かまいたち(濱家隆一、山内健司)がMCを務め、“ガチでそのとき面白いと思うこと”“ガチでやってみたいこと”などさまざまな企画に挑戦する冠番組『かまいガチ』(テレビ朝日系)。この番組から派生した初のイベント『かまいガチLIVE 2021冬 ~生ガチ 一発本番~』が、12月27日(月)に都内で開催されました。地上波では放送できない禁断の企画や、ヒートアップした濱家と先輩芸人の暴露合戦など、終始、イベントならではの“大暴走”となりました。
まさかの的確なM-1寸評に…
イベントでは、その“危険さ”ゆえに第2弾ができなかった禁断の企画「この際だからガチで言わせろ」が一夜限りの復活。準レギュラーのライス・関町知弘、ザブングル加藤、クロスバー直撃・渡邊孝平、そして今年のM-1で優勝したばかりの錦鯉・長谷川雅紀が集まり、かまいたちや番組にガチで言いたいことを伝えました。
加藤らが意気揚々と「致命的なことを言わしてもらう」などと挑発するVTRが流れると、山内は「雅紀さんはM-1チャンピオンやし、こんなに忙しいなか、イベントで時間を割いてもらって申し訳ないですけど、ほかのヤツらは何の仕事もないんやから、感謝してほしい。ここでお礼をしてほしい!」とあおり返し。スタート早々、ステージは熱くなっていきます。
関町の不満は「かまいガチのせいで人生メチャクチャだ!」というもの。番組から準レギュラーだと認められた際、嬉しかったと明かす関町。それはマネージャーも同様だったようで、「マネージャーがテンション上がりすぎて、収録のある隔週月曜日、(スケジュールを)押さえてくれたのよ。押さえるのはいいけど、2050年まで押さえちゃってんの!」とぶっちゃけ。それにもかかわらず、最近は番組に呼ばれなくなったと不満を露わにします。
一方、「おまえらにMCはまだ早い!」と挑発したのは長谷川。自分が考案したゲームが番組で跳ねなかったと不満を言う長谷川に、山内が冷静に答えます。
「まずは、M-1優勝おめでとうございます。個人的な感想で言うと、昨年は雅紀さんのバカさをアピールしたパチンコのネタで面白かったんですけど、まだ雅紀さんのキャラがわかっていない状態で、ちょっとだけお客さんに伝わりにくいところがあった。今年はテレビに出て認知されたのはさておき、1本目で雅紀さんの年齢を入れた『おじさん+バカ要素“おじバカ”』をやったことで、ネタ中に雅紀さんのキャラもわかるし、バカさもわかる。去年、僕が“足りなかったかな”と感じたものが完璧になっていて……」
と、なぜかM-1での錦鯉の漫才についてのコメントをとうとうと話し始めると、『キングオブコント』でも審査員を務める山内の的確な寸評に、思わず「ありがとうございます!」と頭を下げてしまう長谷川。周囲から「言い返さないと!」と声が上がると、ハッと気づいて「ダマしたな!」と反応し、会場は大爆笑に包まれました。
クロスバー・渡邊vs.濱家の暴露合戦が勃発!
一方、かまいたちの1期先輩で、プライベートでも仲がいい渡邊は「濱家のせいで婚期を逃した」と告白。なんでも、濱家が原因で彼女と別れたのだとか。
「あれは10年前、当時、大好きやった彼女がいたんですね。夜にごはん食べに行ったら、たまたま濱家が後輩と来て合流することになったんですよ。そのときに『濱家がドSだ』って話になって……」
雲行きの怪しい話に濱家はたまらず、「ちょっと何を言おうとしているんですか。ただの暴露になるならやめてください!」と制止。それでも渡邊は止まらず、「ちなみにどれくらいドSかというと……」。濱家が「ナベ、ナベ! ナベ? ナベー!」と絶叫して止めようとするものの、渡邊は濱家の女性関係に関する“ド級の暴露”を続けて……。
その後、「はい、(レギュラーの)『ZIP!』終わり」と頭を抱えた濱家は、お返しとして「ほんなら、オレも言わせてもらうよ。ナベさんと芸人の先輩が女の子とコンパをしたんですけど……」と話し出すと、渡邊は「オレの負けです!」と即座に土下座するのでした。
その後のコーナーでも暴走する渡辺に、濱家は「怒るときに怒らず、甘やかした結果がこうなったんやと思います」とぶった切り。配信のチャット欄やSNSでは、「めちゃ笑いました! 楽しかったです!」「ナベさんナイスでした」「2時間あっという間でした」などのコメントが飛び交いました。
最後までこんな調子のイベントの様子は1月10日(月)23:59までオンラインで視聴できます(チケット販売は同日正午まで)。
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