大阪・関西万博 民間パビリオン「よしもと waraii myraii館」笑顔の球体『タマー』の展示・アシタ広場プログラム内容を発表!

吉本興業ホールディングス株式会社は、4月13日(日)に開幕する2025年大阪・関西万博に民間パビリオン「よしもと waraii myraii 館」を出展します。この度、パビリオンのメインエントランスとなる笑顔の球体『タマー』の展示内容と、アシタ広場でのプログラム内容が発表されました。

こころとからだの健康につながる「笑いのチカラ」

同社は、「よしもと waraii myraii 館は、『笑いのチカラで、こころとからだの健康を』をテーマに、万博で最も笑い声が響くパビリオンを目指します」としています。

また、6月15日(日)には、国連と吉本興業がタッグを組み、「Walk the Talk for SDGs in EXPO2025 UN&YOSHIMOTO」を開催。「みんなが笑顔になる一日」を目指し、万博各会場で、さまざまな催しが展開されます。詳細はよしもと waraii myraii 館公式ホームページ等で発表されます。

【笑顔の球体 タマー】

「よしもと waraii myraii館」のメインエントランスとなる場所に位置し、丘の上に浮かぶ笑顔の球体『タマー』。
そんな笑顔の球体の中では、外観の見た目とは異なる体験が待ってます。

展示は4つ
“見る”だけではなく、“聴き”“感じ”“問いかける”ことを促し、来場者自身の感覚を開くよう求める作品が展示されます。展示の象徴の一本の巨大なネギにある違和感は? ぜひそれぞれの作品のコンセプトを意識しながらお楽しみください。
※タマ―の観覧及び展示の見学には予約が必要です。予約の受付は4月15日(火)から開始となります。入れ替え制(15分毎)
※タマーの観覧予約には大阪・関西万博入場チケットが必要です。

■問いかけられるネギ (A Leek in Question)

出典: FANY マガジン

一本のネギが、ただそこに佇んでいる。微笑みや挫けない心を象徴するこの存在は、どこかに、かすかな違和感をまとっている。だがそれは、ただの間違いではない。造形とほぼ一致する映像が、かつて描かれた構想図として、そっと重ねられている。
この作品は、変化、映像、実在の境界を曖昧にすることで、知覚と意味、そして制度そのものへの問いを静かに立ち上げる。そして、私たちが普段気づかない「支え」のあり方に、そっと揺さぶりをかけてきます。ネギがもっとも素敵に見える角度を探して撮影を楽しんでほしい。

 

■ゲームセンター(ARCADE)

出典: FANY マガジン

懐かしい画面の光が、あなたをこの空間へと誘う。
しかし、そこには何かが欠けている――
コインを入れる場所も、ゲームを始める明確な方法もない。見慣れたアイコンやコントロールは、意図的に手の届かない場所へと配置されている。
私たちは本当に“操作”しているのだろうか?
もしかすると、そのルールを決めているのは、あなた自身なのかもしれない。

 

■ジャイアントボタン(GIANT BUTTON)

出典: FANY マガジン

この作品は、選択と期待、反応と意味、そして行為と判断のあいだに揺れる知覚を通じて、意味が立ち上がる前の、不確かな揺らぎをそっと照らし出します。 

 

■ドリップドロップ(DRIP DROP)

出典: FANY マガジン

赤と青、二つのボタン。そのどちらかを押すと、言葉のような何かが頭上から現れ、跳ね返り、やがて地面に吸い込まれていく。もう一方を選んでいたら何が現れていたのか――
それを知る術はない。
さらに、操作しようとする身体の影が、視界を遮ってしまうこともあるだろう。
そこでは、意味を遮るのは他者ではなく、意味を求めるその身体自身である。
この作品は、選択と不可視、操作と視認、そして言語と沈黙の関係をめぐる体験を通じて、知覚と意味の不確かさを静かに映し出します。

 

【問いかけられるネギPR動画】

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン
Ⓒ吉本興業ホールディングス/※本映像は、Google DeepMindの映像生成AIモデルVeo 2によって生成されました。

(よしもと waraii myraii 館公式ホームページで近日公開)
球体内展示の象徴「ネギ」がどのようにして万博会場まで来たのかをお伝える動画です。来場前にぜひご視聴ください。

 

【世界を旅する ネギ と一緒に写真を撮ろう!】

出典: FANY マガジン

ネギARは、FANYアプリに期間限定で登場!
アーティスト MASARU OZAKIによる“ネギ”と一緒に旅をして、いろんなところにネギを生やそう! 生やしたネギを写真に撮って、#ネギ生えちゃった でSNSに投稿してみんなで楽しもう!

出典: FANY マガジン

FANYアプリでネギの角度を選択(大きさは自由に変更可能)するとARネギが出現します。面白く撮影してSNSに投稿しよう! 

【アシタ広場】

さまざまなイベントやショーを楽しむことができる「アシタ広場」では、笑顔あふれる体験が待っています。吉本興業の芸人たちによるコメディショーや、言葉が通じなくても楽しめるノンバーバルパフォーマンスなど、笑いが広がるエンターテインメントが満載です。

<Comedy show>

表情、身振りで演じるコメディショーを解放感のあるステージで毎日開催します。1日3ステージ(①回目13:00-13:30 ②回目15:00-15:30 ③回目17:00-17:30)で、ステージ内容は定期的に変わる予定です。

■第一弾(4月13日~5月6日)
「なんでやねん(NANDEYANEN)」(作・演出/川泰畑史)
設定は侍がいた時代。とある町人がお茶屋でくつろごうとするとなぜかその町人だけ扱いが悪く、戦いにまで巻き込まれる。伝統的な新喜劇の笑いのパターンを取り入れ、誰もが笑える内容です。

■川畑泰史からの作品の見どころ
演目で多用している「なんでやねん」には、怒る時はもちろん、悲しむ時、困った時、笑う時など、様々な場面で使われます。この汎用性の高い言葉の素晴らしさを全世界の人々に知ってもらいたいと考えております。
※天候等により、中止する場合があります。
※公演内容や出演者等の情報はよしもと waraii myraii 館公式ホームページでご確認ください。

 

<IKOI>

「IKOI」の畳スペースでは、靴を脱ぎ、くつろぎながら人々が語り合うことができます。ミニマルなくつろぎの場をオープンな共有空間に開放することで、小さな安らぎが相互に作用し、広場全体を穏やかに包み込みます。そして、そこで共有される数々のエンターテインメント性あふれる企画が、世界中の人々を笑顔でつなぎます。リラックスしながら、畳やお膳のしつらえ、季節の花など、日本伝統のミニマルな美意識に触れ、思い思いのひとときをお過ごしください。

 

<〇〇のアシタ>

「あそびのアシタ」ではけん玉やだるま落としなどの日本の伝統的な遊びを体験したり、「大道芸のアシタ」ではパフォーマーが大道芸を繰り広げたりと、ステージの合間も来場者が楽しめる企画が目白押しです。

このほかにも、ウェルビーイングのアシタや、いすのアシタなど、広場を活用した斬新かつ多彩な「アシタ」が企画されています。

 

<盆踊りのアシタ>

出典: FANY マガジン

毎日18:15からは、「盆踊りのアシタ」が開催されます。
盆踊りといっても、伝統的な盆踊りにダンスやカラオケを融合させた、クールジャパンを体現する新しいエンターテイメント。学生がデザインした櫓を設置し、盆踊りだけでなく、舞台でカラオケも歌唱できる新しい参加型イベント。万博会場で十八番を披露するという貴重な体験をぜひお楽しみください。

また、開幕日の4月13日(日)は、伝統河内音頭継承者である河内家菊水丸が出演。
司会進行は毎日、芸人が登場し、夜のパビリオンを盛り上げます。

【クリエイター紹介】

■MASARU OZAKI(アートディレクター)

出典: FANY マガジン

東京都出身。「リアルとは何か?」という存在論的かつ認識論的な問いを軸に、光、映像、言語、現象といった異種の要素を重層的に編成する現代アーティスト。視覚や身体的知覚の制度に詩的かつ批評的に介入し、私たちが無意識に受け入れている現実の構造や意味の生成過程に揺らぎを生み出す表現を展開している。

<実績紹介>
「カゼノシズク」(2010年 上海国際博覧会 日本館エントランス常設)
「MASARU OZAKI in collaboration with Van Cleef & Arpels」(ヴァンクリーフ&アーペル銀座本店)
「PUSH START BUTTON P2」収蔵(PoCo Pop And Contemporary Art Museum/エストニア・タリン)など

 

■クラパット・ヤントラサー(建築家)

出典: FANY マガジン

アメリカのロサンゼルスとニューヨークを拠点とする。設計事務所WHY Architecture(ホワイ アーキテクチャー)の創設者であり、クリエイティブディレクター。タイのバンコク生まれで、チュラルンコーン大学を卒業後に来日、
東京大学大学院で修士と博士の学位を取得。その後、建築家の安藤忠雄氏の事務所で海外のプロジェクトに関わったのち、渡米しWHYを設立。現在はアメリカ国内のみならず、世界各地で建築プロジェクトの設計に従事。

 

■小松純也(演出家・プロデューサー)

出典: FANY マガジン

兵庫県西宮市出身。株式会社スチールヘッドの代表取締役、プロデューサー、演出家、劇作家として活動。NHK総合「チコちゃんに叱られる」、TBS「人生最高レストラン」、配信コンテンツamazonprime video「ドキュメンタル」など数多くの企画、演出、プロデュースを手がける。

<実績紹介>
「人生最高レストラン」(TBS)/「チコちゃんに叱られる!」(NHK総合)
「HITOSHI MATSUMOTO presents ド・キュメンタル」「HITOSHI MATSUMOTO presents FREEZE」(Amazon Prime Video)/「Star Song Special」(Amazon Prime Video・DMM TV)/「ダウタウンのごっつええ感じ」「笑う犬の生活」「トリビアの泉」「SMAP×SMAP」「IPPONグランプリ」「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ)など

Smile Log

出典: FANY マガジン

【「笑顔」あふれるパビリオンで、184日分の「笑顔」を集めます】
「よしもとwaraii myraii館」では、パビリオンでの体験によって生まれる来場者の「笑顔」を集めたり、笑うことによる感情の変化を分析したりすることで、「笑い」が「健康」に寄与するミライにつなげていきます。

▼笑顔検知ツールで『来場者の笑顔を検知』

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

笑顔検知ツールを使用し、来場者の笑顔の数をカウントし、万博会期中にどのくらいの笑顔が集まったかを計測します。 

▼感情分析ツールで『来場者の笑顔を検知』

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

感情分析ツールを使用し、ステージプログラム体験の前後で表情を撮影・計測することで、感情の変化を分析・蓄積します。

 

出典: FANY マガジン

よしもと waraii myraii館のテーマは、「こころとからだの健康につながる、笑いのチカラ」。
多彩な企業や大学などと手をとりあい、笑いの可能性を見つめ、見つけていく。
その成果を世界中のみなさんに発信していきます。

“笑顔の球体”が目印の広場では、毎日異なるエンターテインメントのひと時をお届けします。
空の下という解放感のなかで、その日の天気も活かしながら。
その瞬間を共にする人たちと創りあげる、一期一会の感動体験です。
言葉や文化の壁をこえて、一人ひとりが主役のお祭りさわぎへ。

いつでも、ふらっと来てください。こころもからだも、ふふっと軽くなる。
明日という未来を、もっと明るく健やかに。
万博でいちばん笑い声が響くパビリオンをめざして。

引用:よしもと waraii myraii 館 公式ホームページより

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