アインシュタイン河井ゆずるが児童養護施設の子どもたちのためのイベントに登場!「夢に向かって突き進んで」と豪華アーティスト陣もエール

一般財団法人日本児童養護施設財団が主催する『もっち~フェス2024』が、2月6日(木)に東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で開催されました。児童養護施設の子どもたちがよりよい社会で生活できるよう、施設について正しく知ってもらい、ともに支える大人の輪をつくることを目的とする「オレンジの羽根」事業の一環。昨年の第1回が好評だったことから、第2回の開催が実現しました。当日は一般客のほか、東京都の10の児童養護施設の子どもたち約100人と若い卒園者たちが招待され、人気アーティストたちのパフォーマンスや、施設で生活する子どもたちの朗読などを存分に楽しみました。

出典: FANY マガジン
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河井自身もチャリティー活動で貢献

MCを務めたのは昨年に引き続き、俳優の岩崎ひろみとアインシュタイン・河井ゆずる。河井は、自身のチャリティプロジェクトで集めた寄付金を、日本児童養護施設財団に全額寄付したことが縁で『もっち~フェス』に参加することになりました。

出演アーティストは、お笑い芸人のはなわ、シンガーソングライターの井上苑子、川崎鷹也、沖縄在住の4人組バンド・HYと豪華な顔ぶれです。

まずはMCの岩崎と河井が『もっち~フェス』について紹介したあと、トップバッターのはなわが登場。大ヒット曲「佐賀県」でさっそく会場のボルテージを上げます。

出典: FANY マガジン
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また、はなわの妻のユニークな天然エピソードを詰め込んだ「ママには内緒」では大いに笑いをとり、最後は岩崎とともにパーソナリティを務めていたFM世田谷のラジオ番組『もっち~ラジオ』(昨年末まで放送)で、子どもたちを応援するためにつくった「オレンジの羽根」を披露。MCの河井に「いい歌すぎて、エンディングみたいになってますよ」と言われるほどの優しい曲で会場を温めました。

子どもたちの愛らしい朗読にほっこり

来賓による挨拶のあとは、日ごろから読み聞かせの活動をしているフリーアナウンサー・堀井美香のディレクションによる、子どもたちの朗読会が行われました。

ジャズピアニストの柳隼一による美しい演奏のなか、幅広い年齢層の5人の少女たちが、人気の絵本シリーズ『くまのがっこう』から「ジャッキーのゆめ」を気持ちを込めて朗読。会場をほっこりと温かな空気で包みました。

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続いて財団のアンバサダーを務める、2011 FIFA 女子ワールドカップ優勝メンバーである元なでしこジャパンの川澄奈穂美選手が登場。児童養護施設のボランティアを行っている団体を表彰し、金のサッカーボールを授与しました。

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子どもたちの言葉から生まれたHYの「LOVE」

ここからは、人気アーティストが次々と登場。最初に登場したのは、シンガーソングライターの井上苑子です。ギターを片手にキュートで美しい歌声で「線香花火」「ふたり」、そしてMrs.GREEN APPLEの楽曲にゲストボーカルとして参加し、ストリーミングサービスで6億回再生を突破したヒット曲「点描の唄(feat.井上苑子)」の3曲を披露。

井上はさまざまな縁に支えられた音楽人生を振り返り、「こどもの夢を応援してあげられる大人になりたい」と語りつつ、会場を訪れている子どもたちに「夢に向かって突き進んでほしい」とエールを送りました。

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2組目はシンガーソングライターの川崎鷹也が登場。大ヒット曲「魔法の絨毯」のほか、「君の為のキミノウタ」「ほろ酔いラブソング」の3曲を披露しました。会場には、川崎の名前が入ったうちわを手にしたファンの姿も。川崎は美しいギターの音色と力強く伸びやかな歌声を広い会場の隅々まで響かせ、観客を魅了しました。

川崎のリードで行われたコールアンドレスポンスでは、子どもの一生懸命な大声が印象的で、河井が「この短時間ですごく川崎さんのことを好きになったちびっ子がいる!」と驚きの声を上げると、川崎も「めっちゃかわいかったです!」と嬉しそうに目を細めました。

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イベントの大トリを務めたのは4人組バンドのHY。琉球のリズムに乗せて登場し、元気に「ハイサーイ!」と挨拶して、会場に沖縄の風を吹き込みます。HYは「AM11:00」、TVドラマ、そして映画にもなった大ヒット曲「366日」、「LOVE」の3曲を披露しました。

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ボーカル・ギター担当の新里英之は、心に傷を抱え、学校に通えない沖縄の子どもたちから言葉をもらいながら「LOVE」を作ったと明かすと、「すべての人が心に温かい愛を持っているから、みんな一歩前に踏み出せる」とメッセージを送りました。

最後は、出演者たちが舞台に集まり、みんなで米津玄師作詞・作曲の「パプリカ」を合唱。『もっち~フェス2024』は大盛り上がりのうちに幕を閉じました。

出典: FANY マガジン
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