【たくろう赤木の面白いとこ#50】年末年始の面白いとこ

たくろう赤木の面白いとこ

人気コンビ・たくろうのボケ担当、赤木裕が色々なものの「面白いとこ」をフィーチャーしたコラム。今回はどんなものの「面白いとこ」を教えてくれるのでしょうか……?

人気コンビ・たくろうのボケ担当、赤木裕が色々なものの「面白いとこ」をフィーチャーしたコラム。今回はどんなものの「面白いとこ」を教えてくれるのでしょうか……?

僕は2023年の最終日に発熱してしまいました。1月1日には熱が下がったので大晦日のみのピンポイント発熱でした。特に劇的な事がなかった2023年の最終日でのピンポイント発熱はなにか神のお告げ的なものを感じました。

僕の人生を動画化するとしたら2023年はかなりのカット候補です。そんな2023年の最後に「少しでも思い出に残る面白トピックを」と神様がくれた大晦日ピンポイント発熱というプレゼント。
ひねりすぎプレゼント。
Amazonカードとかでよかったのに。

どうも、年越しポカリことたくろうの赤木です。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン


今年はお布団(と枕)と一緒に年を越すことになってしまいましたが、実家の頃はおばあちゃん(とおじいちゃん)の家で年を越してました。芸人(海外で言うところのコメディアン)になってからは家か劇場で年を越してました。そんなカッコ狂いの僕が年末年始の面白いとこを紹介します。

1つ目の面白いとこは、こんにゃくがねじねじになるとこです。
年末年始にだけ、こんにゃくはねじねじになります。なんでねじねじにしてるのかは知りませんが、日本が誇る地味な食べ物が年末年始だけおしゃれしてて可愛いです。普段、豚汁とかで会う時は見た目なんか全然気にしてないサバサバした感じなのに。年末年始だけはねじねじを決め込んでます。

僕はあのねじねじ姿を見ると普段とのギャップからドキッとしてしまって、ついついこんにゃくから目を逸らしてしまいます。
そんなおめかしこんにゃくが1つ目の面白いとこです。

2つ目の面白いとこはルフィが「おせち」と言う場合おそらく「せち」になるとこです。
おせちの「お」は、おそらく「お肉」とか「お鍋」とか丁寧に言う場合の「お」です。「お」とか付けないルフィは「おせち」のことを「せち」と言うことになってしまいます。

ルフィは腹減った時に「肉ーーーー!!」と叫びますが、ルフィが肉よりおせちが好きだった場合「せちーーーー!!」と叫ぶことになってしまいます。
ただルフィとおせちが今後絡む機会が来るとは思えないので別に大丈夫です。

3つ目の面白いとこは寒いとこです。
日本が決めたことじゃないので仕方ないとは思いますが、みんながこぞって帰省するタイミングなのに寒すぎます。年に1回しか会わない親戚で集まっても、寒すぎるから家にこもって、テレビ見ることしかできません。僕は滋賀に住んでいましたが、おばあちゃん家が山口だったので、毎年車で5.6時間かけておばあちゃん家まで行ってました。5.6時間かけて行った先で行われるイベントは「テレビ視聴〜ねじりこんにゃくを食べながら〜」。ニッチすぎるイベント。
それでも満足度の高いイベントでした。

食べても食べても「せんべいあるよ」とか「いちごあるよ」と食べ物出してくれるおばあちゃん。昔のブラジルに行ったという嘘みたいな写真をいっぱい見せてくれるおじいちゃん。お客さんを楽しませる工夫が施されたイベントで毎年楽しかったです。

以上がお正月の面白いとこです。

いつかハワイで芸能人お正月できたらいいなと思う、2024年のはじまりでした。

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