ケビンスの90分冠番組でコンボイが体当たりチャレンジ!! 仁木「これからも、みんなでコンボイを使って遊ぼうよ!」

人気急上昇中のお笑いコンビ・ケビンス(仁木恭平、山口コンボイ)の冠番組『ケビンスの取扱説明書』が、1月31日(金)からCS放送「映画・チャンネルNECO」で始まります! この番組では「コンボイをスターにして売れる」ことを目指す仁木がさまざまな指示を出し、コンボイが“1人商店街ロケ”や“少林寺拳法アクション”に挑戦。番組の見どころや収録のウラ話を、ケビンスの2人に直撃して聞きました!

出典: FANY マガジン
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コンボイ「刺激的でずっと楽しかったです」

――今回の冠番組の収録で、記憶に残っているシーンはなんですか?

仁木 全体的にコンボイが全力だったので、全編を通して見てほしいんですけど、より全力だったのが“ゲテモノ企画”ですね。ゲテモノとかいまどき珍しいし、「こういうのやったら番組的にどうなの?」と引く人もいると思うんですけど、コンボイだからか、カラッと爽やかに見られたというか。「コンボイだしな。まあいいか」と思っちゃうみたいな(笑)。

本人はなんか楽しんでいたし、何がなんだかわかってないまま全力でやっていたし、可哀想に見えなかったんですよね。どの時代も、こういう役割の人はいてもいいなとは思いました。

出典: FANY マガジン
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コンボイ 仁木くんの指示をインカムで聞きながら1人で商店街ロケをする企画があったんですけど、「オレって、こんなに失礼でいいんだ!」と思う瞬間が多くて、幅が広がった気がします。

ふつうなら地元の方に失礼がないようにするけど、指示通りに失礼なことを言っても、店員さんがめっちゃ笑ってくれるんですよ。もちろん、すごい空気になることもあったんですけど、耳元から仁木くんの悪い笑い声が聞こえるんで、刺激的でずっと楽しかったです(笑)。

仁木 ロケでは、その場で思いつくボケを全部コンボイがやってくれたって感じです。楽しかったので、今後もコンボイにはずっとインカムをつけていてほしいですね(笑)。

――コンボイさんも、仁木さんに完全に任せていたんですね。

コンボイ そうですね。今回の商店街ロケのときなんて、自分の言葉は「さあ、やってまいりました」と「美味しかったですね」の2つだけだと思います。

――(笑)。番組のタイトル通り、今後、ケビンスを応援していくための“取扱説明書”になりましたか。

仁木 今回は僕が“仁木恭平”という名前でデータを作って遊びましたけど、「これからも、みんなでコンボイを使って遊ぼうよ!」という感じです(笑)。

コンボイ 本当にいやらしいんですけど、業界関係者の方にいっぱい見ていただきたいですね。初見の人にもわかりやすい番組になっていると思うので、この番組を見て「ここまでやっていい子たちなんだ」と知っていただき、その状態で劇場に来ていただいたり、テレビを見ていただいたりする。その“第一歩”となった最高の番組だと思います。

相方というよりも配偶者!?

――今回の番組をきっかけにケビンスのファンになる人もいると思います。お互いについて、「相方はこんな人」という“取扱説明書”を教えてください。

仁木 まずは見栄っ張り(笑)。

コンボイ これはそうですね~。見栄っ張りでカッコつけて、後輩にタクシー代をいっぱい渡しちゃうんですよ。そのせいで、いま貯金残高が2万3000円しかありません。

――(笑)

仁木 あと、ネタのダメ出し(仁木がネタ作り担当)をしているときに後輩が通ると「説教されてない」みたいな立ち回りをします。

コンボイ 「オレもネタの調整に参加してるよ」という雰囲気を出していますね(笑)。

仁木 見栄っ張りからつながる(コンボイの)いいところなんですけど、後輩がいるとボケ数が倍になります。

コンボイ なんかダサいだろ!

出典: FANY マガジン
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――(笑)。コンボイさんはいかがですか?

コンボイ 仁木くんはネタにしろ何にしろ、笑い声・ウケ最優先ですね。コーナーもなるべく自分で考えたいぐらいの人なんで、番組のお話をいただいたときも、面白そうな企画をどんどん提案してくれました。本当にまっすぐ笑い声に向かっていくような男ですね。

――2021年にコンビを組んでから、2人の関係に変化はありましたか?

仁木 最初のほうは2人でネタとかいろんなことを考えていたんですけど、一緒にネタを作っていくうえで、(コンボイの)独り言とか鼻歌とかうるさすぎて次第に呼ばなくなりました(笑)。関係性については、これまで相方でしたけど、いまは子育て……配偶者って感じです。

コンボイ (笑)。関係性自体は変わってないかもしれないですね。ずっと頼りにしています。前のコンビでは、自分のことを“ネタが書けるツッコミ”だと思っていたんですけど、コンビを組んで2週間ぐらいで「この人に任せたほうがいいな」と気づきました。

仁木「国民的スターになってもらいたい」

――仁木さんは、コンボイさんの人間性を知る過程で、ネタの方向性は変化しましたか?

仁木 僕がピンでやっていたフリップネタの影響もあるんですけど、最初は自分が面白いと思うネタをただやっていたんですよ。でもコンボイはキャラの人なんで、「なんでこんなバカがインテリジェンスなボケすんの? 冷めるわ~」みたいな反応もあって……。

なので、山口コンボイの人間臭いところとか、「それ、みんな思ってるけど、嫌われるからあんまり言わないほうがいいんじゃない?」みたいなことは代わりに言ってもらうようにしています。パンと言っちゃうヤツってバカでもあるし、そういうのがいちばん合うなと。

出典: FANY マガジン
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――コンボイさんがプレイヤーとして意識していることはありますか?

コンボイ 表情や動きってやり方次第でウケが変わってくるんですけど、そこは僕の努力項目じゃないですか。最初のころよりは、表情、動きの丁寧さ、キレは、特に意識するようにしています。

――今後やってみたい番組や企画を教えてください。

仁木 山口コンボイには国民的になってほしいので、いろんなことをやりたいですね。たとえば、「コンボイを厳しいところに放り出したらどうなるのか?」というところから、自衛隊に体験入隊してもらって、そこでどれだけ怒られるのか? コンボイが怒られるたびに、オレが罰金を支払わなきゃいけない企画とかいいなと思います(笑)。

コンボイ 味をしめたようで申し訳ないですけど、また仁木くんの指示を受けながら商店街ロケをやりたいです。僕、舞台上や楽屋でも、いま乗っていかなきゃいけないのにツッコんじゃって(やりとりを)終わらせてしまうことがあるんですよ。そのあたりは、今回の商店街ロケで鍛えられた感じがするので、次回も全部乗っかって楽しくやりつつ、お笑いを学びたいです。

出典: FANY マガジン
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文・写真=浜瀬将樹

番組概要

「ケビンスの取扱説明書」
出演:ケビンス(仁木恭平、山口コンボイ)
初回放送:2025年1月31日(金)22:30~24:00
放送:CS放送「映画・チャンネルNECO」

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