フースーヤ“NGK初単独”でやりたい放題! 高校・大学同級生コンビの青春ストーリーに大入りの客席も感動

『第54回NHK上方漫才コンテスト』で優勝を果たし、ますます勢いに乗るフースーヤ(田中ショータイム、谷口理)が、6月10日(日)に大阪・なんばグランド花月(NGK)で単独ライブ『沼オーディション』を開催しました。4月28日(日)の東京公演に続いて、今度は笑いの殿堂に初降臨! 当日は立ち見も出る大入り満員で、6月13日(木)の追加公演も即完売という人気ぶり。サブタイトルに“コンセント生誕145周年記念”と掲げたライブは、ネタにコント、体を張ったチャレンジ企画など盛りだくさんの90分で、詰めかけたファンを大喜びさせました。

出典: FANY マガジン
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漫才からコントまでワールド全開!

場内が暗くなり、幕前に現れたのは、タキシード姿のスキンケア大学・吉野大。ウェルカムトークと「Are you ready?」「OK!」のコール&レスポンスに続き、まさかのイリュージョンスタイルでフースーヤの2人が舞台に現れます。

鳴り止まない拍手に「すごいねぇ」と感激しつつ、「リハの100倍すごかった」と吉野の弾けっぷりもひとイジリ。「フースーヤの単独ライブに初めて来た人!」と挙手をつのったり、NGKの本公演で披露している自己紹介ネタも実演するなど、ラフなしゃべりで空気をあたためてから、いよいよ1本目に突入です。

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ネタは漫才4本、コント1本の全5本。戦隊ヒーローやテレビのバラエティ番組をテーマにした漫才は、ギャグ満載のご存じフースーヤスタイル。しょっぱなからワードセンス炸裂のフレーズを連発し、谷口が演じる個性が強すぎるキャラたちと田中のカオス度120%な応酬で爆笑をさらっていきます。

キャバクラで使ったおカネの流れを追うネタは、すべてが同じところへと行き着く不条理の無限ループが笑いを増幅。寿司屋を舞台にしたネタでは、大将と客のいつまでもゴールにたどりつけないやりとりで、大いに沸かせました。

サウナの出入りだけでとことん笑わせる、シンプルでいて破壊力満点のコントも、拍手と笑いが連発の大盛り上がりに!

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2人で熱唱「ラストはいつもこれだった」

幕間のお楽しみもたっぷり用意。ブリッジVTRでは、高校・大学の同級生である2人が、思い出のスポットをめぐるロケ映像を大公開! アイマスクをした状態でさまざまな場所に運ばれ、そこがどこかを当てるというクイズ形式で、学生時代ならではのほほえましくもエモいエピソードをひもといていきます。

田中の生家に始まり、絡まれたあげく田中が谷口を置いて逃走した“相方見捨てロード”や、好きな人に告白してフラれた谷口が朝まで過ごした“谷口フラれ丘”など、爆笑必至の青春ストーリーが次々と明らかに。

2人がよく一緒に過ごしたというファミレスでは、懐かしいメニューを頬張りながら、田中が感極まるひと幕も……!?

出典: FANY マガジン
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「NGKでやりたいこと」を実現するミニコーナーでは、それぞれが欲望のおもむくままにやりたい放題。谷口が元通訳・水原一平氏の扮装で衝撃のひとことを叫べば、田中は「オレたちの歌でNGKを盛り上げたい」とEXILE『24karats STAY GOLD』を全力でパフォーマンスします。

場内が手拍子とともに一体となるなか、途中から谷口、そして吉野まで乱入して大暴れ! 歌い終えると息が上がってなかなかしゃべれないほどでしたが、「大学時代、カラオケのラストは必ずこの曲だった」「NGKで歌えて最高」と口をそろえる2人は晴れやかな笑顔でした。

出典: FANY マガジン
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最後はチョコの“沼”にどっぷり!?

最後は抽選で10人の観客にサイン色紙をプレゼントすべく、2人が体を張ったゲームに挑戦する「沼ッションINポッシブル」。舞台中央に設置された電話ボックスサイズの“沼ボックス”を使った、さまざまなミッションが課せられます。

「沼ッションIN借り物ポッシブル」は、谷口が巨大風船とともにボックスに入り、それが破裂するまでに田中が指定のアイテムを客席から見つけてくるというもの。ハードルの高いアイテムもなんとかゲットしてきた田中でしたが、ギリギリ間に合わず、風船は破裂……谷口はぐったりです。

出典: FANY マガジン
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揃ってボックスに入り、おなじみのギャグをジェスチャーゲームで言い当てる「沼ッションINフースーヤギャグ」では、ギューギュー状態ながら次々と正解を叩き出し、コンビのチームワークを発揮。すべてが終わり、チャレンジ成功を喜んだ瞬間、なんといきなり頭上から大量のとかしチョコが!? タイトル通り“沼”につかった状態で、エンディングを迎えました。(この後、チョコレートは2人とスタッフで美味しくいただきました)

出典: FANY マガジン
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チョコまみれの田中は、「こうして皆さまのたくさんの支えによって、NGK初単独を終えることができました。本当に皆さん、今日はありがとうございます!」と感謝の挨拶。大きな拍手に包まれて、ライブは幕を下ろしました。

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