話題の乃木坂46・与田ビンタシーンは「マジでキレてます(笑)」 映画『OUT』公式本イベントでウラ話続々

いよいよ全国ロードショーが始まった、お笑いコンビ・品川庄司の品川祐が「品川ヒロシ」として監督・脚本を務めた映画「OUT」。その公式ビジュアルブック発売を記念した「品川ヒロシ監督トークショー&サイン会」が、11月29日(水)に都内で開催されました。イベントには監督の品川のほか、主人公役の倉悠貴ら俳優陣が登壇し、映画の舞台裏を語りつくしました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

映画「OUT」は、累計発行部数650万部を超える同名の人気ヤンキー漫画を実写映画化したもので、11月17日(金)から全国の映画館で上映中です。原作の井口達也は、品川の中学からの友人で、映画も大ヒットした品川の自伝的小説「ドロップ」に登場した「達也」の、“その後”の破天荒な人生と、新たな仲間たちとの絆が描かれています。

その映画公開に先立って発売された公式ビジュアルブックでは、作中の決めカットに加えて、素顔が見えるオフショットも多数掲載。俳優陣の関係性が垣間見えるインタビューも読みごたえがあると評判です。

倉は「薄暗甘え野郎」!?

トークショーには、品川と主人公の井口達也を演じた倉、武藤将吾役の久遠親、下原一雅役の宮澤佑が登壇。多くの「OUT」ファンが詰めかけるなか、監督と脚本を手掛けた品川が3人の印象を語っていきます。

倉については「最初は『センスぶちかますぜ』みたいな雰囲気だったけど、いまは薄暗甘え野郎(笑)」と、のっけから品川節全開です。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

「甘えてくるのが可愛いし、(撮影中も)俺のまわりをぐるぐる回りながら『こんなアクションできないかもしれない……』って言うんだけど、しっかりやる。強い達也を保つために、弱い倉で吐き出すみたいな、倉の中で『アイドリング』になっているのかな」

そんな倉評を披露すると、「いまは息子みたいな感じ」と愛情たっぷりに語ります。

宮澤については「ハンサムでクールな感じがするじゃないですか。でも、飲むとウザいんですよ!」とこぼして会場を笑いに包みます。

「『アメトーーク!』って緊張するんですか?とか、それ聞く? みたいな。酔うとどんどんミーハーになる。この顔でその質問してくるとは思わないじゃない?」と暴露しつつ、「(魅力は)そのギャップかな。逆に言えば等身大」とアゲてまとめていました。

宮澤と同じく、オーディションで役をつかんだ久遠についても、愛あるツッコミでコメントします。当初は「背が高くてケンカも強そう」という印象だったそうですが、「まさかこんなに低音(ボイス)で、こんなにアホなヤツいるんだって思った」とのこと。

品川庄司のYouTubeチャンネルでも話題になった、久遠の愛すべき“天然”キャラをどんどん暴露しながら、「低音で間違えてくるから。いま『クイズ!ヘキサゴンII』とかあれば、絶対にスターになる逸材」とイジり倒しました。

続いて3人が品川の印象を語る番です。

倉は「当初は身構えていましたが、いまは『パパ』です」と返し、会場は爆笑に包まれます。宮澤は「オーディション会場で見たときは、『怖いな……』という印象でした」と言いながら、「いまは俺らの相談にも乗ってくれる、すごく熱くて素敵な方。ガラッと印象が変わりました​」と語りました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

久遠も「怖い雰囲気があった」ものの、話してみて印象が変わったそうです。「男らしくてカッコよくて。よく(共演しているJO1・大平)祥生が『人格者』って言うんですけど、まさにその通りだなって​​」と絶賛したところで、品川から「(人格者の)意味わかってる?」とツッコミが。

「このあいだ調べました! 本当にその通りだなって」と無邪気に答える久遠に、品川は「意味がわからなかったけど、調べてみたら、その通りだったってことね」と苦笑いしていました。

JO1の差し入れが…

ビジュアルブックについては、品川が後ろから倉を抱きしめている写真について、宮澤が「めっちゃいいですよね」と称賛。一方、共演の水上恒司を“兄貴”と慕う久遠は、クランクアップでその水上と、品川との写真が撮れたことに「嬉しいです……」と感慨深げでした。

芸能ニュースなどで話題になった、与田祐希​​(乃木坂46)演じる皆川千紘が主人公・達也をビンタする衝撃シーンについても、こんなウラ話が。

じつは、与田が撮影前に「人にビンタをしたことがなくて、やり方がわからない」と言っていたそうで、倉は「ビンタって痛くないように振り切らないといけないんですけど。慣れてないから、(与田が)止めちゃって(笑)。あのときの僕の表情、マジでキレてます!」と笑顔で暴露し、笑いを誘いました。

話題は「思い出の差し入れ」にも及びます。倉が差し入れしたエッグタルト、水上の肉まん、与田のスープバー&カフェなど続々と語られるなか、品川は「JO1のトリュフパン」を挙げ、「うまかった。あれ以来、けっこう食べている」と明かしました。

このほか、自分が演じてみたかった役やケンカしたくないキャラクター、アドリブシーンのことなどお題は尽きることのないまま、イベントは無事に終了。その後は品川のサイン会も行われ、ファンにとって盛りだくさんの内容となりました。

書籍概要

映画『OUT』公式ビジュアルブック

発売日:2023年10月17日
価格:1,980円(税込)

Amazonはこちらから。

映画概要

『OUT』

11月17日(金)全国劇場公開
出演:倉 悠貴 醍醐虎汰朗 与田祐希(乃木坂46) ⽔上恒司
與那城 奨(JO1) ⼤平祥⽣(JO1) ⾦城碧海(JO1)
じろう(シソンヌ) 大悟(千鳥) 庄司智春(品川庄司)/渡辺満里奈 杉本哲太
原作:井口達也/みずたまこと『OUT』(秋田書店「ヤングチャンピオン・コミックス」刊)
監督・脚本:品川ヒロシ  

映画『OUT』公式サイトはこちらから。
X(旧Twitter)はこちらから。
Instagramはこちらから。
TikTokはこちらから。