「第14回ytv漫才新人賞決定戦」(3月2日生放送)に敗者復活枠から進出を決めた、ぐろう(家村涼太、高松巧)が2月16日(日)、初単独ライブ『愚弄』を大阪・よしもと漫才劇場(マンゲキ)で開催しました。ゲスト・コーナー企画・VTRなしで、新ネタ漫才6本のみというストイックな60分勝負。“らしさ全開”のしゃべくりを披露して、漫才師としての存在感を見せつけました。

家村の“偏見”や“あるある”が炸裂!
NSC(吉本総合芸能学院)大阪42期生で、芸歴6年目を迎えるぐろうは、マンゲキの芸歴8年目以下「Kakeru翔メンバー」として活躍中。2カ月に1回のガチネタバトル「Kakeru翔GP」で、何度も総合優勝に輝く実力派コンビです。
ロビーには、ぐろうのファンから贈られたフラワースタンドがズラリ。この日は高松の誕生日ということもあり、会場はお祝いムードです。グッズ販売にはお客さんが長蛇の列をつくり、チケットは先行販売で完売となり、当日は立ち見席も出るほどの大盛況!
開演すると、ステージに登場するなりネタに入ろうとする家村に、高松が「なんか(言うこと)あるやん?」と促します。すると家村は照れながら「誕生日おめでとう!」と祝福、会場からも大きな拍手が起こりました。

続く話題は、このライブでお披露目となった新衣装について。家村が、初めてジャケットを着用した自分の姿を「(豪快キャプテンの)山下ギャンブルゴリラに見えへん?」と心配すると、デビュー時から8キロ太ったという高松もシャツのボタンがとめられず、オープニングトークから漫才のような掛け合いで笑わせます。
満員の客席を見て、「(舞台が広いから)こっちに座ってください」と立ち見客を気遣う家村。その後のネタ冒頭でもイスやソファを持ってきて、立ち見客を座らせようするくだりが繰り返しありました。
初単独ライブということもあって、最初はトークからネタに入るタイミングに戸惑っていましたが、やがて自然な流れでネタへ突入。「安眠インストラクター」や「スナック」をテーマにしたネタで、家村の“偏見”や妙に納得できる“あるある”を炸裂させて爆笑を起こしました。

高松が“あの公式キャラクター”に変身!?
家村が居酒屋のかわりに“インドカレー屋”をすすめる3本目のネタでは、家村が美味しそうな説明でインド料理の魅力を熱弁。4本目のネタは、家村が「手帳型ケースを持つと老けて見える」という持論を展開します。
さらに「街を歩いていてついやってしまうこと」を、2人が動きを交えて笑わせた5本目……と怒涛のしゃべくり漫才で沸かせ、家村に翻弄される高松のツッコミも冴えわたります。直前のネタ合わせで生まれたという絶妙なかけ合いもあって、ぐろうにしか出せない空気感がお客さんの心をつかみました。
ラストのネタでは、“あの公式キャラクター”と高松の共通点をこじつける家村。最後に高松が変身させられるくだりは必見です!


エンディングで2人が、「ytv漫才新人賞決定戦」に新衣装で挑むことを告げると、会場からは応援の大きな拍手が。終演後、マンゲキのロビーに現れた2人は集まったファンと撮影会を実施し、最後まであたたかい雰囲気のなか、初単独ライブは大成功をおさめました。
ぐろうの初単独ライブ『愚弄』の模様は2月23日(日)23:59までオンラインで見逃し視聴ができます。(チケット販売は同日正午まで)。その期間の好きなタイミングでFANYIDメンバーは24時間/プレミアムメンバーは72時間、見逃し視聴をお楽しみいただけます。
FANYオンラインチケット(配信)はこちらから。