千葉市美浜区の「幕張の浜」で、イオン株式会社とイオンモール幕張新都心が主催する「幕張の浜 ビーチクリーン活動」が10月12日(土)に行われ、吉本芸人が地域住民らと一緒に浜辺のゴミ拾いをしました。この日は、過去に参加経験のあるココリコ・田中直樹、レイザーラモン(HG、RG)、南海キャンディーズ・しずちゃんに加え、くまだまさし、男性ブランコ(浦井のりひろ、平井まさあき)、ひょっこりはんが初参加。イベントMCはキクチウソツカナイ。が務め、参加者とともに多くのゴミを回収しました。
くまだまさしはクラッカーのゴミをすぐ回収
「幕張の浜 ビーチクリーン活動」は、世界の海に1億5000万トンも漂っているといわれる海洋プラスチックゴミについて、参加者一人ひとりが考えることを目的としています。4回目となった今回も、近隣住民やビーチクリーン団体、地元企業、イオン従業員など約300人が参加しました。
イベントに登場した芸人たちは、やる気十分。くまだまさしは、おなじみのお尻からクラッカーを発射する「ケツクラッカー」を披露するなりテープを回収して、「ゴミは出しません!」と宣言します。
また、レイザーラモン・RGは、西川きよしならぬ“ビーチ川きよし“のモノマネで登場。「小さなゴミからコツコツと!」と叫んで、参加者を笑わせました。
参加者と触れ合いながら芸人が真剣にゴミ拾い!
さっそく、浜辺の清掃活動がスタート。
3回目の参加となった南キャン・しずちゃんは、ペットボトルや植木鉢を手際よく回収しながら、「思ったより少ないけど、大きめのゴミもある」と語ります。そして、このビーチクリーン活動について、「毎年、ゴミ問題への意識が高まる良いイベントだなと思います。これからも一生参加したいです」と笑顔を見せました。
昨年に引き続き、2回目の参加となったココリコ・田中は、「昨年よりゴミが減っている。みんなのゴミへの意識が変わっているのかな」と嬉しそうな様子。また、ゴミ拾いをする参加者たちのほうを見ながら、ビーチクリーン活動の魅力をこう語りました。
「小さいお子さんが細かいゴミを熱心に拾っている姿を見ると、感動します。ゴミ拾いという共通の目的があるので、チームという感じで、みなさんとお話ししながら作業するのが本当に楽しいです」
レイザーラモン・HGが“筋肉芸人”の本領発揮
一方、“デカ流木担当”を自称するレイザーラモン・HGは、参加者が重たい流木を見つけると「任せてください」と腕まくり。20キロにも及ぶ丸太や、長さ4メートルほどの流木を何度も運び、「脊柱起立筋や大臀筋、ハムストリングスのトレーニングになるんで、一石二鳥です」と、筋肉芸人の実力をいかんなく発揮します。
初参加の男性ブランコは、コンビで仲良くゴミ拾い。まわりの子どもたちともすぐに仲良くなり、「大きいの見つけたやん!」などと声をかけながら、手を動かし続けました。
浦井が「お子さんが『こんなん見つけた!』と見せてくれて、『やったなー!』って声をかけたり、宝探しみたいになっているのが楽しい」と充実の表情で語ると、相方の平井も「ゴミを拾うのは気持ちがいいし、スッキリする。ふつうに楽しんじゃっています」と話しました。
ひょっこりはん「ボランティアの魅力が詰まっていました」
こうして、ビーチクリーン活動は終了。大量のゴミ袋が集まり、ペットボトルだけでも20キロ以上が回収されました。
ひょっこりはんは「自然に囲まれて心が洗われました。こういう活動は明るい気持ちになれるし、ボランティアの魅力が詰まっていると思います」と、この日の活動を振り返ります。
くまだまさしが「僕も頑張ったつもりですけど、まわりのみなさんが本当にいっぱい拾ってくれました」と参加者に感謝すると、ほかの芸人たちも賛同。力を合わせた達成感を、会場の全員で味わいました。