“ラップバトル”のような漫才バトル『38FIGHT CLUB』第2弾が配信! MCのニューヨーク「本当に毎回、しびれるぐらい面白い」「ディープなお笑いをやってるよね」

ケンドーコバヤシがメインMCを務める新感覚の漫才トーナメントバトル『38FIGHT CLUB(サンパチ・ファイトクラブ)』の第2弾配信が、3月30日(日)からFANYチャンネルで始まります(全5回)。8組の若手漫才師が参加する第2弾は、本番で“ディスり合い”や“暴露合戦”も飛び出して、出場者から「配信しないでもらえませんか?」と“泣き”が入るほどの削り合いに!? 今回は進行MCを務めたニューヨーク(屋敷裕政、嶋佐和也)の2人を収録後に直撃し、大会の感想や見どころをたっぷり聞きました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

『38FIGHT CLUB』では、38ファイター(漫才師)が先攻後攻に分かれ、 “ラップバトル”のように90秒間ずつ3ラリーのネタを披露。相手にダメージを与える 「サン“パンチライン”」で観客を盛り上げたほうの勝利です! 総合MCはケンドーコバヤシ、進行MCにニューヨーク、そしてスペシャルオーディエンスとしてとろサーモン・久保田かずのぶ、トレンディエンジェル・たかし、ゆうちゃみが出演し、漫才師たちの激闘を彩ります。

自分が出たいとは「まったく思わない」

――収録、お疲れさまでした! まずは大会の率直な感想を教えてください。

屋敷 いやー、面白かったですね。いろんな賞レースがありますけど、演者のカロリーの高さでいうと、いちばん高いんじゃないですか。

嶋佐 めちゃくちゃ面白かったですね。新しい形の漫才バトル、新たな賞レースとしての熱気がすごかったです。見ていただけですけど、いまもうヘトヘトです。

屋敷 確かにヘトヘト(笑)。あいつら(38ファイター)はもっとヘトヘトだと思う。

嶋佐 本当にM-1より熱い戦いでしたよ。

――ご自身も「38FIGHT」をやってみたいと思いましたか?

屋敷 まったく思わないです。絶対やりたくない!

嶋佐 思わないですね。若手だからこそだと思う。

屋敷 若手のエネルギーがほとばしっていたというか。たとえば、オレらと見取り図さんとか、マヂラブ(マヂカルラブリー)さんとかでやっても、たぶん違うんですよね。いろんなところで、いちばんネタをやりまくっている世代たちが戦うのがよかったと思います。

嶋佐 うん。若手芸人のコンテンツとして、めちゃくちゃ見ごたえがあった。

出典: FANY マガジン
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――「38FIGHT」という大会の魅力はどんなところにあると思いますか?

屋敷 本当に格闘技に似ていますね。噛み合う試合はめっちゃ面白いけど、たまに噛み合ってない試合もあるみたいな(笑)。全員、血まみれなんですけどね。

嶋佐 みんなちゃんとダメージを食らっていたし、本当に言われたくないことを言われているやつもいましたね。漫才をやりながら“ディス”をする、身を削った戦いがめちゃくちゃ面白かったです。

屋敷 若手は、これをやったあとはもう、ふつうの漫才が怖くないんじゃないですかね。あと、先攻後攻を決めるじゃんけんも面白かったなあ。『じゃんけんFIGHT CLUB』をFANYチャンネルでやりたい(笑)。

嶋佐 優勝賞金3万円で。

屋敷 (笑)。笑いを生み出せていない部分も多くて、逆にそれがめっちゃ面白かった。このあとにハードな試合を控えているから、みんな“じゃんけんボケ”まで頭が回ってないのがよかったんだよ。むっちゃヘンな感じになってるところとか。

嶋佐 本当に今日で芸人の全場面を見れたかもな(笑)。

屋敷 確かに!

嶋佐 舞台上でガチ照れしてるやつも何人かいたし。あと舞台上で(相方に)呼び出されてキレられてるやつとか、スベっていることを誤魔化してるやつもいたからね。テレビじゃ見られないシーンばっかりで、ちょっとしびれましたね。

屋敷 オレらFANYチャンネルのコンテンツ、何回か出させてもらってるんですけど、『オモ札』とか。本当に毎回、しびれるぐらい面白いっすね。

嶋佐 ディープなお笑いをやってるよね。テレビじゃ見られないことをやってる。

出典: FANY マガジン
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「エモさゼロの賞レース」!?

――今回の『38FIGHT CLUB』で、印象に残っているコンビはいますか?

屋敷 みんな面白かったですけど、ネイチャーバーガーの笹本(はやて)は、誰よりもカロリーを使っていた感じはしますね。平場もネタも。それが功を奏してない部分もあったと思うんですけど(笑)。やっぱりあいつは印象に残りますね。

嶋佐 世間知らズも面白かったなあ。西田(さおり)が唯一の紅一点で、このゴチゴチのハードな大会で存在感を示していました。

屋敷 久しぶりに世間知らズのネタを見ましたけど、大きくなってましたね。漫才の技術が上がっている感じもしました。あとジョックロックも、ふつうに本ネタがウケすぎてて、すごかったな。

――今回参加していない漫才師で、「38FIGHT」が強そうなコンビや見てみたいコンビはいますか?

屋敷 マリーマリー(タコス、えびちゃん)ですかね。とっさに出る一言とか、ケンカ腰の言葉が面白いんですよね。だから、すごく合っている気がしました。

嶋佐 ブラゴーリ(塚田裕輝、大ちゃん)も見たいな。ブラゴーリは劇場でメキメキと力をつけて無双しているから、“あとはテレビに見つかるだけ”みたいな感じ。アドリブ力とかパワーが凄いコンビなんで、見てみたいです。

屋敷 オレらのまわりやったら、鬼越(トマホーク・良ちゃん、金ちゃん)とかもめっちゃ強そうやな。まあ若いやつ相手にはそんなに言われんかもしれんけど……。あとはバビロン(ノリ、千葉ストロガノフ)というトリオが、1人抜けて、いま2人で頑張っているので、仕事を振ってやってほしいです。

嶋佐 バビロンは弱そうですけどね(笑)。

屋敷 めちゃくちゃ弱いと思う。でも、じゃんけんはバリ強いから(笑)。

出典: FANY マガジン
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――向き不向きがある大会なんですね。

屋敷 ありますね。オレらなんてぜんぜん強くないと思う。

嶋佐 うん。ぜんぜん強くない。

屋敷 Everybody(タクトOK!!、かわなみchoy?)とかも弱そう。

嶋佐 弱そうだなあ(笑)。

屋敷 Everybodyは見てられへんぐらい弱いっていうのだけはわかりました(笑)。

――それでは最後に、視聴者に向けてアピールをお願いします。

屋敷 賞レースがこんだけ乱立しているなか、また新たな刺激がもらえます。賞レースと平場の刺激がもらえるコンテンツはなかなかないので、お笑い好きの方は絶対に見たほうがいいと思います。ただ、どの賞レースよりも、何の感動もないです(笑)。

嶋佐 確かに! エライもんで感動がないんだよ。

屋敷 エモさゼロの賞レース。

嶋佐 それがなんか気持ちいいな。あんなにみんなボロボロになって戦ったのに、なんでこんなに感動がないんだろう(笑)。

屋敷 それがいいやん、やっぱ!

嶋佐 それがいい!

屋敷 本当にしゃらくささがなかったよね、いっさい(笑)。

番組概要

「38FIGHT CLUB」

【第2弾出場38ファイター】(五十音順)
イチゴ(イクト、木原優一)、エバース(佐々木隆史、町田和樹)、カラタチ(前田壮太、大山和也)、ジョックロック(福本ユウショウ、ゆうじろー)、素敵じゃないか(柏木成彦、吉野晋右)、世間知らズ(さおり、椎木ゆうた)、そいそ〜す(カメオ、ナベ)、例えば炎(タキノルイ、田上)、ネイチャーバーガー(三浦リョースケ、笹本はやて)  
※そいそ~すはリザーブファイター

【総合MC】
ケンドーコバヤシ

【進行MC】
ニューヨーク

【スペシャルオーディエンス (審査員)】
久保田かずのぶ(とろサーモン)、たかし(トレンディエンジェル)、ゆうちゃみ

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