ザ・ぼんち“芸道55周年”記念単独ライブを大阪・東京・台湾で開催! 2人が語った覚悟「僕たちがチャレンジしないといけない」

『THE SECOND~漫才トーナメント2025~』(フジテレビ系)で注目されたザ・ぼんち(ぼんちおさむ・里見まさと)による公演『ザ・ぼんち芸道55周年記念単独ライブ~漫才はとまらないッ~』が、10月26日(日)に大阪・なんばグランド花月で開催されます。8月19日(火)には2人そろって会見を行い、東京と台湾でも公演を行うことを発表。いまだ衰えずに漫才の道を究めようとチャレンジするザ・ぼんちが、記念ライブに向けた意気込みを語りました。

出典: FANY マガジン
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おさむがメッセンジャー・黒田との漫才に挑戦!

『THE SECOND~漫才トーナメント2025~』で芸歴最年長ながらグランプリファイナルに進出したことで、大きな話題を呼んだザ・ぼんち。この日の会見のMCは、そんな2人を慕うNON STYLE(石田明、井上裕介)が務めました。

10月26日(日)開催の大阪公演には、メッセンジャー・黒田有、モンスターエンジン(西森洋一、大林健二)、金属バット(小林圭輔、友保隼平)、吉田たち(こうへい、ゆうへい)らがゲスト出演することが発表されました。

この顔ぶれについて、おさむは「仲いい友だち。向こうは友だちと思ってないけどね(笑)」とコメント。まさとは「中堅の3組に関しては同じ『THE SECOND』でファイナルまで行った実力者ですね」と語ります。

出典: FANY マガジン
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ノンスタ・井上が「金属バットとは出囃子の交換をしよう、みたいな話もありましたね」と水を向けると、まさとは「それどころか家を交換しようと言われている」と語って笑わせます。

また、おさむとメッセンジャー・黒田が漫才を披露するというサプライズも進行中とのことで、おさむは「今回、ご指導ご鞭撻してもらうんですよ」とうれしそう。ノンスタ・井上が「でも、まさと師匠のツッコミとは違って、黒田さんのツッコミは毒々しいから」と指摘すると、おさむは「シュンとなるかもしれん。心にグサーっとくるかも」と肩をすくめました。

出典: FANY マガジン
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東京公演には笑福亭鶴瓶がゲスト出演!

新たに発表された12月14日(日)の東京公演では、笑福亭鶴瓶、NON STYLE、ミキ(昴生、亜生)らをゲストに迎えます。ザ・ぼんちの2人は鶴瓶と古くから交流があり、今年6月に行われた鶴瓶主宰のイベント「無学の会」にゲスト出演したばかり。

若かりしころのエピソードも山ほどあって、まさとは「『無学の会』でもそうでしたけど、フリートークで全然時間が足りんかった」と振り返ります。ゲスト出演するノンスタ・井上が「鶴瓶師匠をルミネで見られるなんてないので、すごく楽しみ」と言うと、石田も「鶴瓶師匠とのトークで時間が足りなくなったら、僕ら出なくていいです」と語りました。

出典: FANY マガジン
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そして、来年1月末~2月初旬ごろには台湾で公演することが発表! 発案者はまさとで、「とことん行くところまで行こう」という決意で台湾公演を提案したそうです。

「個人的に台湾領事館の館長さんとも仲がいい。向こうもがんばって、吉本もがんばって、『やろう』ということになりましたので、きっと成功させてきます」

そう気合を入れるまさとが、“言葉の壁”についても「フルは無理でも、漫才は多少あちらの言葉でがんばって」と意気込むと、おさむも「台湾では名前が変わるんですよ~! (“おさむちゃんで~す”が)“ちゃんですおさむ”になるんです!」と力説。石田が思わず、「あの方、何を言ってるんですか……?」とツッコミを入れていました。

出典: FANY マガジン
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まさと「“覚悟”だけは常にしている」

『THE SECOND』が終わってから大きな影響があったと語る2人。

まさとが「ファイナルで漫才をやらせてもらったあと、先輩、友だちからの連絡が来て、お客さんからの反響を見ても、ほんまにすごい6分間だったと思う」と言うと、おさむも「僕と同年代の70代の人から『元気もろた』と言われてね。みな、だいたい定年退職して仕事もしてないから『俺もなんかせなあかんな』ということはよう言われます」と語りました。

いまもバリバリの現役として続けられている秘訣について、まさとがこう明かします。

「若いころとはだいぶと違いますけども、50歳のときに再結成してえらいときもありました。ただ、僕らが漫才の姿勢で思っていることは『笑ってもらうにこしたことはないけれども、絶対に品がなかったらあかん』。つねづねそこだけは注意してやってます。あとは昭和の漫才であろうが何であろうが、自分たちのやり方でどないかなるかなと思ってます」

出典: FANY マガジン
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一方、おさむは「僕らの時代の漫才は下手やったと思います。いまの人のレベルが高すぎるわ。ふつうに芸歴10年くらいの子でもバッとやってるからレベルの高さにびっくりする」と今と昔の違いを語ると、「だからここで収まっている場合やない、と。反対に僕たちがチャレンジしないといけない。チャレンジすることによって若さが戻ってくるんです」と目を輝かせました。

そして、今後の“決意”をそれぞれこう語りました。

「僕は神棚に『家内安全、無病息災、80歳、90歳になっても楽しく漫才ができますように』とお願いしてるんです。体がどうなるかわかりませんが、いつまでも元気で舞台に立ちたいという気持ちがあります」(おさむ)

「“覚悟”だけは、2人で数年前からしております。それはどんな覚悟かというと、舞台に出てこのおじいちゃん2人ちょっとキツイなぁという絵面であったり、笑いがとれなくなったり、セリフが出てこなくなったり。そういうときは、その前に漫才はあっさりどっかで線を引こう、といつも思ってます」(まさと)

出典: FANY マガジン
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公演概要

「ザ・ぼんち芸道55周年記念単独ライブ~漫才はとまらないッ~」

■大阪公演
日時:10月26日(日)開場18:45/開演19:15
料金:前売・当日5500円
出演:ザ・ぼんち
ゲスト:メッセンジャー黒田、モンスターエンジン、金属バット、吉田たち ほか
会場:なんばグランド花月
※チケット発売中

■東京公演
日時:12月14(日)開場18:45/開演19:15
料金:前売・当日5500円
出演:ザ・ぼんち
ゲスト:笑福亭鶴瓶、NON STYLE、ミキ ほか
会場:ルミネtheよしもと
<チケット>
先行期間:8月19日(火)12:00 ~ 8月21日(木)11:00
当落発表:8月22日(金)11:00
一般発売:8月23日(土)10:00

■台湾公演
日時:2026年1月末〜2月初旬ごろ 予定

FANYチケット:https://ticket.fany.lol/search/event?keywords=%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%81%BC%E3%82%93%E3%81%A1%E3%80%80%E8%8A%B8%E9%81%9355%E5%91%A8%E5%B9%B4%E8%A8%98%E5%BF%B5%E5%8D%98%E7%8B%AC%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96&search_type=search_string

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