ココリコ田中が動植物公園の「1日園長」就任で大はしゃぎ! 「動物の足元」を見るマニアックな楽しみ方も力説

どーも!  「豊橋市住みます芸人」で芸人ライターのブロードキャスト!!・吉村憲二です! 幸せになろうよ!!

愛知県豊橋市にある「のんほいパーク」(豊橋総合動植物公園)で1月18日(土)、ココリコの田中直樹さんが「1日総合動植物公園長」に就任し、来園者とふれあいました。田中さんにとっては、2023年に同公園内の博物館で開催された「カイジュウ博」でトークショーを開いて以来、2回目の来園。芸能界きっての動物好きとして知られていましたが、動物や動物園を好きなのにはそんな理由があったのか! と胸打たれる秘話を聞くことができました! そんな「1日公園長」の様子を楽しくお届けします!

出典: FANY マガジン
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キリンやライオンのエサやりに大興奮!

就任式でココリコ田中さんは、「1日総合動植物公園長」の証として名前入りジャンパーとたすきを贈呈されて大喜び。そのまま動物たちのエサやり体験に向かいます。

最初は2頭のキリン、アキコとユララに葉っぱのついた木の枝をエサとして与えます。キリンは葉っぱの部分しか食べないことや、葉っぱがなくなった木の部分はあとでゾウにあげていることなど、飼育員さんに豆知識を教えてもらいながらの餌やりは大盛り上がり。僕もテンション高く楽しみました。

田中さんは「キリンの食事は、首が長くて反芻(はんすう)様子がよく見えるから大好きなんです」と、熱く語りながらキリンにエサをあげていました。キリンが歯で葉っぱを噛む力がとても強く、田中さんが引っ張られていたのがとても印象的でした。

出典: FANY マガジン
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続いてはライオンのエサやり。のんほいパークでは東三河地域の山間部で駆除されたシカを殺菌処理し、安全なエサとしてライオンに与える屠体給餌(とたいきゅうじ)が行われているとのこと。フリップで勉強したあと、実際にその模様を見せていただきました。

屠体給餌をする理由は、肉を骨や毛皮がついたままの消化が難しい状態で食べることにより、ライオンの腸の働きが活発になるというメリットがあるとのこと。

とても勉強になる体験で、田中さんも大満足した様子で「ふだん見られない姿を見ることができた。シカのひづめなども食べるらしいので、粘ってずっと見ていたかった」と、興奮気味に語ってくれました。僕もライオンの食事の迫力に声が出まくりでした!

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同い年のゾウに「代謝悪いのが身に染みてわかる」

続いては、ゾウのダーナの足のお手入れを間近で見せていただきました。田中さんは、「ダーナは1971年生まれですよね? 僕と同い年だから、先ほどおっしゃられていた『代謝が悪くなっている』とかがすごく身に染みてわかる」と共感していました。

足の皮膚の乾燥を防ぐためにオリーブオイルを塗って保湿するなど、人間と同じようなお手入れをしていることにはビックリ。1日公園長でなければ体験できない出来事が盛りだくさんで、田中さんは少年のようにキラキラした目で動物たちと触れ合っていました。こんな体験、楽しすぎる!

出典: FANY マガジン
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午後からのトークショーは、伊藤紀治・総合動植物公園長、高見一利・動植物園長とともに田中さんの動物愛で大いに盛り上がりました。

田中さんはのんほいパークの楽しみ方として、「動物園では『今日は目だけをフォーカスして回ろう』とか、『次は足元』など、注目するテーマを決めて回るとまた楽しいと思う」と、生粋の動物好きならではの独自の手法を披露。会場のお客さまはうなずきながら聞いていました。僕はそんな斬新な楽しみ方をしたことがないので、すぐにやってみたいと思いました。

高見園長は「動物園ではどんなことが学べるの?」という質問に、「ゾウやキリンなどの大きい動物もいいですが、身の回りの小さな動物にも注目してほしい」と答えていました。確かに、ついつい派手な大きい動物にばかり目が行きがちですが、ふだんあまり気に留めることがない小さい動物たちの生態を学ぶのにも、動物園はまさにうってつけの場所だなと改めて思いました。

出典: FANY マガジン
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田中さんが「動物好き」になった理由

最後は「のんほいパーククイズ」で子どもたちと盛り上がりました。「のんほいパーク内のアジアゾウの数は6頭である?」や、「のんほいパークの広さは東京ドーム8.5個分?」「1年間に100万人が遊びにきてくれた?」といった質問に〇×形式で答えていきます。

田中さんは子どもたちが正解にたどり着くよう、絶妙なヒントで導いていました。クイズによって、より深くのんほいパークのことを知ることができて、とても楽しい時間すぎました!

1日を通して、1日公園長をとても楽しんでいた様子の田中さん。僕も取材を忘れてはしゃいでしまうほどの充実した内容でした。

出典: FANY マガジン
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最後に、この日の感想を述べた田中さん。動物や動物園が大好きな理由として、こんなことを語りました。

「生き物の延長線上に自分がいる。海から上がっていって自分がいる。動物たちに自分も繋がっているから、動物たちの動きや生活に人の生き方のヒントがあるんじゃないかと思って、動物園を楽しんでいます。落ち込んだりしても、動物たちを見て、食べて寝るだけでオッケー! って」

人間の生きている意味をとらえた深いお話に、僕も感動しっぱなしでした。

楽しすぎて、あっという間に過ぎたココリコ田中さんの1日公園長。僕も「豊橋市住みます芸人」として、のんほいパークの素晴らしさをより一層、広めていこうと決意しました。そして、すぐにでもまたのんほいパークに遊びに行くつもりです! 次は、動物の足の動きにだけにフォーカスして!(笑)

皆さんもぜひ、のんほいパークへ来て下さい!

出典: FANY マガジン
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