5月7日(水)20:00よりMBS(※関西ローカル)にて『クイズ!昭和100年』が放送されます(TVer配信あり)。
昭和という時代に時計の針を戻すと…

1926年に始まった昭和時代。そこから数えると2025年は昭和100年にあたります。この100年間は日本史上、政治、社会、経済が最も変化した激動の100年といえます。そんな刺激的で興味深い100年の間に起きた様々な出来事をMCの村上信五と4組のタレント解答者、そして昭和を愛する関西在住の一般解答者100人と振り返ります。

タレント解答者として出演するのは、昭和を知る山村紅葉とますだおかだの岡田圭右、昭和を知らないバッテリィズの2人と今井アンジェリカです。現在では到底考えられない、しかし現在を形作ってきた昭和という時代に時計の針を戻します。
「昭和元年12月25日、新元号発表の数時間前に、ある新聞社が号外で大々的に報じた元号は「昭和」ではありませんでした。現在の毎日新聞が誤って報じた、その元号とは何?」で始まった『クイズ!昭和100年』。
このように第2問では昭和2年の出来事、第3問では昭和3年の出来事からクイズを出題し、ABCDの選択肢から答えを選んでいく四択問題が続く中、全然正解できない出演者たち……。
クイズの回答の“選択肢D”がおかしなことに…

意外と難易度の高いクイズに苦戦を強いられますが、迎えた第9問では、「昭和9年、「あるもの」の国産第1号が開発され飛躍的に普及しました。では、何の国産第1号でしょう?」という問題の選択肢が「A.寝癖を治す機械 B.パーマをかける機械 C.静電気を集める機械 D.超能力者を育てる機械」という4つ。明らかに不正解と思われるDにスタジオは騒然となります。
その後も昭和20年最大のヒット曲、並木路子の「リンゴの唄」の正しい歌詞を当てはめる問題では選択肢Dに「リンゴの相方モモコです」とあるなど、MCの村上信五は「時々Dが緩くなる」と苦笑いします。ますだおかだの岡田圭右も「Dでスタジオがざわついてる」と大喜利状態の「D問題」でスタジオは大爆笑となります。
怒涛のスピード感に「ボケる間もない」

2時間で100問が出題される怒涛のスピード感にバッテリィズのエースは「テンポが学生時代のノックくらい早い。ボケる間もない」と四苦八苦します。自分たちの知らない時代、気を抜けば置いて行かれるテンポ感に急かされたエースと今井アンジェリカは珍解答を連発します。
クイズは四択問題だけでなく、二択問題やVTR問題も出題されます。VTR問題ではハライチの澤部佑と吉本新喜劇の島田珠代が大阪でロケを行い、「澤部 VS. 珠代 お風呂に多く入れてもらえたのはどっち?」、「街の人に入れ歯を多く見せてもらえたのはどっち?」という知識だけでなく、昭和を知らない人でも楽しめるクイズが出題されます。
ロケ2時間という制限時間の中、「澤部 VS. 珠代 お風呂に多く入れてもらえたのはどっち?」で島田が勝つと予想した今井はボケで時間を食いまくる島田に思わず「早く入って!」と漏らします。
「街の人に入れ歯を多く見せてもらえたのはどっち?」ではロケに行った澤部が「ブチ飛んだ企画」と笑うしかない状態に。これにはMCの村上も「東京ではこの企画通らん」と澤部のコメントに頷きます。そんな“ブチ飛んだ企画”ですが、歴史的入れ歯シーソーゲームとなった対決にスタジオはまさかの大盛り上がりになります!
岡田が「久しぶりや、この雰囲気のスタジオは」と昭和のお正月を思い起こさせるセットを見て言うと、村上も「僕らにとっては懐かしい感じ」と話しました。
昔懐かしの昭和を振り返るだけでなく、平成・令和世代とのギャップも楽しめる『クイズ!昭和100年』。1年1問、100年間の時間旅行を終えた出演者たちの点数に注目です。第1回のトップ賞に輝くのは果たして!?
MC・村上信五 収録後コメント

――昭和時代に幼少期を過ごされた村上さんが思う、平成令和生まれの人たちに残したい昭和のいいところは何ですか?
村上 情緒ですかね。物事が進むスピードが遅かったとは言わないですけど、何事も噛み締める時間が多かったと思うんですよね。1つの音楽、作品、映画も含めてですけど、遊びにしてもそうですよね。自分たちでルールをアレンジしていって、そのプロセスが非常に楽しかったですし、今振り返ってよかったところじゃないかなと思うので、(いろんなところに寄り道をして生まれる)隙間の情緒みたいな、意外とその無駄が思い出になったりしていたのが昭和だと思うので、その辺りが残ればいいなあと思います。
――村上さんが幼い頃に憧れた昭和のスターがいれば教えてください!
村上 僕らの時のスターは……いっぱいいたけどなあ。日本人じゃなくてもいいですか? マイケル・ジョーダンかなあ。小学校の時はバスケットをやっていたので。ほんとに古い話ですけど、今八村君がいるレイカーズにマジック・ジョンソンっていうスーパースターがいて、その世代交代で出てきたのがマイケル・ジョーダンやったんです。スラムダンクよりちょっと前やったんですよね。すごくマイナーなスポーツで、それまでみんな野球とサッカーやっていたんですよ。マイナースポーツだったバスケットが急にメジャーに躍り出たのを世界的に作ったのがマイケル・ジョーダンっていうイメージが子どもながらに鮮明に残っています。
――番組の見所を含め、視聴者の皆さんへメッセージをお願いします!
村上 こんなにテンポ感のいいクイズ番組は今まで立ち会ったことがないです。早いですけど気持ちはいいです。ちゃんと情報があって、知らないことは勉強になりますし、知ってる方はノスタルジーに駆られる非常に内容の濃い、昭和の入り口としてはこれ以上ない番組になったと思いますので、時間を忘れる時間をぜひクイズと共に体験していただけたら嬉しいです。
番組概要
クイズ!昭和100年
放送日時:2025年5月7日(水)20:00~21:58
MC:村上信五(SUPER EIGHT)
タレント解答者:山村紅葉、岡田圭右(ますだおかだ)、バッテリィズ(エース、寺家)、今井アンジェリカ
一般解答者:100名
VTR出演:澤部佑(ハライチ)、島田珠代(吉本新喜劇)、かつみ♥(かつみ♥さゆり)」
アシスタント:武川智美(MBSアナウンサー)
ナレーター:福島暢啓(MBSアナウンサー)
放送エリア:MBS(関西ローカル)
※TVer 配信あり