吉本興業は6月3日(月)、笑福亭智六が5月29日(水)に持病の悪化により、大阪市内の病院で逝去したと発表しました。満45歳でした。
笑福亭智六は神戸市出身。大学を卒業後、2007年に笑福亭仁智に入門し、話芸を磨き、天満天神繁昌亭をはじめ関西を中心に活躍。陽気で明るい口調が特徴で、「動物園」「相撲場風景」を十八番として、独特な世界観のある創作落語も人気でした。一門の垣根を越えて噺家とも交流し、誰からも愛されるキャラクターでした。
近年は体調を崩し、闘病しながら高座をつとめ、4月22日(月)の兵庫県西宮市での公演が最後の高座になりました。
吉本興業は「故人生前に賜りましたご厚誼に深く感謝しますとともに、謹んでお知らせ申し上げます」としています。