吉本興業の2026年新卒採用会社説明会『集まれ!よしもとっ子花月2026』が3月17日(月)にオンラインで配信されました。この日、MCを務めたのは相席スタート(山﨑ケイ、山添寛)。現役の吉本興業社員も登場して、学生からの率直な質問に答えていきました。

タレントマネジメントを基盤とした総合エンターテインメント企業
まずは、全国に13ある吉本興業の原点とも言うべき「劇場」にスポットを当てるべく、「ルミネtheよしもと」(東京)のロビーから中継がスタート。同劇場の長井真支配人は、劇場で働く魅力についてこう語ります。
「ルミネにおいてはプロの芸人さん、メディアでも活躍する芸人さん、賞レースを受賞された方、ベテランさんも出ていますが、生の熱狂をお客さまとともに体感できるのが魅力です」

その後は、ルミネtheよしもとのステージへ。東京人事部の濱崎浩平が会社概要や事業について説明します。
タレントマネジメント、劇場運営、映像制作、BSチャンネル、海外事業など、吉本興業が手がけるビジネスを紐解きながら、「吉本興業グループは、タレントマネジメントのみならず、エンターテインメントにかかわる企画・制作・PR・流通を、日本全国47都道府県からアジア、海外、デジタルまで総合的に展開する企業です。一言で言いますと、タレントマネジメントを基盤とした総合エンターテインメント企業です」と紹介しました。

現役社員たちが直球質問に回答!
続いて、現役社員によるトークコーナー「質問よろしいですか?どうぞ!吉本興業です。」がスタート!
ここからは、現役社員であるマネジメント&プロデュース本部マネジメント1 部の中村真子(2年目)、NTTドコモ・スタジオ&ライブの手塚賢(4年目)、FANYサービスオペレーションの玉澤友海(7年目)、大宮ラクーンよしもと劇場支配人の小菅佑恭(9年目)、デジタルプロデュース部・部長の嶋和也(19年目)が、学生から寄せられた質問に答えます。

やはり学生が気になるのは「希望した部署に入れるか?」というところでしょう。希望した部署に入れたという中村と手塚に対して、デジタル関係に入りたかった玉澤は入社当初、お笑いに詳しくないのに、大阪のマネジメント部へ配属。「めちゃくちゃイヤでした」と当時の思いを語ります。
しかし、マネジメント部で働くようになったことで、やりがいを感じるように。異動になったときは「離れたくない」と思うほど、マネージャーの仕事が好きになったと明かします。
一方、嶋も同じく映像制作に入りたかったものの、別の部署に配属されたそう。玉澤と同じく「すごくイヤだった」と当時の胸中を語ります。しかし、こちらも「(配属された部署での)経験がのちに生きた」とメリットは大きかったと明かしました。

「コットンが駆け上がるさまを近くで見られた」
「入社前とのギャップはありましたか?」という質問では、「入って思ったのは、新入社員も裁量を与えられて自由にやらせてもらえる会社」と嶋。計画さえ立てれば、自由度高くやりたいことをやらせてもらえた、と振り返ります。
希望した部署に入れたというマネジメント部の中村は、現在、麒麟、ライセンス、そして4月からラニーノーズも担当。「偉大な先輩方と仕事を一緒にできる喜び、2年目ながらタレントから頼られる部分もあって、やりがいを感じている」とのこと。
そんな彼女ですが、大学時代にデザインを学んでいたこともあって、部署を越えて、ポスターデザインやグッズデザインを考えることもあるのだとか。いい意味での“ギャップ”を感じているようで、「幅広い仕事をさせてもらえるのも魅力」と語りました。

「ギャップはなかった」という手塚は、「面白いことがしたくて、面白い生活をしたくて吉本に入ったのですが、その通りの生活ができています」と充実した日々を過ごしている様子。番組を担当していたときには、レギュラーだったタレントに相談に乗ってもらうなど、いろんな話をしたというエピソードも披露しました。
一方、「入社前は『しんどいこともあるけど、楽しいよ』と聞いていたんですけど、入ってみたら、しんどいことが突き抜けてしんどい(笑)。その代わり楽しいことは突き抜けて楽しいです」と回答したのは小菅。
「吉本に入って良かったなと思うエピソードは?」という質問には、過去にマネジメント部でコットンを担当していたことを振り返りながらこう語ります。
「コットンが1年目のときから担当させていただいていました。いろいろ話し合って、(前のコンビ名)ラフレクランからコットンに改名したあと、一気に駆け上がっていくのですが、売れていない状態で何者でもなかったラフレクランが、いまやスターになっている。コットンが駆け上がるさまを近くで見られたのはすごく貴重な経験でした」

このほかにも「上下関係は厳しい?」「タレントとのコミュニケーションは大変?」など、さまざまな質問に回答。最後に、今回の説明会で学ぶことが多かったという相席スタート・山添が「風通しがいい(会社)ですよね。僕は、モヤモヤしながら働いている人とあまり接したことがない」と言えば、山﨑も「社員さんも芸人さんもすごく愛が強い会社だと思います」と語っていました。
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