宮川大助・花子 ふたりの闘いと老老介護の日々が包み隠さず語られた書籍『なにわ介護男子』6月28日発売決定!

宮川大助・花子が闘病生活をありのままにつづった書籍『なにわの介護男子』が、主婦の友社から6月28日(金)に発売されます。

血液のがん・多発性脊髄腫の診断から5年――

出典: FANY マガジン
©主婦の友社

終わりのない病と、ふたりが何を考え、どう闘ってきたのかをありのままにつづった記録――

本書は日本の夫婦漫才を引っ張ってきたふたりが、厳しい病状も大変な介護やリハビリも、ユーモアを交えて前向きに描く一冊となります。書籍のカバーイラストは、箸や編み棒を持つことも叶わなかった花子が時間をかけて描いたもの。帯のコメントは同じ多発性脊髄腫と闘う俳優の佐野史郎氏。同じ病気の人だけでなく、いま病に苦しんでいる人とそれを⽀える人に勇気を与えてくれる内容ですので、ぜひご一読ください。

宮川花子 コメント

大助くん(夫)に感謝を込めて。介護のありがたみをみなさまにお伝えできたら、と思います!
ぜみみなさん手に取ってくださいまし!

【宮川大助・花子 プロフィール】
夫婦漫才の第一人者。大助は1949年10月3日、鳥取県生まれ。会社員を経て、浪曲漫才の宮川左近に弟子入り。
ガードマンの仕事をしながら100本の漫才台本を書く。漫才ではネタづくりとツッコミ担当。
花子は1954年8月28日、大阪府生まれ。大阪府警に入庁後、チャンバラトリオに弟子り。
漫才ではボケ担当。1976年に結婚、1978年にコンビ結成。1987年上方漫才大賞の大賞受賞。
2011年文部科学大臣賞大衆芸能部門 文化庁芸術選奨、2017年紫綬褒章。
2019年12月、花子が自らのがんを公表。2022年5月に大阪・なんばグランド花月に復帰。
徐々にステージやTV、ラジオ出演を増やしている。著書に『あわてず、あせらず、あきらめず』(主婦の友社)ほか

あらすじ

※一部変更の可能性があります
宮川花子が2018年に余命半年の宣告を受けてから多発性骨髄腫の診断を受け、記者会見し、一度は寛解したところまでをご存じの方も多いかもしれません。
本書ではその後に再発した多発性骨髄腫との闘いとそれを⽀える大助の、大変だけれどそれをユーモアに変えながら過ごす、ふたりの老老介護の毎日をつづったエッセイです。

2022年10月には心肺停止寸前・意識不明の状態で病院へ運び込まれたことがきっかけで、ふたりに3つの大きな変化が訪れます。

一つ目は花子が自分の病気と一生つきあっていくという意識が芽生え、多発性骨髄腫のことを正しく伝えたいという気持ちも強くなったこと。

二つ目は大助が「なにわ介護男子」としての在宅ケアを本格的にスタートさせたこと。バルーンカテーテルや摘便など、なかなかできないことを苦にすることなく日常的にしている様子は驚きです。

三つ目は車椅子での漫才復帰。かつてはもう一度センターマイクに立ちたいと願いましたが、いまは車椅子で舞台に上がることで、車椅子で生活しているたくさんの人に勇気を与えたいという気持ちが芽生え、ふたりの漫才を再び見ることができるようになりました。
ふたりが葛藤しながらも気持ちを変化させていく過程がとても感動的です。

花子の主治医である南和広域医療企業団吉野病院の天野逸人院長による大変わかりやすい多発性骨髄腫の解説も掲載されています。ご自身が病気と闘っていらっしゃる方、介護をされている方、宮川大助・花子のファンの方にぜひご一読いただきたい、涙と笑いにあふれた内容になっています。

書籍概要

なにわの介護男子
著者:宮川大助・花子
発売日:6月28日(金)
※電子書籍も同時発売
定価:1,650円(税込)
判型、ページ数:四六判、208ページ
出版社:主婦の友社

【目次】
※一部変更の可能性があります
第一章 余命半年と宣告されて
第二章 大助・花子の波乱万丈! 続・闘病記
第三章 なにわの介護男子胸のうち
〜大助と花子の ぶっちゃけトーク〜
第四章 主治医・天野先生に聞く。
〜多発性骨髄腫のキホンと花子さんの本当の姿〜
第五章 今までと、これからと

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