人間国宝・二代目京山幸枝若が今宮戎神社「十日戎」の宝恵駕行列に参加! 「こんな光栄なことはない」

2024年度(令和6年度)の重要無形文化財保持者、いわゆる「人間国宝」に認定された浪曲師・二代目京山幸枝若(こうしわか)が1月10日(金)、大阪市内で行われた今宮戎神社の十日戎「宝恵駕(ほえかご)行列」に参加しました。この冬いちばんの冷え込みとなるなか、宝恵駕に乗った幸枝若は、多くの人で賑わうなんばの町を練り歩きました。

出典: FANY マガジン
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道頓堀川を臨む特設ステージで出発式!

昨年、4年ぶりに復活した宝恵駕行列は、毎年9~11日に行われている今宮戎神社の十日戎に合わせて、大阪・道頓堀から今宮戎神社を練り歩く新春の恒例行事です。

イベントは、道頓堀川の遊歩道・とんぼりリバーウォークでの出発式からスタート。「ほえかご〜」の声とともに、猿田彦大神を先頭に着物姿の福娘や女優・松井玲奈ら行列の参加者がステージ前に集まります。

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幸枝若は新年の挨拶のあと、「250年続いてる宝恵駕に乗せていただく、こんな光栄なことはない」と笑顔で語ると、「浪曲という言葉を見たら、聞いたろかなという気持ちになっていただきたい」とアピールしました。

行列の参加者たちの紹介のあとは、幸枝若も参加して“くす玉割り”が行われました。さらになにわの手締め、そして芸妓が乗ったかごを高く上げる「駕あげ」が行われ、出発式は終了しました。

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なんばグランド花月前の特設ステージにも登場

続いて幸枝若は、なんばグランド花月前に作られた特設ステージに登場。2月28日(金)になんばグランド花月で人間国宝認定の記念公演が行われることを紹介しながら、改めて「歴史ある宝恵駕に乗せてもらうことが光栄」と話しました。

そして、「ほえかご〜」の声とともに街を練り歩く、宝恵駕行列と合流。沿道の人たちに手を振りながら、ゆっくりとなんばの街を進んでいきます。

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派手な看板が並ぶ通りを宝恵駕が行く様子は、この日ならではのもの。日本橋の電気街を抜け、今宮戎神社近くで宝恵駕を降りた幸枝若は、そこから徒歩で神社へ向かうと、拝殿でお祓いを受けたあと玉串を拝礼しました。

公演概要

浪曲師 京山幸枝若「人間国宝認定」記念公演

日程:2025年2月28日(金) 17:15開場/18:00開演
出演:京山幸枝若 ほか
チケット:前売5,000円 当日5,500円
プレイガイド:FANYチケット、ぴあ、ローチケ

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