで器用にカラーコーンを宙に浮かせ、カラーコーンを落とさないように服を脱いだり、長縄跳びに挑戦したりとスゴ技を披露しました。
よしもと芸人やスゴ技パフォーマーたちが続々と登場する「Yoshimoto Comedy Night「OWARAI」OSAKA』は、今後も道頓堀ZAZA HOUSEで毎週火曜に開催予定です。
公演概要
『Yoshimoto Comedy Night「OWARAI」』
日時:10月31日(火) 開場15:45 開演16:00 終演17:00
会場:道頓堀ZAZA HOUSE
料金:前売2,000円 1ドリンク500円 当日2,500円
出演:MCラフ次元梅村、シゲカズです、清川雄司、もりやすバンバンビガロ、ビコーン!、とんぺてぃーず ほか
公式サイトはこちらから。