世界中の人々が楽しめる英語と非言語表現のコメディショー「Yoshimoto Comedy Night OWARAI OSAKA」が6月21日(金)、今月オープンしたばかりの「新世界ZAZA HOUSE」で開催されました。東京では渋谷のヨシモト∞ドーム(ステージⅠ)で、大阪では道頓堀ZAZAで開かれてきたこのイベントが、新世界ZAZAへ移転しました。 日本人も外国人も一緒に盛り上がる、お笑いショーの様子をレポートします。
言葉がなくてもステージと客席がひとつに!
開演前の会場には、すでに多くの外国人旅行者が詰めかけていました。MCを担当する吉本新喜劇・森田展義が英語で流暢な挨拶をすると、客席は早くも興奮状態! トップバッターで登場したのは、とんぺてぃーず(たかしろ、きのした先生)です。
着物姿に和傘を持って登場した2人。まずは挨拶代わりにボールを回しながら、お約束の決めゼリフ「めでたいやー!」でアピール! それからも大きな傘を使ったり、人形やスマホを回したりすると、技に合わせて自然と会場から手拍子が起こり、客席は大盛り上がりでした。
続いて登場した木下弱は、バランスアクトが持ちネタ。電子タバコを使った芸で笑わせると、それからアゴを使ったバランス芸を披露し、最後はSNSでも話題を呼んだ、冷却シートを使ったおなじみの“正しい冷えピタの貼り方”で魅了しました。
3番手は「旅行カバン」を使った芸で、イタリアの超人気番組で6つのギネス記録を達成したビコーン!(樋口秀吉、前田志良)。まずは、カバンの中から前田が飛び出してひと盛り上がり。カバンに入った前田の軽快な身のこなしに会場から拍手が起こりました。
次々に繰り広げられる英語とモノを使った芸!
ビーンズ(おいちょ、ひらがだぬき)は、英語で漫才を披露。映画などで誰もが知っているキャラクターをテーマに、日本人にもわかりやすいボケとツッコミを英語で表現しました。
続いてはピン芸人・キャツミ。まずは脇につけたカスタネットを鳴らしながら登場すると、ラップを顔に貼り付け、口を使って破る芸を連発。最後はビニール傘も使って、会場を笑わせました。
バタハリ(いながきスタイル、バッフォイかさはら)は、さまざまなサイズのカラーコーンを使ったネタ。スティックを使ってカラーコーンを自在に操ると、会場からは拍手が起こります。芸が成功するたびに、決めゼリフの「大成コーン!」を会場と一緒にコールしました。
そして客席の興奮が冷めやらぬなか、静かに登場したのが、もりやすバンバンビガロです。ウサギのイラストが描かれたスカーフを使ってまずはひとネタ。そこからはハイレベルなテクニックを使ったパフォーマンスを次々と披露し、お客さんも協力したルービックキューブを使ったネタでは、会場から歓声と拍手が起こっていました。
「Yoshimoto Comedy Night OWARAI」は7月も東京、大阪で開催予定。言葉の壁を超えて笑わせ、盛り上げるパフォーマンスの数々は必見です。
「Yoshimoto Comedy Night」公式サイトはこちらから。
FANYチケットはこちらから。