ロングコートダディ堂前が堂々宣言「優勝は自分たちだと思う」! 今年もキングオブコントのエントリー開始

今年も “日本一のコント師”を決める『キングオブコント2025』の開催が決まり、5月20日(火)からエントリーが始まりました。これに先駆けて開かれたエントリー表明会見には、今回の大会で優勝を目指す人気芸人5組に加え、前回大会チャンピオンのラブレターズ(塚本直毅、溜口佑太朗)が登場! 大会にかける思いやコント愛を熱く語りました。

出典: FANY マガジン
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昨年王者ラブレターズが明かすリアルなKOCドリーム

会見に登場したのは、すでに出場を表明したオダウエダ、蛙亭、ロングコートダディ、レインボー、や団の面々。そこにチャンピオンの証・赤ジャケットを羽織ったラブレターズがやってきます。

王者としての1年を問われたラブレターズは、優勝直後に年内のスケジュールがすべて埋まったと、さっそく“KOCドリーム”の一端を披露します。溜口が「なんなら、いまもほとんど休みがないぐらいまできてる。マジで『KOCのパワー半端ないな』ってところですね!」と語ると、塚本もこう続けました。

「ネタでジュビロ磐田さんの名前を出したんですけど、それが縁でJリーグの開幕戦に呼んでいただきました。そうやって“ネタで名前を出したから”ならまだわかるんですけど、相方がただ好きだったヤクルトスワローズさんのホーム開幕戦の始球式にも呼んでいただいて」

出典: FANY マガジン
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そんな“夢いっぱい”のKOCに向けて、今回の出場者たちからもそれぞれの意気込みが語られました。

蛙亭・イワクラが中野に“解散”を告げていた!?

【オダウエダ(小田結希、植田紫帆)】
『女芸人No.1決定戦 THE W』の女王が、今年もKOCに参戦します。この1年を問われた植田は「コントのこと以外は考えていない1年になりましたね」と笑顔で答えます。一方の小田は、昨年の準々決勝敗退が悔しかったと振り返りました。

「敗退の理由が植田の“お尻”なんです。コント中に肌着になるシーンがありまして、(事前に)『肌着を用意しておいてね』とお願いしていたんですけど、実際に配信を観たらかなり“出て”いました」

植田自身もVTRを見たそうで、「KOCさんがお尻の線を消してくれていたんですけど、モザイクが丁寧すぎて逆に全裸に見えました!」と叫び、笑いを起こしました。

出典: FANY マガジン
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【蛙亭(イワクラ、中野周平)】
今年3回目の決勝を狙うのは蛙亭。イワクラがこう熱弁します。

「去年は準決勝で敗退してしまったのですが、正直、去年のネタがめちゃくちゃよかった。で、いろんな方から『面白かったな』と言っていただきまして……。やっぱり芸人が『面白い』というネタがいちばん面白いんで、その時点で勝ちだなって感じですね」

と、ここですかさず中野が「ちょっとトガりすぎてるわ」とツッコミを入れ、爆笑を巻き起こします。

そんな2人ですが、昨年の準々決勝前、中野への不満がたまったイワクラが「解散」を告げたことがあったのだとか。「準々決勝を控えていますが、もうあなたのことは一切、面白いとは思いません」と言い放ったと明かすと、会場は笑いで包まれます。

出典: FANY マガジン
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しかし、予選でやりたいネタができたことや、準決勝の手ごたえもあって、すぐに心変わりしたとのこと。

「自分のなかで『これはいけるぞ』と。こいつ(中野)のこともまた面白いと思ったので、ここからは絶対解散することはありません。いま、本当に無双状態なんで。『こいつマジ面白いっすわ』という気持ちですし、『蛙亭を見てくださいよ!』って気持ちです」

そう語るイワクラに、周囲から「どういう芸人?」とツッコミが入りました。

ロコディ・堂前「全力で去年と同じネタをやる!」

【ロングコートダディ(堂前透、兎)】
昨年、ラブレターズとわずか1点差で準優勝だったロングコートダディ。堂前が「僕らが優勝でもよかったんじゃないかな」とつぶやくと、ラブレターズ・溜口が「もういいだろ! (優勝は)決まってるから!」とツッコミを入れます。

そんな堂前が「今年はもう切り替えて。ただ、去年のネタもすごく好きなコントなんで、今年も全力で同じネタをやります」と宣言すると、兎も「1点差で負けたラブレターズさんがいなくなったんで」と一言。笑いを誘いました。

出典: FANY マガジン
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最後に意気込みを問われた堂前は、「開催する必要がないくらい、(自分たちが)優勝なんじゃないかなと思います」と自信たっぷり。全員に「(優勝は)俺らでいいよな?」と声をかけると、周囲の芸人たちから「『おーっ!』って、言うわけないだろ!」と冷静な反応が返ってきました。

【レインボー(ジャンボたかお、池田直人)】
YouTubeで毎日コントを投稿しているレインボー。今年は初の決勝を狙います。

冒頭、司会者が「池田さんはコスメの資格を取られて『港区男子』として話題に。活躍の幅を広げていて……」と紹介すると、ジャンボから「ちょっと待ってくださいよ。オレらだけ(紹介の)毛色違うでしょ!」と物言いが。

「オレらも死ぬほどネタと向きあってやってんすから! KOCのスタッフはオレらのこと、馬鹿にしてんだろ! ふざけんなよ! オレらめちゃくちゃネタ頑張ってっから!」と怒りを爆発させる姿に会場は爆笑です。

出典: FANY マガジン
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その後も、さまざまな不満を連発するジャンボに、池田は「すみません! ジャンボ、ヘンなかかり方してます!」と謝罪。「今年、初めて単独ライブを4都市でやらせてもらうことになっていて、コントも頑張っているんで」と力を込めると、ジャンボも再び「めちゃくちゃ頑張ってんのに……ナメんなよ!」とヒートアップしていました。

や団「ラブレターズのおかげで希望が見えた」

【や団(ロングサイズ伊藤、本間キッド、中嶋享)】
3年連続ファイナリストのや団。前回、ラブレターズが「決勝常連組は優勝しづらい」というジンクスを打ち破って優勝したことから、本間が「ラブレターズが5回目の決勝で優勝したということで、希望が見えたし、感謝しています」と語ります。

「や団は大会第1回から出場している」という話題になると、「過去に1回だけエントリーフィーを払っていない気がする」と中嶋が告白。周囲から「失格」「いまから謝罪会見ですよ!」とガヤが飛びました。

出典: FANY マガジン
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「なんでいま言うんだよ! 払わなくちゃいけなくなるじゃねーか」と怒った伊藤に対しては、周囲から「髪型が終わってる」とのガヤが。堂前が「天才棋士じゃないと許されない髪型ですよ」とツッコむと、笑いが巻き起こりました。


はたして決勝のステージに立つのは誰なのでしょうか? 決勝戦の模様はこの秋TBSで生放送! 乞うご期待!
なお、この記者会見の模様は、キングオブコント公式YouTubeでも配信中。彼らが熱く意気込みを語る姿をぜひチェックしてください。

『キングオブコント2025』応募資格および参加規程

エントリー期間:5月20日(火)~6月30日(月)
・プロ・アマ、所属会社の有無は問わず
・芸歴の制限なし
・2人以上のユニットに限る
・即席ユニットでの出場も可能 
・ネタの披露時間は1回戦は2分、2回戦は3分、準々決勝、準決勝、決勝は5分
・準決勝と決勝では原則同じ2ネタを披露し、決勝戦は予選を勝ち抜いた10組(予定)が進出
・過去の準決勝進出者は1回戦が免除され、2回戦からの出場
・過去の決勝進出者は2回戦まで免除され、準々決勝からの出場
(※即席ユニットでの出場者は、これまでの既存コンビの出場結果は反映されず、1回戦からの出場となる。なお、前大会と同様の即席ユニットのメンバーでの出場結果は、上記のシード権が適用される)

エントリー概要や大会詳細は『キングオブコント2025』大会公式サイトをご確認ください。
1回戦は7月6日(日)より札幌でスタートします。

公式ホームページはこちら
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公式YouTubeはこちら

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