東野幸治の“ガチ登山”東野登山隊・新シーズンが過酷すぎて…「全員が岩手山をナメていました」

東野幸治率いる “東野登山隊”のガチ登山に密着した人気ドキュメントバラエティ『PEAK HUNT 東野登山隊』の新シリーズが、6月28日(金)から動画配信サービス・FANYチャンネルなどで配信されます。数々の名峰にアタックしてきた彼らが今回、挑むのは残雪期の岩手山(岩手県、標高2038メートル)。どこか楽勝ムードが漂う一行を待ち受けていたのは――!? 気になる配信を前に、過酷な登山を終えた東野とメンバーの庄司智春(品川庄司)に“山に魅せられた”思いを語ってもらいました!

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

“東野登山隊”は東野、庄司に加え、木村卓寛(天津)、椎葉宏治(東野登山隊ディレクター)の4人で構成された“本気”の登山隊。昨シーズンは日本百名山のひとつであり、屈指の難易度で知られる北アルプス北部の剱岳(富山県、標高2999メートル)を、シリーズ3回目のチャレンジで完登しました。

 その自信からか今回、一行は楽勝ムードで歩みを進めますが、雪に足をとられ、体が動かなくなった東野が「人生でいちばんツラい」ともらす一幕も……。

「もういっちょまえの登山家の気持ちだった」

 ――今回、岩手山を選んだ理由を教えてください。

 東野 関東近郊の僕らが登れる山はだいたい登りきったので、次は関東以外の山にしようと考えていたんです。ほかの候補には四国や北海道があったんですけど、いま天津の木村くんが岩手に住んでいるので、その縁で登ることにしました。

――岩手山を登った印象はどうでしたか?

東野 正直、もっと簡単だと思っていたら、めちゃくちゃキツかったです。いつもは右ひざが痛くなるんですけど、左ひざが痛くなったりして、結局、いままでの登山でいちばん足が痛くなって、1週間ぐらい引きずっていました。

庄司 全員が岩手山をナメていましたよね(笑)。

東野 ほんまにそうだった(笑)。

出典: FANY マガジン
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庄司 スタッフさんも「岩手山は大丈夫だよ。エンジョイ、エンジョイ!」みたいな感じだったんですけど、登り始めたら相当キツかったです。当初予定していたよりも簡単なルートに変更したんですけど、それでもしんどかったですね。

東野 いままでたくさんの登山をしてきた成功体験があるから、「まあ、大丈夫だろう」みたいな心構えでいたのが失敗でした。剱岳に登ったから、もういっちょまえの登山家の気持ちで、どこでも登れる気になっていたんで(笑)。トレーニングもそんなにせず、ドア・ツー・ドアの生活をしていたので、(登山は)定期的に行かなアカンなって、つくづく思いました。

庄司 剱に登った慢心がありましたね(笑)。

――登山中は東野さんがリードしつつ、木村さんが元気づけて、最後の下りでは庄司さんが引っ張る。チームの役割分担がしっかりされているように思えました。

東野 そうですね。最終的には庄司さんに助けてもらう感じです。力強いというか体育会系というか、登山が向いてるんやろなと思います。

庄司 必死に食らいついているだけなんですけどね。僕は高校のときに野球部の副キャプテンでランナーコーチャーだったので、声だけは出るんですよ。

東野 レギュラーじゃなかったんですね?(笑)。

庄司 はい。3塁コーチャーです(笑)。

出典: FANY マガジン
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――苦しいときに、木村さんに民謡を歌わせるのも面白かったです。

東野 民謡、いいですよね(笑)。街で聞いたら「なんじゃ?」と思うんですけど、山でしんどいときに聞いて、民謡の必要性を知りました。「むかしの人も山に登ったりしてるとき、誰かが歌う民謡を聞きながら、遠くの景色を観てたんやろうなあ……」と。ただ前回の剱でも歌ったから、今回は新曲があるのかと思ったら、ぜんぜん増えてないんですよ。

一同 (笑)

――2パターンでしたね。

東野 そこはちゃんとしてほしいですよね。(木村は)まったく向上心がないんです。

庄司 ははは(笑)。

どっちが本当の東野さんなのか…」

 ――庄司さんは以前、「東野さんは登山中と普段がまったく違う」と言っていましたが、今回はどうでしたか?

庄司 ぜんぜん違いますね。初めて一緒に登山をさせてもらったときに「すげえ」と思ったのは、いっさいネガティブなことを言わないことです。バラエティの感じで、「なんやねん、これ」「いつまで登るねん」みたいなグチを言いつつ登るのかと思ったら、まったく言わない。休憩のあとも真っ先にザックを背負うんで、無言のリーダーシップを感じます。

東野 いやいや、早く上に行きたいねん(笑)。

庄司 真面目な話、「カッコいいな」「こうあるべきだな」と学びましたね。こんなことを言うのもあれですけど、バラエティでは「白い悪魔」と言われているじゃないですか。でも、一緒に登るといろんな面を知ることができて、人間・東野なんです。どっちが本当の東野さんなのかわかんないです。

出典: FANY マガジン
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――確かに常に後ろを振り向きながら、気を配っている様子もありました。

東野 いやいやいや、気は配ってないです。「遅いなあー」と(思って見てる)。

庄司 ははは(笑)。

東野 俺、そんなええ人間ちゃいますよ(笑)。

庄司 前に東野登山隊で登ったとき、山からの景色を観て、自然に涙が出てきたことがあったんですよ。何も考えずに涙が出て、木村くんを見たら木村くんも俺に誘われて泣いていて、椎葉さんを見たら椎葉さんも泣いてて。それで東野さんを見たら、ニヤニヤしていた。

一同 (笑)

庄司 そこはやっぱり、そういう面も残しているんだなって。「一緒に泣くまでではないんだな」とは思いましたね。

東野 泣かないですよ(笑)。木村くんなんかは、下りたあとにも泣いているから「オンエアされようと思って泣いてんちゃうかな」と思っていますから。

「この趣味を教えてもらってよかった」

 ――そんな東野さんにとっての“山登りの魅力”を教えてください。

東野 やっぱり頂上についたときの「ここまで来た!」という達成感。それと降りたあとに、焼き肉を食べたり、ビールを飲んだりしながら、「俺、あそこに登ったんだよなー」と振り返る気持ちのよさです。

庄司 ロケがぜんぶ終わって、「あそこまで登ったんだよなー」ってみんなで話したりすると、誇らしく思えますよね。

出典: FANY マガジン
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東野 そうそう。車で高速に乗っているときに山を見ると、めっちゃ高く感じるんですよ。「あー、あそこに登ったんや」「てっぺんに立ったんや」と思うと、嬉しいというか楽しいというか……。なおかつ健康になるし、土地の美味しいものも食べられるし、贅沢な趣味だなと思いますね。そこは木村くんに(この趣味を)教えてもらって、ありがたかったです。

――登山を始めてから人生観や死生観などに変化はありましたか?

東野 芸能人なんてだいたいが自分勝手ですけど、一応、辛抱強い性格になったかなとは思います。死生観はまったく変わらないですけど、長生きしたいなとは思いますよね。だって70歳とか80歳ぐらいの人に抜かれたりしますから。

――そうなんですか!?

東野 ふつうに抜かれるんですよ! 「未来の自分がこうであってほしいな」とは思います。だから高齢化社会のこれからの日本で、今後、登山する人は増えると思いますよ。人生後半の趣味としては、めちゃめちゃいいと思います。

――ちなみに、東野さんは1人で登ることはあるんですか?

東野 1人はなかなか怖いんですよね。万が一のことがありますから。でもプライベートで庄司さんと2人で行って、芸能ゴシップを喋っている間に迷子になったことはあります(笑)。

庄司 ありましたね! 急に「あれ?」ってなって(笑)。

東野 「あれ?」ってなって、戻りました。そういうことがあるから、やっぱり1人は怖いですね。一緒に行ってくれる人がいると、ありがたいんですよ。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

――チームで行くからこそ、安心して楽しめるんですね。それでは最後に、番組のアピールをお願いします!

東野 山登りをされている方、興味がある方に観てほしいですし、山にまったく興味がない方にも「あ、登山ってなんかいいな」と思っていただきたいので、ぜひ観てほしいです。「ズルしてんちゃうの? ヤラセしてんちゃうの?」という、うがった見方でも結構でございます!

庄司 そんな見方の人、いますか(笑)? 本当に本気で一生懸命登っていますし、バラエティでは見られない東野さんの素敵な一面も見られると思うので、ぜひ観てみてください!

番組概要

『PEAK HUNT 東野登山隊 シーズン10~残雪期 岩手山編~』
出演:東野幸治、庄司智春(品川庄司)、木村卓寛(天津)、椎葉宏治
配信プラットフォーム:
①FANYチャンネル
②ひかりTVビデオパック(大阪チャンネルビデオパック)
③Amazon Prime Videoチャンネル「大阪チャンネルセレクト」
配信スケジュール:
第1話:6月28日(金)13:00
第2話:7月5日(金)13:00
第3話:7月12日(金)13:00
第4話:7月19日(金)13:00
第5話:7月26日(金)13:00
準備編①:8月2日(金)13:00
準備編②:8月9日(金)13:00

「FANYチャンネル」はこちらから。