衛星放送の普及推進などに取り組む一般社団法人「放送サービス高度化推進協会(A-PAB)」が7月10日(木)に都内で開催した記者会見で、BSよしもとが大阪・関西万博会場から毎日放送している中継企画について発表、報告がありました。会見ではさらに、NHKとBS民放5社(BS日テレ・BS朝日・BS-TBS・BSテレ東・BSフジ)による「BS4K8K衛星放送 4Kボタンをプッシュ!で見ようよ!」キャンペーンが発表されたほか、各放送局がさまざまな取り組みについて紹介しました。

“全パビリオン制覇”を目指す!!
BSよしもとは2022年3月の開局以来、「地方創生」にこだわった番組作りを続けています。この日は、BSよしもと株式会社の金田耕司専務が出席して「万博中継」の取り組みを紹介。BSよしもとでは、平日午後の帯番組『発信Live ジモトノチカラ!』(月〜木・13:00〜16:00)で、日替わりで楽しく万博の見どころを伝えています。
この企画が実現したのは、現場担当者の「万博の魅力を1人でも多くの方に伝えるために、毎日やりたい」という声が決め手になったとのこと。金田専務は、「吉本芸人が世界中の人々の交流の橋渡し役になれたら嬉しい」という現場プロデューサーの声も紹介し、現場の熱量が伝わるプレゼンテーションになりました。

番組では、大阪・関西万博が開幕した4月13日(日)から6月30日(月)までに、海外・国内・シグネチャーなど41カ所の施設を紹介。今後も“全パビリオンの紹介=完全制覇”を目指していきます。
さらに金田専務は、万博中継で流されている「ワラケンギャグ体操」を紹介。この体操は、吉本パビリオンのテーマである「笑いと健康」プロジェクトの一環として制作されたもので、「実際にやってみると、なかなかキツいです。私はヨネダ2000の“餅つき”の動きで腰が痛くなりました」とユーモラスに語ると、「よければ放送をご覧いただいて、皆さんもお試しください」と呼びかけました。

この日の会見には、NHK連続テレビ小説『あんぱん』に出演中の女優・河合優実がスペシャルゲストとして登壇。「BS4K8K衛星放送 4Kボタンをプッシュ!で見ようよ!」キャンペーンのナビゲーターとして、高精細映像の4K放送について、「見始めた瞬間から違いがわかるほど、圧倒的な映像美。背景の風景も含めて、映像表現の幅が広がっていると感じました」とアピールしました。
