お笑いコンビ・EXITのりんたろー。が11月30日(月)、オンライン開催の『東京ネイルエキスポ ONLINE 2020』のなかで表彰された『ネイルクイーン2020』授賞式に出席。メンズネイルのトップランナーとして認められたことを喜びながら、コンプレックスをバネに美を追求する思いを“チャラ男”流に語りました。
例年5万⼈以上が来場する日本ネイリスト協会主催の世界最⼤級のネイルイベントが、今年はオンラインで開催。そのなかで行われる、ネイルをこよなく愛し、ネイルの素晴らしさを伝えた各界の著名人に贈られる『ネイルクイーン2020』のメンズ部門にりんたろー。が選出され、トークショーが行われました。
相方の兼近は興味ない?
授賞式でりんたろー。は「『ネイルクイーン』を獲るためにこの1年頑張ってきました!」と感慨深げ。「この賞をいただく前は、“自分が楽しいと思えるものをやっちゃえばいいじゃん”って感じだったんですけど、自分のネイルを肯定していただけたみたいで、ものすごく嬉しかったです」と喜びを露わにします。
この日、彼が施したネイルは、2020年にバズったワードや出来事がテーマ。「ぴえん」や「チャラ男しか勝たん」など言葉の中に、相方の兼近大樹を象徴する「ユニコーン」のキャラクターも。そこで、この受賞について兼近は知っているのかと問われると、「どうですかねぇ? とにかく僕に興味がないので……」と苦笑いを浮かべました。
りんたろー。流ネイルのメンテナンスは、2~3週間に1回程度で、気分を変える意味でも取り組んでいると言います。ネイリストはもともと友人の女性とのことで、「どう思われるのか、女性の意見もほしいので」とチャラ男の一面ものぞかせました。
きっかけは“コンプレックス”
芸人という枠を飛び越えて、美の追求を続けるりんたろー。ですが、コンプレックスをきっかけに美しさを求めるようになったと言います。もともと紫外線アレルギーで、中学生までは顔や手に湿しんができ、手をジャージで隠していたと振り返ります。
そうしたコンプレックスを解消するべく、肌を美しく保つようにし、ネイルをするようになると、周囲の反応にも変化が。「それまで隠していた手を『ネイルカワイイですね』『手が綺麗ですね』って褒められるようになったんです。そこで、僕が“綺麗になりたい”って思うことって間違っていないんだって肯定してもらった」と語りました。
そうした経緯もあって、ネイルに対する思い入れも深い様子。
「すごく前の時代には、女性がパンツを履くのもおかしいことだったわけじゃないですか。となれば、男性がネイルをしてもいいと思うし、性別関係なく楽しめるコンテンツだと思います。そういう意味で、僕が発信して背中を押してあげられるような存在になりたいです」
最後に視聴者に向けて、「ネイルをしているだけでブチ上がっちゃうんで、みなさんもガンガン上がっちゃってください。ネイルの世界へCome Here! Here We Go!」と、受賞の喜びを“チャラ男”流に表現していました。
『ネイルクイーン2020』はりんたろー。のほか、モデル部門はモデルでタレントの池田美優(みちょぱ)、タレント部門はYouTuber芸人のフワちゃんが受賞しました。