木村祐一、北野武監督最新作『首』の撮影を振り返る…寺でのロケが大変だった理由とは!?

11月22日(水)文化放送で放送された『大竹まこと ゴールデンラジオ!』に木村祐一が登場しました。

北野武監督最新作『首』に出演!

出典: FANY マガジン
出典:文化放送

11月23日(木)から劇場公開されている北野武監督最新作『首』に出演している木村が、撮影前、撮影中などの様子を語りました。

殺陣の稽古をしたけど…

木村祐一 『首』の宣伝です! 23日から公開でして、僕と大竹さん(今作で共演)は後半まで絡み合うような、ね。僕がまあ、けっこう出シロあるんですけど。

大竹まこと キム兄は出ずっぱりだもん。俺はもう、何やっているかわからないような……(笑)。

木村 僕は5月のクランクインの前、冬ぐらいから殺陣の稽古とかをして。宮本武蔵の剣を教えてもらいました。練習を何回もやって。稽古場で殺陣やって、アクションチームも来て……。

大竹 そうなの!?

木村 刀の抜き方なんかも全部教えてもらって。二家本さんという有名な殺陣の方に。けっこう刀ばっかり(の稽古)だったんですけど、現場で一度も使ったことない(笑)。弓矢の名手だったんですよ。

水谷加奈 そう。今、どこで刀を……?と思って。

木村 一応やっておいて、よかったなって。それをやってゴールデンウィーク明けからクランクインして、オールスタッフ集まってKADOKAWAのお偉いさんも来て、セットもバーンと組んであって。初日一発目のワンシーン目のワンカット目が寺島進さんのセリフなんですよ。『よーい、スタート!』……『なんだっけ?』って。何してましたんや(笑)。とにかく緊張していたんですね。

大竹 あの人、武さんの映画の常連じゃん。

木村 緊張しいなんですよ。バラエティでも割と飲んでいきたいタイプなんで。実際に飲んでいるかはわかりませんけど。割と汗をかいて、いつも扇子を持っている。

大竹 へえ~!

山形、岩手、栃木、京都…ロケ三昧!

木村 そこから始まって9月まで(撮影)やっていましたね。2週に1回ですけど。1週空いた週は武さんがいろいろテレビをやって、ない週に、それはもう山形、岩手、栃木、京都……もうメチャメチャ、ロケ行きましたね。お寺を借りるんです。お堂みたいなところに美術を足すんですけど、けっこう山の上にあるんですよ。家康役の小林薫さん、千利休役の岸部一徳さんとかが『また明日もここか……』と言いながら下山する。

大竹 3日か4日、寺を借りて撮りきるんだけど、俺たちは毎日、山の上に登るわけ。

木村 監督は割と山の中腹までクルマで行くんですけどね(笑)。(僕らは)重装備ですから……。刀とか重いものは上でやってくれますけど。大竹さん、ヅラありました? 僕はなかったです。

大竹 ヅラあったよ! でも俺、鎧とか兜は着けないから。

木村 梅雨も夏も通りましたからね。

 

『大竹まこと ゴールデンラジオ!』は13:00~15:30、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、放送から1週間後まで聴取できます。

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