西川きよし、ヘレン、忠志、かの子の西川ファミリーが、6月27日(木)にプリムローズ大阪で開催された「第22回大阪府安全なまちづくり推進会議総会」に出席しました。ファミリーは2017年から、「大阪府安全なまちづくり大使」を務めています。この日は吉村洋文大阪府知事からの感謝状の贈呈や委嘱状の交付などが行われ、きよしは「小さなことからコツコツとがんばります」と意気込みました。
吉村知事からきよしに感謝状
総会はまず吉村知事の挨拶からスタート。吉村知事は、大阪府の刑法犯の認知件数が昨年1年間で8万件を超え、増加中であることや、SNSを使ったロマンス詐欺や投資詐欺が増えていることに言及します。また、特殊詐欺の認知件数が過去最多となり、被害額が36億円に上ることにも触れ、実効性の強い対応策を取る必要があると話し、条例の改正に取り組む方針であることを発表しました。
また、大阪・関西万博の開幕まで300日を切ったことに触れ、万博に向けてより安全で安心な街を作っていきたいと訴えました。
続いて、西川ファミリーと大阪府広報担当副知事の“もずやん”、さらに大阪府警察のシンボルマスコット“フーくん”と“ケイちゃん”が会場へ。
まずは吉村知事がきよしに感謝状を贈呈します。続いて、西川ファミリー全員へ「大阪府安全なまちづくり大使」委嘱状が手渡されました。
吉村知事は、西川ファミリーに感謝を伝え、「来年の万博には大阪にたくさんの人が来る。大阪の魅力を世界中に発信していきたい」と話しました。
「オール大阪でがんばりましょう」
ここで会場に、特殊詐欺犯人からの実際の電話の音声が流れました。音声を聞いたきよしは「実に巧妙。内容についても本当にありそう」と驚きの表情です。ヘレンも「本物の役所からの電話と完全に思い込んでしまう」と話します。
かの子が、自身にかかってきた詐欺電話の事例を「やはり気持ちのいいものではない」と振り返ると、忠志も、実在の警察の電話番号が表示される手口に触れて、「一度、電話を切ってこちらから折り返す。寂しいことだけど、そこまでしないといけない世の中」と訴えました。
警察の担当者からは、被害にあわないために「犯人と会話をしない」「お金にまつわる電話ならすぐに切る」「家族や知人に相談する」「自宅にかかってくることが多いので固定電話に対策する」といった基本的なルールの紹介も。
最後にきよしが大使として、「小さなことからコツコツとがんばります」とアピールすると、ファミリー全員で「オール大阪で安全な街・大阪を目指してがんばりましょう!」と呼びかけました。