アイロンヘッド辻井が“異色の現役生”とギターセッション! YPA学園祭で学生たちが全力パフォーマンス

エンターテインメントの表舞台の即戦力を目指し、ボーカル、ダンス、演技など多様なジャンルの基礎が学べる吉本興業のスクール「よしもとパフォーミングアカデミー(YPA)」東京校が、9月14日(土)に前期発表公演となる『よしもとアカデミー学園祭2024』を開催しました。出演した東京校の現役生たちは、これまで培ってきたすべてを出し切り、家族や友人、卒業生や入学を希望する未来の後輩など、多くの人々を全力のパフォーマンスで楽しませました。

出典: FANY マガジン
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ひたむきさが光った新入生の初舞台

2021年4月に開校したYPAは、エンターテインメントの世界を目指す人のための2年制のスクールです。最大の特徴は豪華な講師陣。東京校では演出家の田中精講師をはじめ、ダンサーのイルカ野講師、シンガーソングライターのChica講師ら、エンタメ業界の一線で活躍する講師から歌唱、ダンス、演技を総合的に学びます。

第1部の第1幕は、現在1年目の4期生が中心となってパフォーマンスする「Life is the stage」。この演目は昨年、3期生もパフォーマンスした伝統の演目で、一人ひとりが表舞台を目指そうと思ったきっかけや、夢に向かって突き進む今の気持ちなどを、芝居仕立てで表現していきます。

つい弱音を吐いてしまうこともあるけれど、仲間同士で励まし合い、無限の可能性に満ちたステージで、ともにスターを目指す――。同じ目標に向かって歩み出したばかりの4期生たちのひたむきさがキラキラと光るステージとなりました。

出典: FANY マガジン
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ダンスに演技に…成長した姿見せた3期生

第2幕は、2年目となる3期生が中心。選抜メンバーによる息の合ったダンスが見応え十分な「LOST IN PARADISE」や、みずみずしいハーモニーが印象的なボーカルナンバー「Shallow」、そしてドラマパートでは、人生の歩みを止めてしまう“境界線”をテーマに、主人公の葛藤と再生をシリアスに描いた「Border」、締め切りに追い詰められた作家と、彼女の作品に登場するキャラクターたちのやりとりがコミカルに展開する「Live in a Dream」と、幅広いエンターテインメントを披露しました。

3期生たちはボーカル、ダンス、演技ともに落ち着きあるパフォーマンスで魅せ、それぞれの成長ぶりを十分に発揮しました。

出典: FANY マガジン
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スカチャン、アイロンヘッドも登場!

第2部では、スカチャン(ヤジマリー。、みや)と、アイロンヘッド(ナポリ、辻井亮平)、さらに、今回の学園祭の会場となった東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校(東京都江戸川区)の現役生でもある、現役女子高生アイドルユニット「SO.ON project TOKYO」が加わり、コーナーライブを開催しました。

まずは高知県でプロのシンガーとして長く活動しながら、自らの可能性を広げるために月1回、高知からYPAへ通学しているという異色の現役生・KEN☆KENが、吉本髄一のギターの腕前を誇るアイロンヘッド・辻井とのセッションを披露しました。KEN☆KENは、辻井の軽快なギターの音色に乗せ、名曲「スタンド・バイ・ミー」をダイナミックに熱唱し、観客を魅了しました。

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おじさん芸人がダンスゲームでまさかの活躍

お次はYPAチームと東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校チームが対戦するゲームコーナーに。最初のゲーム「おじさんTikTokダンスクイズ」は、その名のとおり、おじさん芸人がTikTokで流行したダンスのフリをスマートフォンで見ながら再現し、チームメイトがその曲名を当てるというもの。

最初にYPAチームのアイロンヘッド・ナポリがダンスに挑戦すると、チームメイトたちは次々と正解を連発。ナポリはこのダンスを知っていたといい、「オレ、若いんや!」と大喜びしました。

続いて行われた集団ジェスチャーゲームでは、さすがエンターテイナーを目指す現役生たちだけあって、それぞれが豊かな表現力を発揮。ゲームを大いに盛り上げました。

出典: FANY マガジン
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2年目舞台は「周囲が見られるようになった」

この日の感想をYPA4期生の美衣、hikaru、3期生の中間天恵、大西りおんに聞きました。

入学後の初舞台ながら、あまり緊張しなかったという美衣は、「歌割り(自分が歌う部分の割り振り)やセリフが増えることが本番直前まであったけれど、無事に乗り越えられてよかった」と笑顔。

hikaruは、ダンスでの舞台経験はあっても、演技や歌も合わせたパフォーマンスは初めてだったと言いつつ、「いままで練習してきたなかで、いちばん気持ちが込められた。お客さんの反応を見て、届けられた実感が湧いた」と充実感たっぷりに語りました。

出典: FANY マガジン
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今回が3回目のステージとなる中間天恵は、「私がいちばん輝いている!くらいの気持ちで頑張れたので、めちゃめちゃ最高でした!」と自信を覗かせます。

大西りおんは、「1年目の舞台では手の感覚がなくなるくらい緊張していたけれど、今回は周囲がちゃんと見られるようになって、舞台に立てることが本当に楽しかった」と成長を実感した様子で語りました。

こうして学園祭は終了。学生たちは5月から行ってきた練習のすべてを出し切り、充実感に満ち溢れた笑顔でステージを後にしました。


「よしもとパフォーミングアカデミー(YPA)」公式サイトはこちらから。
「よしもとアカデミー」公式サイトはこちらから。

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