「いまのネタのスタイルをどう見つけたのか」生徒の質問にたくろうの答えは!? M-1王者がNSCで凱旋授業

『M-1グランプリ2025』で王者となった、たくろう(赤木裕、きむらバンド)の2人が1月8日(木)、NSC(吉本総合芸能学院)大阪校に凱旋し、よしもとアカデミーの現役生向けに特別授業を行いました。2人は、自分たちのNSC時代を振り返って現役生たちにアドバイスしたり、生徒からの質問に回答したりして、芸人や芸能界で活躍することを目指す若者たちに熱いメッセージを送りました!

出典: FANY マガジン
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赤木「ひとりしゃべりの授業は毎回最下位の4点だった」

2016年結成のたくろうは、NSC大阪36期生のきむらと37期生の赤木による先輩後輩コンビです。

この日、会場となった教室には、きむらと赤木の後輩であるNSC48期生が詰めかけたほか、オンライン視聴のよしもとアカデミーの生徒たちを合わせて約200人が参加しました。

MCを務めたピン芸人の真輝志がプロレスのリングアナばりにたくろうを呼び込むと、きむらが「やり過ぎ、やり過ぎ!」とツッコみながら2人で登場。教室は大きな拍手に包まれます。

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まずは優勝後の仕事について、余裕のあるスケジュールを組んでもらっているにもかかわらず、赤木が“最速の体調不良”になったとひとボケ。マネージャーと共有しているカレンダーがどんどん仕事で埋まっているそうで、ビッグな芸能人、番組名が書き込まれて「夢みたいだ」と語ります。

きむらは、自身のNSC時代について「愛媛から出てきた田舎者だったので、全力でやってました」と振り返ります。そのうえで「失敗を何回もしてるけど、取り返せる」と力説。

一方、赤木は上のクラスを目指してめちゃくちゃがんばったと言いながら、「ひとりしゃべりの授業では毎回いちばん下の4点を取り続けて、卒業までそうだった」と告白。そして生徒たちに「向き不向きがあるので、あまり気にしないように。くじけずにやってほしい」と呼びかけました。

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「舞台に立つうえで心がけていることは?」というMCからの質問に、きむらが「あまり無理したくないと思ってる。張り切りすぎるのもよくないし、自然体に近く臨めたら」と答える一方、赤木が「なるべく明るく」と話すと、きむらと真輝志から「どこが!」「その意識あったん?」とツッコミが!?

芸人を支える作家やマネージャーについては、「しっかり自分の目線を持ってる人がいい。意見は全然言っちゃっていい」というきむらに、赤木も「案をくれるのが、いちばんありがたい。ゼロイチがいちばん大変なんで。いっぱい(芸人に)しゃべりかけてほしい」とアドバイスしました。

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きむら「楽しみながら全力でいっぱい経験して」

生徒からの質問コーナーでは、M-1の予選についての質問が。きむらが「タイムオーバーしないこと(を意識した)」というと、赤木も「時間が短いから無駄な部分を省いて、バランスを見つつ強いところを残す」と実践的なアドバイスを。また、2回戦からはネタ時間が3分になることにも触れ、「(ネタの)アタマも大切」「思い切りやってもいいと思う」と伝えました。

赤木の印象が、結成当時の8年前と比較して柔らかくなったのは「意図したものか」という質問も。これに赤木は「ウーバーイーツが流行りまして(太った)」と答えて笑わせます。48キロから65キロになったそうで、太らないほうがいいと言われていたものの、太ったらそっちがいいという人も多い、とのこと。「人のアドバイスは他人事。最終、自分で考えて」と語りました。

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「いまのネタのスタイルをどう見つけたのか」という質問にも、2人は真摯に答えます。初期は赤木がガッツリボケる漫才でしたが、赤木によると「オレ、そんなにアホじゃないけどなと思い始めた」そうで、なるべく自分が言いそうな、無理のない方向になっていったと明かしました。

きむらは「ネタの中で、自分がどんどんヤバいやつになっていってる」と笑わせながら、「赤木がネタを書いてくれるので、それを信じて腹をくくってる」と断言。それを受けて、赤木は「ありがたい」と感謝しました。

そこからもネタ作りで大切にしていることなど、NSC生ならではの質問に答えていく2人。「大爆笑を生むために必要なものは?」という質問に「あたたかいお客さんが必要」と答え、しっかりNSC生たちの爆笑をゲットしました。

最後にきむらは「とにかく楽しみながら全力でいっぱい経験してもらいたい。せっかく芸人になったのだからなんでも楽しんでもらいたい」とアドバイス。赤木は「NSC時代だからこそ作れるエピソードもいっぱいある。講師の方に、たてついてみたりしてもいい」と呼びかけました。

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赤木「この1年だけは働けるだけ働く」

特別授業終了後、2人が囲み取材に応じました。きむらは「まさか自分がNSCで授業をすることになる未来が待ってると思ってなかった。少しでもNSCの子たちのアドバイスになってればいいな」と、この日の授業を振り返ります。赤木は「むっちゃ緊張しました」と言いながら、「とにかく真面目に答えようと思った」とのこと。

M-1王者になってからトークの仕事が増えているそうで、きむらは「いまはM-1の話でいけるものの、次からが本番」と気を引き締めます。赤木も「とにかく言葉を出し続ける。そして何かが起こるのを待つという戦い方」と自分なりの戦術を明かしました。

そして2026年の目標について、きむらは憧れ続けている「木村拓哉さんに会う」と語り、赤木は「チャンピオンとして、この1年だけは無理しても、とにかく働けるだけ働く」と気合十分の様子でした。

出典: FANY マガジン
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よしもとアカデミーは、国内最大規模のお笑い養成所であるNSCのほか、エンタメスタッフを育成するYCA(よしもとクリエイティブアカデミー)、歌手やタレントを目指すYPA(よしもとパフォーミングアカデミー)、デジタルに特化したスクールのYDA(よしもとデジタルエンタテインメントアカデミー)、そしてこの4つのカリキュラムを学びながら高校卒業資格が取れる吉本興業高等学院という5つのスクールからなる総合教育機関です。2026年度からは、YDAとYCAが統合することが決定しています。

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