過去最多5,511人がエントリーし、白熱した戦いが繰り広げられた“ピン芸日本一決定戦”『R-1グランプリ2025』。世間の注目を集めたのは、芸歴3年目・23歳で大会史上最年少王者に輝いた友田オレ。そんなお笑い界のニュースターの素顔に迫る特番『陣内バカリズムのR-1王者友田オレってダレ!?』が、3月29日(土)25:45から、関西テレビ(関西ローカル)で放送されます(TVer・カンテレドーガにて3月30日ひる12:00~配信予定)。
陣内智則とバカリズムが友田オレを深掘り!

3月8日(土)に行われた決勝戦では、辛い食べ物について歌う大物演歌歌手“風間和彦”のネタと、キャッチーなメロディーに乗せて“ないないネタ”を歌う“ないないなないなない音頭”のネタで、強烈なインパクトを残した友田。早稲田大学在学中に現在のマネージャーからスカウトを受け、プロの世界に飛び込んだといいますが、その素顔はまだまだ謎に包まれています。
そこで、決勝戦の審査員を務めたピン芸界のカリスマ・陣内智則とバカリズムが、優勝直後の密着映像をもとに、友田を深掘り! VTRには、友田が「ネタの半分は彼」と話す、ネタ作りのキーマンである幼なじみや、地元・福岡から応援する母親が登場し、次々とルーツがひも解かれていきます。

また、スタジオでは「テレビに出たい」と話す友田に、陣内とバカリズムが真剣アドバイス。“ブレイクするために必要なこと”、“出演をおすすめする&しない番組”、“これから目指すべき姿”……。バカリズムのガチすぎるアドバイスには、陣内から「厳しいな(笑)!」とツッコミが入るほど。友田は「うわ~、勉強になります」と尊敬のまなざしを向けます。
ファイナリスト3人が合流!

そして、番組後半では、惜しくも優勝は逃したものの決勝戦で上位に食い込んだファイナリスト3人が合流。手作りの小道具であるあるネタを披露したハギノリザードマン(決勝2位)、陣内から「(ネタに)嫉妬した」という言葉を引き出した2023年大会王者・田津原理音(決勝3位)、7度目の決勝戦に挑みバカリズムの最高得点を獲得したルシファー吉岡(決勝4位)が、ファイナリストしか知らない決勝戦の舞台裏を告白します。

さらに、“今年こそ売れたい”という3人による、アピール合戦がスタート。ハギノリザードマンは決勝戦で披露できなかったネタを、田津原はR-1王者として友田にアドバイスを、ルシファーは同じ事務所(マセキ芸能社)に所属するバカリズムとの意外な関係性を明かします。
「自分を見つめ直すいい機会に…」
収録を終え、友田は「ここまで“友田オレ”という人間に向き合ったことはないので、自分を見つめ直すいい機会になりました。陣内さんとバカリズムさんから親身なアドバイスをいただき、すごく勉強になりました」とコメント。

収録に駆けつけたハギノリザードマンは「料亭でお寿司を食べながら芸能人としゃべるという仕事は初めてでした(笑)。食べるタイミングが分からず収録中は1貫もいただけませんでしたが、いろいろな話を聞けてありがたかったです」と笑顔を見せました。
田津原「友田オレ、ズルいです!」
続けて、田津原が「僕が優勝したときは、カンテレのスタッフさんにお祝いで焼き肉に連れていってもらいました。ただ、今回収録した料亭が、その焼き肉屋さんの3倍の値段と聞いて、もうそこで差を感じています。友田オレ、ズルいです! でもやっぱり、優勝したご褒美も増えていますし、大会自体が大きくなってきている感じがして、すごくうれしいですね」と話すと、ルシファーも「R-1の決勝には7回出てきましたが、こういった“事後番組”は初めてだと思います。出場者をもっと売り出していこう、盛り立てていこうという気持ちが伝わってきて、すごくありがたいです。うれしいし楽しいし、とにかくお寿司がうまいです!」と満足げな表情を浮かべました。

決勝戦の約1週間後に収録が行われた当番組。自身のYouTubeチャンネルで“R-1グランプリのよかったところとよかったところ”という動画をアップするほどR-1に熱量を注ぐ田津原は、決勝戦を振り返り「出場者のネタはもちろん毎年おもしろいんですけど、今年は本当に演出が最高でした。芸歴制限が撤廃された前回大会からデザインを一新して、よりR-1っぽさが出ていた気がします。大会ロゴも一文字ずつデザインが違っていて、テーマ色がピンク。R-1の“カオス感”を引き立てているようですごくよかったです!」と絶賛。
ハギノリザードマンは、スタジオセットに注目し「本当に豪華でかっこよかったです。去年ベースできらびやかでしたが、あえてセットの照明を少し落としたと聞きました。出場者も視聴者もネタに集中できるような工夫が施されていて、ありがたいですね」と感心した様子。
審査員が7人体制になって審査にバリエーションが

一方、友田が「審査員が5人から7人体制になって、より大会の格が上がったというか、威厳を感じました」と話すと、ルシファーは「審査員7人全員に刺さった人って、結局いなかったんですよね。友田くんが一番手堅かったけど、やっぱり低めの点数をつける方もいらっしゃって。あれだけ色とりどりの審査員に満場一致で高評価をいただくって相当すごいことなんですよ。だから、それがまた今後の目標になっていくというか。なんでもありのピン芸だからこそ、7人に増やして審査にバリエーションをつけられたのは、すごくよかったと思います」と語りました。
優勝後は大忙し!緊張の場面も…
優勝後は、さまざまなオファーが飛び込んできたという友田。「優勝した翌々日に出演した『ぽかぽか』(フジテレビ系)で、“風間和彦”のネタのモデルにした(歌手の)前川清さんとたまたま共演させていただきました。生歌唱直前のCM中に、ご本人から“歌えるなら歌ってみる?”って聞いていただいて。ちょうど僕がカラオケでよく歌う曲だったので、即興で一緒に歌わせていただきました。それが一番緊張しましたね」と、印象的な仕事を振り返ります。

また、ファイナリスト3人にも、決勝後の過ごし方を聞くと、ハギノリザードマンは「一緒に戦った小道具を労わりました。あとは、決勝のネタをSNSやYouTubeにアップしたり、いただいていた200件ほどのLINEをゆっくり返したり、R-1をしがんだ1週間でしたね。営業のオファーもたくさんいただいているので、本当に出場してよかったなと思います」と打ち明けました。
「ネタ作りは変わらずやっていきたい」

田津原は「R-1期間は全く行けていなかった古着屋さんに久しぶりに行きました。そこでようやく、この半年間、本当にR-1のネタを磨くことしかしてなかった、寝れない日も多く毎日ネタだけやっていたな、と気づいて。ひと段落した今、R-1と同じ熱量を同じ期間で他のことに注いだらどうなるんだろう?って思い始めています。だから、これからは少し違うこともやっていきたい。まだやったことないことなのか、SNSやYouTubeなのか、(趣味の)写真や作品づくりなのか……。ただ、今回のR-1で、おもしろいものを届けられたときってこんなにうれしかったんだ、と改めて感じたので、ネタ作りは変わらずやっていきたいと思います」と決心。
R-1が大会として成長している証拠

ルシファーは「めちゃくちゃ忙しい1週間でした。決勝の3日後に、日本武道館で『千原ジュニアの座王』のイベントがあって精根を使い果たしたんですけど、その次の日も1日中大喜利の仕事、その次は番組収録、と続いて3月14日にダウンしました。おじさんになって仕事が立て込むと体を壊すので、友田くんには気をつけてほしいと思います。でも、今までのR-1終わりの中で一番忙しいので、そこは本当にうれしいですね。R-1が大会として成長している証拠だと思います。せっかくいただいているチャンス、僕も倒れている場合じゃないので頑張っていきます!」と力を込めました。
なお、優勝特典の冠特番は、6月22日(日)カンテレ・フジテレビ系全国ネットでの放送が予定されています。
番組概要
『陣内バカリズムのR-1王者友田オレってダレ!?』
放送日時:3月29日(土)25:45~26:45
放送:関西テレビ(関西ローカル)
出演:陣内智則、バカリズム、友田オレ、ハギノリザードマン、田津原理音、ルシファー吉岡
見逃し配信:TVer・カンテレドーガにて3月30日(日)ひる12:00~配信予定