料理腕自慢のよしもと芸人が集まる『よしもと料理ブ!』が取り組んでいるYouTube配信番組『Best Buyクッキング!』。今回、パナソニックと番組初のコラボ企画が実現し、お笑い界屈指の料理好きとして知られるお笑いトリオ・ロバートの馬場裕之が、水産資源や環境に配慮した「サステナブル・シーフード」を使ったオリジナルメニューを考案しました。
名付けて『幸せだし天津飯』。その簡単でおいしい一品の動画撮影風景をお届けします。
『Best Buyクッキング!』は、コロナの影響による販路縮小や食材ロスで窮地に陥っている生産者を応援するために始められたプロジェクトで、『料理ブ!』のメンバーたちが、全国各地の物産(食材や加工食品)を使って家庭でも簡単に作れるアレンジ料理を考案、実際に調理する様子を動画で紹介する番組です。
調理に使われた食材は、『よしもとネットショッピングモール』内の『物産マルシェ』で実際に購入することもできるのが、「Best Buy」なところです。
「僕も“サステナブル芸人”でいたい」
今回の動画収録は、グランフロント大阪(大阪市北区)にあるショールーム「パナソニックセンター大阪」のカフェ「Re-Life ON THE TABLE(リライフオンザテーブル)」で行われました。
馬場とMCの伊藤みくの2人が登場し、ここから馬場のクッキングタイムが始まります。
番組を始めたころは「1.5畳くらいの家のキッチン」で料理をしていたのが、今回は“都会の中の居心地のよい森”をイメージしたカフェ。店内では「森」を演出した心地よいBGMが流れ、「オシャレな空間に虫の声がする」と言う馬場に、伊藤さんは「朝には鳥のさえずりが聞こえるんですよ」と教えてくれます。
今回、使用する食材のエビは「サステナブル・シーフード」です。
「サステナブル」とは「持続可能」という意味で、人々が将来的に魚を食べ続けていけるように、水産資源と環境に配慮した漁業・水産業で獲られた水産物のこと。「サステナブル・シーフード」には2種類の認証マークがあり、一つは、天然の水産物に付けられる「MSC(海洋管理協議会)」の青いマーク、もう一つが、養殖の水産物に付けられる「ASC(水産養殖管理協議会)」の水色のマークです。
スーパーなどで食材を購入する際、これらのマークがついた商品を積極的に選ぶことが、海の資源を守ることにつながり、国連が掲げる『持続可能な開発目標(SDGs)』の14番目、「海の豊かさを守ろう」という目標を実現することにつながるのです。
そんな伊藤の説明を聞きながら、馬場は「めちゃくちゃ勉強になる! 僕も“サステナブル芸人”でいたいな〜」とうなずきます。
そして、馬場が考案した「天津飯」で、この“サステナブル”なエビと合わせるのが、兵庫県の『味楽家の幸せだし』。完全無添加で、これを入れるだけで割烹料理店の味が楽しめると馬場も太鼓判です。
サステナブルネタを連発
さて、いよいよ調理スタート。ボイルしたエビをカットして、「プリッとしてる」と満足げな馬場。一口食べて「パサツキ感がなくておいしい、天津飯にピッタリ」と絶賛します。
馬場自身が料理をする際、環境面で気をつけていることを尋ねられると、「野菜はたわしで洗って、皮ごと食べるようにしている」とのこと。もちろん、「最近は食品ロスをなくすように心がけている」「陳列棚の手前から商品を取るようにしている」など、日々の細かい心掛けも、以前より意識するようになったといいます。
今回の調理自体は極めて簡単。馬場は、卵をふわっと仕上げるために少し水を入れること、酢・みりん・片栗粉などをあらかじめフライパンに入れてから火にかけると失敗がないことなど、料理好きらしい知識を披露します。
ところが、料理中に「やばい!」と声を上げるシーンが。なんと、肝心の「幸せだし」を入れ忘れるという痛恨のミスが発生したのです。
そこはなんとか慌てず、しっかりとフォローして、さらに「伊藤さんがふだん調理してない疑惑」や、「重力を使った地球でしかできない調理法」など、さまざまな小ネタを織り交ぜつつ、『幸せだし天津飯』は無事に完成しました。
試食した伊藤は「おいしい! エビがぷりぷり! 幸せだしはすごく優しい味がします!」と大絶賛。馬場は、卵にもあんにも「幸せだし」を入れているので一体感があって馴染む、と解説します。
さらに、「おいしくて止まらない!」と言う伊藤に、「サステナブルですか? この時間がサステナブルならいいなぁ」と、さっそく覚えたばかりのサステナブルネタを連発して失笑を買っていました。
馬場考案のメニューが限定販売!
今回のオリジナルメニュー『幸せだし天津飯』は、『Re-Life ON THE TABLE』で11月6日(金)から12月6日(日)まで、1日10食限定で販売されます。
また、カフェでは、11月1日(日)からサステナブル・シーフードのエビを使った新メニュー、「アボカドシュリンプサンド」と「海老とアボカドのタルタル」も販売開始。
試食した馬場は、「エビとアボカドの相性がいい!」と満面の笑顔です。
今回の企画の趣旨について、パナソニックの担当者は「サステナブル・シーフードを使って、より多くのおいしいメニューを提供したいという思いで企画しました」と説明します。
それを聞いた馬場は、「サステナブル・シーフードを使ったメニューを考えたと言うと、バラエティ番組でまたネタになる」とニンマリ。「いいネタをありがとうございます」と改めてお礼を伝えていました。
当日の様子をおさめた動画は、『吉本興業チャンネル』内の『Best Buyクッキング!』で11月1日(日)から公開します。
YouTubeチャンネルはこちらから。