ジャルジャル主演コントシネマ『サンチョー』で、オリジナルの散髪方法が超絶クセ強な“奴”、じわじわと笑える<強烈キャラ>を捉えた本編映像が公開されました。また、俵万智、森田まさのりら、著名人から絶賛コメントも到着しています。
2人で11役。100分(ほぼ)全役ジャルジャル!
ジャルジャルが主演を務め、放送作家・倉本美津留を監督に迎えた、ジャルジャルのコントシネマ『サンチョー』が、11月19日(金)より全国公開となります。
主演を務めるのは、「キング・オブ・コント2020」では13代目王者に輝き、その後もYouTubeチャンネルに毎日ネタを更新し続け登録者総数166万人を突破、持ちネタ数8,000本以上を誇る人気芸人・ジャルジャル。登場人物ほぼすべてのキャラクターを演じきります。
彼らとタッグを組み、本作でメガホンを取るのは、単独ライブツアー『JARUJARU TOWER』シリーズで演出を手掛けるなど、ジャルジャルとは幾度となくタッグを組んできた放送作家の倉本美津留。コントが生むエンタメ性と長編映画の物語性をかけあわせた本作の新たな映像ジャンルを“コントシネマ”と名付け、これまでにない新たな表現方法に挑戦します。
愛すべき“ヘンな奴ら”たち
ジャルジャルといえば、「人質のチョイスミスった奴」「ハズレの先生が担任になった奴」など、“ヘンな奴ら”によるコントがYouTubeチャンネル「ジャルジャルタワー JARUJARU TOWER」でも話題ですが、本作でも愛すべき“ヘンな奴ら”たちは健在。
この度、個性豊かな登場人物たちの中でも、特に強烈なインパクトを放つ注目キャラクターをとらえた<本編映像>が公開されました!
公開されたのは、独学で極めたというカット技法のクセが強すぎる美容師・夏目瞭(福徳)と、その客(後藤)のやり取りを収めた本編映像。
映像では、やたら目を合わせながら至近距離かつありえない姿勢で散髪する夏目オリジナルのカット法と、呆気にとられながらもなぜか受け入れてしまう客の姿が映し出され、おかしな状況とふたりの掛け合いにじわじわと笑いがこみ上げるシーンに仕上がっています。
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複雑に絡み合う人間ドラマ!?
本作は、設定とストーリーだけをもとにジャルジャルのふたりがコントシネマの人物になりきり、その場でリアルに会話を紡いでいく手法で作り上げられました。さらに一度コントが始まれば最後までカメラを止めないなど、撮影方法も工夫。その意図について、メガホンをとった倉本美津留監督は、次のように明かしています。「製作陣の前ですら同じ笑いをこすることを避ける彼らは、テイクが変わるたびに別の角度の笑いを入れてくる可能性があるので、画が繋がらなくなるんですよね(笑)。なにより、何度も同じことをやらされると笑いのテンションが下がってしまう。彼らの笑いの反射神経を生け捕りたいと思ったんです」そんなコントシネマならではの演出方法により、複雑に絡み合う人間ドラマが“ジャルジャル流”の笑いを散りばめながら表現されています。
さらに俵万智、森田まさのり、茂木健一郎ら、各界の著名人から<絶賛コメント>も到着!
俵万智(詩人)は、「ジャルジャルワールド全開の、しつこい笑い。それが足し算でなく掛け算で迫ってきて、いつしか不思議な多幸感に包まれていた。今すぐにでも、彼らにまた会いたい」と中毒性の高い世界観を絶賛。
森田まさのり(漫画家)は「いや、素晴らしい! 面白かった! 得した! コント師はみんな悔しがるはず。こんな映画作れてジャルジャルは幸せやなぁ」、茂木健一郎(脳科学者)も「人生はその場その時を笑いとともに転がしていく“コント”なんだ!という“素晴らしき新世界”!! 倉本美津留さんの創造とジャルジャルの瞬発がマリアージュして、感動のラストまで疾走する。連れていかれました!!!」と、それぞれ熱量あふれるコメントを寄せています。
さらに瀬下寛之(アニメーション監督)は、「ことばの達人・倉本監督らしい、心理の隙間に侵食して“おもろい空気”に包んでしまう作品です。上映中、じわじわと可笑しみがこみ上げてくる感じが続き、気づくとずっとニヤニヤとしている自分がいます」、のん(女優・創作あーちすと)からは、「面白かった~! ヤバイけれど愛おしい登場人物達がリアルに割り込んでくる感覚があり、じっくり観れば観るほど笑いが込み上げてきました。クセになる映画です」とコメント。ジャルジャル×倉本監督が生み出すコントシネマの魅力を、クリエイターならではの目線で表現しています。
ジャルジャルがお届けする新しい笑いを生む“コントシネマ”を、ぜひ劇場で体感してください!
著名人コメント
瀬下寛之(アニメーション監督)
ことばの達人・倉本監督らしい、心理の隙間に侵食して「おもろい空気」に包んでしまう作品です。上映中、じわじわと可笑しみがこみ上げてくる感じが続き、気づくとずっとニヤニヤとしている自分がいます。
俵万智(詩人)
ジャルジャルワールド全開の、しつこい笑い。それが足し算でなく掛け算で迫ってきて、いつしか不思議な多幸感に包まれていた。今すぐにでも、彼らにまた会いたい。中毒性のある映画です。
のん(女優・創作あーちすと)
面白かった〜! 舞台の上でなく日常の中に溶け込んでいて、一風変わったキャラクター達を覗き見している不思議な気分でした。ヤバイけれど愛おしい登場人物達がリアルに割り込んでくる感覚があり、じっくり観れば観るほど笑いが込み上げてきました。クセになる映画です。
森田まさのり(漫画家)
そうか、コントは演出方法をとことん突きつめたらコントシネマになるのか。いや、素晴らしい! 面白かった! 得した! コント師はみんな悔しがるはず。こんな映画作れてジャルジャルは幸せやなぁ。これはジャルジャルの、ジャルジャルによる、ジャルジャルとお笑いファンのための映画やな。
茂木健一郎(脳科学者)
人生はその場その時を笑いとともに転がしていく「コント」なんだ! という「素晴らしき新世界」!! 倉本美津留さんの創造とジャルジャルの瞬発がマリアージュして、感動のラストまで疾走する。連れていかれました!!!
『サンチョー』STORY
高校一年生の安田(福徳)は、ある日登山部の顧問(後藤)に呼び出される。三年の先輩たちが引退してたった一人の部活動となってしまった登山部を廃部にするため、退部届を出してくれという相談だった。顧問との山登りが学校生活で唯一の楽しみだった安田は失意の底に。その様子を、入学してから一人も友達ができずにいた生徒(後藤)が見ていた───。
一方、公園では駆け出しの漫才師(後藤、福徳)が、芸への向き合い方を巡って解散の危機に瀕していた。また同じころ別の場所では、若手俳優(福徳)が、自分の名字を変えるために女性にアプローチを繰り返していた。
オリジナルのカット技法を極めた美容師(福徳)、先輩に屈託なくいたずらをしかけようとする後輩(後藤)、家主に鉢合わせてしまう泥棒(後藤)、マジシャンの卵(後藤)、公演に人生をかける劇団の座長(後藤)……それぞれの場所でそれぞれ必死に生きる奴ら。ときに苦く、ときにおかしく、人生は進んでいく。山を愛する以外になにもなかった少年たちの人生は、果たしてどんな方向に転がりはじめるのか。
作品概要
『サンチョー』
2021年11月19日(金)より全国順次ロードショー
劇場:シネ・リーブル池袋、新宿バルト9ほか全国21館で上映
※詳細については、「ジャルジャルコントシネマ『サンチョー ─JARUJARU TOWER 2021─』特設ページ」にて随時お知らせいたします。
ジャルジャルコントシネマ『サンチョー』特設ページはこちら
ジャルジャル公式Twitterはこちら
<クレジット>
キャスト:後藤淳平(ジャルジャル) 、福徳秀介(ジャルジャル)
作:ジャルジャル(後藤淳平、福徳秀介)
監督:倉本美津留
構成:藤井直樹 川上潤也 企画構成:本多アシタ
音楽:窪田渡
ポスター写真:大金康平
プロデューサー:真砂陣
制作協力:株式会社ニンポップ 株式会社レゾナージュ
制作・配給:吉本興業
©︎2021 「THANC YOU ─JARUJARU TOWER 2021─」 吉本興業