オズワルド伊藤、ABCお笑いグランプリ優勝で妹・伊藤沙莉の名を絶叫! 「少しだけお兄ちゃんに戻れたかな」

芸歴10年以内の若手芸人たちが頂点を目指す「第42回ABCお笑いグランプリ」が7月11日(日)に開かれ、オズワルド(畠中悠、伊藤俊介)が優勝しました。前回準優勝の雪辱を晴らし、念願の栄冠を手にした2人。優勝会見では、漫才スタイルを模索した日々から、伊藤の実の妹で人気女優の伊藤沙莉とのエピソードまで、気になる話が次々と飛び出しました。

出典: FANY マガジン

「来年は絶対に、と言っていた」

優勝が決まって、会見場に登場したオズワルドの2人。その喜びを畠中は、こう語りました。

「とにかく去年準優勝だったので、来年は絶対に優勝しようって2人で言っていた。それが現実になって本当にうれしい」

伊藤も「ふだん一緒にライブに出ている同世代だけの大会は、このABCしかない。めちゃくちゃ感慨深いし、いろんなことを思い出しました」と振り返りました。

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ABCお笑いグランプリは、今年で42回目を迎える歴史あるお笑いコンクール。歴代優勝者には、ダウンタウン、ナインティナイン、フットボールアワーといった大御所から、最近でもかまいたち、ジャルジャル、霜降り明星ら人気コンビがズラリ。今年も芸歴10年以内の芸人574組がエントリーして、しのぎを削りました。

最終予選に進出した60組のなかから、この日の決勝に進んだのは、赤もみじ、オズワルド、蛙亭、カベポスター、空気階段、コットン、さすらいラビー、さや香、Gパンパンダ、ダブルヒガシ、チェリー大作戦、パンプキンポテトフライという東西から選りすぐりの12組。

審査員は、小沢一敬(スピードワゴン)、陣内智則、濱口優(よゐこ)、兵動大樹(矢野・兵動)、山内健司(かまいたち)、ユースケ(ダイアン)、そしてリンゴ(ハイヒール)という錚々たるメンバーです。

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「よっしゃ〜! 沙莉~!」

優勝を決めるネタは2本。まずは12組がA、B、Cの3つのブロックに分かれたファーストステージでネタを披露し、各ブロックで1位となった3組がファイナルステージを争います。Aブロックは、審査員全員が「1位」評価でオズワルド。Bブロックからは蛙亭、Cブロックからはカベポスターが勝ち残りました。

ファイナルステージは、カベポスター、蛙亭、オズワルドの順にネタを披露し、会場を盛り上げます。そして審査の結果、676点でオズワルドが優勝! 2位のカベポスターとは4点差という僅差でした。

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優勝が決まった瞬間、「よっしゃ〜!」と叫んだ伊藤。トロフィーや目録を受け取った後、改めて「どうしても伝えたい人がいる」と言うと、「沙莉~!」と妹の名前を絶叫し、最後まで会場を盛り上げました。

むちゃくちゃ悩んだ1年間

「この1年間はむちゃくちゃ悩んだ」という2人。昨年のM-1グランプリでも話題になった、「デカい声を出す」か「静の漫才」かという自分たちの漫才スタイルの方向性について、「どっちの意見もありがたかった。どうしたらいいのかって、ものすごくフワフワしてた」と言う伊藤。畠中も「いままでと違うツッコミにしてウケなくなったり、調整が難しくて」と振り返りました。

現在も「めちゃくちゃバランスを見てやってる最中」と言いつつ、伊藤が力強くアピールします。

「まだ完全ではないので、次のM-1までに仕上げていきたいと思っています。無理やり大きな声を出すこともしないし、小さな声にすることもしないほうがいいのかな、ナチュラルなのがいちばんなのかな、と」

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決勝ファーストステージのAブロックでは、審査員全員が「1位」評価という快挙。「めちゃくちゃ気持ちよかった」と笑顔を見せる2人ですが、じつは決勝で披露した2本のネタのうち、どちらを先にするかは、前日まで悩んでいたとのこと。

「今日の1本目はライブのたびに(内容を)変えまくって、ギリギリたどり着いた」という畠中は、その1本目の高評価に「これはいけるぞ」と確信したと言います。伊藤も「2本目までいったら絶対、優勝できる」と思いつつ、「あとの2組もめちゃくちゃおもしろかったので、(勝負を決めたのは)出番順だったかなと思います」と語りました。

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洗面台の自動ハンドソープ

一方、妹の伊藤沙莉に賞金でプレゼントするとしたら?と聞かれた伊藤は、「あいつは、ぜんぶ自分で買えますからね」と即答。一緒に住んでいたとき、洗面台に自動のハンドソープが置いてあったのを見て、「こいつ、ほしいものなくなったんだなと思った」というエピソードを披露しながら、「実家の母ちゃんとか沙莉とか、みんなで美味しいもんを食べられたらいい」と話します。

さらに、“極貧時代”を振り返って「あのとき、沙莉の支えがなかったらしんどかったところはあった」と言う伊藤は、「これから先もお世話になっていきたいとは思うんですけど」と笑いを誘いながら、こう続けました。

「仕事がなくて朝まで飲んで、昼過ぎまで寝てるところを起こされて、『ウーバーイーツを頼むんだけど何がいい?』って言われて、『カレー』って言って食べさせてもらう毎日だったというか……。そう考えると、あのころに比べると、少しだけ“お兄ちゃん”に戻れてきてるかな」

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賞金100万円の使い道を聞かれた畠中は、「(トヨタの)ハイエースを買おうと思ってます」と笑顔。伊藤は、劇場の喫煙所がなくなったので、賞金でつくりたいと支配人に提案したところ、まったく資金が足りず、いま使い道を考えているとのこと。「こういうご時世でなければ飲みに行こうと思ってたけど、信じられない叩かれ方をするんで」と笑わせました。

最後に「優勝が決まったときもめちゃくちゃ泣きそうだったけど、M-1まで取っておこうとグッと(こらえた)」と話した伊藤は、そのM-1 について「絶対、取ります!」と力強く宣言しました。

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今回のファイナリストのうち、カベポスター・さや香・チェリー大作戦・ダブルヒガシの4組が大阪・よしもと漫才劇場で開催した単独公演を再配信(有料)します。詳細は後日発表。
・カベポスター「日に日に羊飼い」(1月29日開催)
・さや香「主人公の耳」(2月26日開催)
・チェリー大作戦「乱暴に咲く」(4月2日開催)
・ダブルヒガシ「どこのこ!」(4月28日開催)

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