大関・大の里の昇進披露宴を盛大に開催! 復興途上の地元・石川県への決意新た「能登のことを想いながら、さらに上を目指していきたい」

大相撲の大関・大の里(二所ノ関部屋)の昇進披露宴が、2月11日(月)に東京・グランドプリンスホテル新高輪「飛天の間」で行われ、約1500人が出席しました。大の里は「稽古に精進し、一生懸命上を目指して頑張っていきたい」と挨拶。地元・石川県への思いや、横綱昇進への決意を表明しました。

代表撮影
代表撮影

「石川県への想い、能登の想い」

石川県出身の大の里は、津幡町少年相撲教室で相撲を始め、新潟県の糸魚川市立能生中学校、新潟県立海洋高等学校を経て、日本体育大学に進学。大学でアマチュア横綱のタイトルを獲得して2023年3月に二所ノ関部屋に入門し、昨年9月の秋場所終了後、昭和以降では最速となる所要9場所で大関昇進を果たしました。

披露宴に先立って行われた囲み取材で大の里は、「遠くから来てくださった方もたくさんいますので、来場所以降にしっかりと結果でお返ししたい」と来場者へ感謝。また、能登半島地震からの復興途上にある地元への思いを、こう語りました。

「石川県への想い、能登の想いを込めて、今日の引き出物に輪島塗の箸を選ばせていただきました。石川のことを思いながら、さらに上を目指していきたいと思います」

代表撮影
代表撮影

吉本興業の岡本社長も祝福

この昇進披露宴には、先日昇進したばかりの横綱・豊昇龍をはじめ、大関・琴桜など現役力士が多数参加。さらに、八角理事長ら親方衆や、後援会の関係者が参列して大の里の大関昇進を祝福しました。

乾杯の前に行われた鏡開きには、吉本興業の岡本昭彦社長も参加。地域創生への貢献を目指す吉本興業グループは、2023年と2024年に二所ノ関部屋のある茨城県で大相撲巡業を主催しており、その縁もあって岡本社長が参加しました。

代表撮影
代表撮影

披露宴終了後、大の里と同じ二所ノ関部屋に所属する十両・白熊に話を聞くと「これだけの方に来ていただいて、自分のことのように嬉しい」と笑顔を見せます。白熊は、「(大の里は)中学、高校、大学と一緒で、僕の一個下。本当に弟のような存在だったので、多くの方に祝福していただけて、僕も照れくさいような嬉しいような思いです」と語り、子どものころから切磋琢磨してきた大の里の晴れの舞台を心から祝福しました。

吉本興業グループなどでは、今年4月、大の里の出身地の石川県と、二所ノ関部屋がある茨城県で巡業を開催する予定です。ぜひ大相撲の迫力を体感しにご来場ください。

【 令和7年春巡業 大相撲津幡場所】
・日程:令和7年4月7日(月)
・時間:9:00 打ち出し(終了)15:00
・場所:津幡運動公園 体育館(石川県河北郡津幡町竹橋ヲ90)

詳細はこちら

【令和7年春巡業 大相撲六甲鉾田場所 鉾田市制20周年記念】
・日程:令和7年4月17日(木)※4月16日(水)設営、4月17日(木)本番
・時間:9:00 打ち出し(終了)15:00
・場所:鉾田市総合公園体育館( 茨城県鉾田市当間2331)

詳細はこちら