4月の開幕以来、日を追うごとに盛り上がりを見せている大阪・関西万博。6月15日(日)には、国連パビリオンと吉本興業が「すべての参加者が笑顔でひとつになる日」を目指す『Walk the Talk for SDGs in EXPO2025 UN&YOSHIMOTO』を開催。会場各所で様々なイベントが行われ、大いに盛り上がりました。メイン会場となるEXPOホール「シャインハット」ではクロージングステージを開催。グローバルボーイズグループ・JO1のパフォーマンスなどで、イベントを華やかに締めくくりました。
JO1のステージに観客は熱狂!

クロージングステージのMCはオープニングと同じく、東野幸治と亀井京子が務めます。東野は会場に「楽しんでいますか?」と呼びかけ。そして、東野はオープニングで話したゴミについての目標をポストしたところ1万4,000件ほど見てもらったものの、コメントはゼロだったと笑わせます。亀井はオープニングステージで伝えた「#mygoal0615」をつけての投稿について会場へ「投稿していただけたでしょうか?」と問いかけると、会場からは拍手が起こりました。
ここからJO1のパフォーマンスがスタート。1曲目の「BE CLASSIC」が始まると、会場からは大きな歓声が起こります。2曲目の「Love seeker」を歌い終えると「気持ちいいです!」と笑顔を見せていました。
国連からも熱いメッセージが!
続いて国連副事務総長のアミーナ・J・モハメッド氏からのVTRが流されます。モハメッド氏は、SDGsは健やかな地球と共にに生きるためのビジョンであり道しるべと話すと、このイベントで少しでも学びや発見があったらうれしく思う、今日のイベントを終えるにあたって、17の目標のうち一番響くものは何かを考えてほしい、と訴えました。
次にステージには根本かおる国連広報センター 所長が登壇。根本氏は「感謝、感謝、感謝です、手応えバッチリです」と笑顔を見せると、東野に「国連の皆さんが参加しているイベントに吉本興業、大丈夫ですか?」と聞かれると、お笑い大好き人間ですと根本氏。
そしてモハメッド氏が国連ナンバー2で、SDGsの推進役であることを明かし、2017年から吉本興業とタッグを組み、SDGsを自分ごとにしてアクションにつなげてもらうということを行ってきた、ひとつの集大成としてこの場があると思うと話します。
お笑い、エンターテインメント、学びがすべてフュージョンになっていた、世界で多くの戦争が起こっている中で、多くの国々が参加して開かれている万博は平和をつくる場になっていることを実感していると話し、SDGsのターゲットのうち順調に進んでいるのは17%しかない、目標達成に向けて今日を出発点に友達や家族を巻き込んでSDGsのために邁進してもらえればと力を込めました。
続いて、東野から目標を問われると「もっともっと笑顔をつないで、もっと世界を平和に、ハッピーにしたい」と話すと、身近な目標として「地産地消」を挙げました。
会場で奮闘した人気芸人たちも集結
続いて、ゆりやんレトリィバァ、3時のヒロイン(ゆめっち、福田麻貴、かなで)、天才ピアニスト(竹内知咲、ますみ)、バッテリィズ(エース、寺家)も登場します。寺家は「スリランカの遊びが楽しかったです」と話すと、その内容について「ストローに毛糸を通す」と明かし、笑わせます。
竹内は相方のますみがオダウエダ・植田紫帆と楽屋の冷房をできるだけ下げていたので、すぐに止めたと暴露。ゆりやんは国連大使風のしゃべりで笑わせます。

続いて、それぞれが目標を発表。バッテリィズはエースが「一人のこらずしあわせにします」と書きますが、寺家から「残らず」と「幸せ」を漢字で書けていないとツッコミが。
天才ピアニストは、賞レースをいろいろ取らせてもらってると話したあと、目標は「(さっき話していた国連の)根本さんのポジション」とぶち上げます。3時のヒロインの目標はかなでが書いた「食べ尽くす」、ゆりやんは意味不明の数式を書きますが、スベリ気味。再び竹内から、ゆりやんは楽屋でマイケル・ジャクソンのスリラーを大音量で流し、全員でゾンビになって最終的に竹内を噛まないというボケをしていたとバラされます。
JO1もノリノリで芸人とコラボ!

ここで再びJO1がステージに。ゆりやんにはデビュー当時に会ったことがあるらしく、そのときにゆりやんから「豚になってください」とムチャブリされたことを明かします。ゆりやんはメンバーからサングラスをプレゼントされますが、それを使ってもボケ続け、笑わせました。
続いて「#mygoal0615」をつけての投稿がどれくらいあったのかを発表。亀井からはトレンド入りし、3位にランクインしたことが明かされます。
ここで東野がオープニングと目標が変わってるかも、とJO1にムチャブリ。メンバーから「JO1でコメディの番組が欲しい」と声が上がると、エースは「僕らよりおもしろくなりそう」、福田は以前コント番組で共演していたことを明かし、天才ピアニストはお気に入りの刺股で取り押さえるネタでコラボしたいとリクエスト。「JO1で東野さんの番組に」との意見も出ますが、東野は「全員の名前を覚える自信がない」とまさかのお断り。会場は笑いに包まれます。
フィナーレのあとはプロジェクションマッピングも!

いよいよイベントを締めくくる大フィナーレへ。改めて根本氏、そしてミャクミャクもステージに上がると、JO1が「WOW WAR TONIGHT」を熱唱。会場の壁には、たくさんの人たちが投稿したそれぞれの目標が映し出されました。芸人たちが口々に感想を伝える中、ゆりやんは「万博最高!」、改めてJO1は「みんなといっしょに踊れて、歌えて、本当に最高でした!」と叫ぶと、会場から歓声と拍手が起こりました。
最後に会場となったEXPOホール「シャインハット」の外壁で、今回のイベントのプロジェクションマッピングがJO1の曲にのせて行われることを告知し、クロージングステージは終了。会場の外にはプロジェクションマッピングを見ようと、多くの人たちが詰めかけます。「シャインハット」の壁面にはまず投稿されたたくさんの目標が、そしてJO1のメンバー1人ずつの顔写真とメッセージが続けて映し出されると、ラストはJO1の直筆のメッセージとコメントが流されました。
